ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/24 巨人 2-3 中日 → 3点目を防げたとしても、勝てていたかどうか・・・

対  中日  2勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:涌井 (2勝0敗0S) 
セーブ :赤星 (0勝2敗0S) 
敗戦投手:マルティネス (0勝0敗8S) 

・投手リレー
巨人:赤星、ケラー、泉 捕手:岸田
中日:涌井、齋藤、松山、マルティネス 捕手:木下、加藤匠

本塁打
巨人: 
中日:カリステ 1号(1回表2ラン) 

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典宮本和知 実況:村山喜彦
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240424_8003_1/)
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阿部監督のコメントを見ていると、悔しさとか苦々しさを押し殺して、必死に言葉を選んでいるような印象を受けたが、もったいない点の取られ方をしたし、もったいない得点チャンスも潰してしまった


ただ、杉内コーチも赤星を擁護していたように、ゾーン内勝負をチームとして命じているわけで、東京ドームのような場所だと、どうしても初回のような被弾は仕方ないところはある。
あとボール1個分だけ低ければ・・・もう少し内側だったら・・・って言いたくなるが、だからと言って目茶苦茶甘いボールでもなかったので、あれを切らさずにポールにぶち当てたカリステを褒めるべきだろう。


篠塚、宮本両氏も言っていたが、赤星の立ち上がりでは中日打線はストレートに狙いを絞っていた感じだったので、もう少し慎重に入ってもよさそうだったし、2回以降はそれを反省して変化球中心に投げつつ、中盤からはまたストレートで押すといった工夫は見られたので、試合の中で調整する力は身に着けていると思う。


僅差のゲームになることは予想されていたので、僅かなミスが命取りになるのはわかっていたのだが・・・


結果的には赤星のバントミスと岸田の送球が巨人にとっては痛かった。


ただ、これも擁護させていただくと、赤星のバントは中田のダッシュと送球が素晴らしすぎた。良い投手はバッティングセンスもイイという定説通り、赤星もバッティングセンスは決して悪くないのだが、出来れば3塁に転がしたかった。
(ま、相手はそうさせないように投げてくるわけだけど)


あそこまでダッシュされるのであれば、裏をかいてヒッティングという手もあると解説陣は言っていたが、それやって失敗した方がダメージはデカいので、あれはあれで正解。
プロ野球ニュースの Play of the Day に選ばれるくらい、中田の守備が素晴らしかったという事にしておきましょう。


むしろ、続く門脇にはボテボテでいいからフライではなく、ゴロを打って欲しかったしオコエには、あのインコース攻めを何とかしのいで欲しかった。
打ち取った涌井がさすがだったと言うしかないし、球速以上に伸びのあるストレートと投球フォーム、制球力に翻弄される形にはなったが、決して当てられないボールでは無かったし、2回の場面では皆が逆方向への意識で繋いで点を取ったわけで、実際、粘ったり、四球も奪うなど球数も規定よりは投げさせることが出来ていたし、それをもっと徹底出来ていれば、もうワンチャンスくらいは作れたのでは?と後悔が残る。


そして、岸田の3塁への送球だけど・・・


達川氏も「あれは投げなきゃキャッチャー辞めた方がいい」と言うように、狙いは本当に良かった。ただ、本人も反省するように、もう少し内側に投げなければいけなかったのと、坂本自身もそれをさせるようなポジショニングをしなければいけなかったかも。
まぁ、失敗はつきものだし、同じことをやらなければいいだけなので、貴重な経験をしたと思ってくれればいいが、結果的にはコレが決勝点になってしまったため、今夜は眠れないかもしれないな。

(とはいえ、同点のままイニングを重ねても、互いのブルペンを見れば、勝てたかどうかは怪しい)


前日の山崎では7回のピンチで高梨にスイッチしたけど、今回はピッチャーは代えなかった。山崎の場合は、ボールが先行して異変を感じた阿部監督のキャッチャーならではの勘みたいなものだったかもしれないし、この回の赤星にはそういう異変は感じなかったのかもしれない。
(まだ勝ち星のない赤星に勝てるチャンスを与えたかったってのもあるだろう)


大島代打の時点で、高梨という選択肢は当然あったと思うけど、準備具合もわからないし、連投させたくないってのもあったかもしれない。勝てば正解、負ければ不正解だったという結果が全ての世界なので、判定は不正解なのかもしれないが、これは次への糧になると信じている。


赤星も7回102球で失点は3(但し自責は2)、四死球0で先発の役割は充分に果たした。被安打8はちょっと多いけど、反省点は立ち上がりと7回木下への不用意な一球だけだったと思う。中田を牽制で刺した送球は、やはりセンスの良さを感じるし、次もチャンスを与えたくなるピッチングだった。


終盤にリードされ、1点差とはいえ、マルティネスの登板を作らせてしまった時点で、ほぼノーチャンスで、あとはマグレの一発に賭けるしかない9回だったから、最後の代打大城もちょっと強引に打ちに行ったが、これはもうそうするしかなかったのでしょうがない。


負けゲームの中でもあえてポジティブ要素を上げるなら、萩尾3ベースで岡本が必死に走ってホームへ帰ったこと
まだ打席数は少ないとはいえ、岸田のバッティングの状態が良い事バルドナード、大勢の登板が無かったこと・・・くらいかな?
(ケラー、泉も何とか無失点で凌いだし)


明日は菅野と柳かぁ~


これまた投手戦になりそう。どっちが先に音を上げるかの我慢比べみたいな戦いになりそうだけど、東京ドームだけに、そろそろ主砲の一発でチームに元気を与えて欲しいところです。


明日は菅野だから、キャッチャーは小林か・・・そろそろ大城にも先発の機会を与えないと、実戦感が鈍りそう。阿部監督の想定する、ベンチから勉強する期間はどれくらいなのだろうか?

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/23 巨人 2-0 中日 → 梨さん(高梨)カッコよすぎ!無失点リレーで連敗阻止

対  中日  2勝2敗0分 ひたちなか市民球場

勝利投手:山﨑伊 (2勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝1敗5S) 
敗戦投手:小笠原 (1勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊、高梨、バルドナード、大勢 捕手:岸田
中日:小笠原、橋本 捕手:木下、加藤匠

本塁打
巨人: 
中日:

日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:田辺研一郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240423_14007_1/)
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両チームとも4安打ずつだったので、貧打戦という言い方も出来るかもしれないが、このゲームは明らかに


投手戦


ゲームを通じて与えた四死球は両チーム合わせて僅かに2個、途中から雨が降ってきてどうなるか心配なところもあったけど、初めてプレーする選手が多い地方球場で、守りも締まったテンポの良いゲーム展開だったと思う。


先発の山崎はとにかくストライク先行で一回りはノーヒット。4、5回と先頭バッターを出してしまったが、危なげなく凌いだ。
鬼門の7回は中田に対して慎重になりすぎてか、四球を出しピンチを招くことになったが、阿部監督はスリーボールになることが無い山崎の異変を見抜いて、すかさず高梨をマウンドに送った


割とポーカーフェイスで相手に心理を悟られないように投げるイメージのある高梨だけど、今季は投げる時の声も、抑えた時の雄たけびも表情が豊か。
三振を奪った3アウト目の打者が元巨人の山本ってところがファンとしては複雑なところはあるが、大きなピンチを救って満足げにベンチに戻る姿はとても頼もしかった

 

ピンチを凌いだ高梨を迎える二人の光景は良かった!



7回さえ凌げば、あとはバルドナードと大勢がいるので、完全に巨人の流れ。
特にバルドナードは絶好調時のマシソンを思わせるほどの安定感で、見ていて気持ちイイ(去年で言うとモイネロくらいの安定感?)。


大勢も細川にヒットは許すが、2点差という事もあって落ち着いていたと思うし、サヨナラ負けを喫した敗戦を払拭する内容だったと思う。


さすがに首位の阪神も持ち前の投手陣が復調し、チーム防御率を1点台に乗せてきたが、巨人はそれを上回る 1.81。堀田や井上などお試し枠の投手を除けば、先発ローテとして担っている投手たちが早期降板という事をせず、しっかりと責任回数を全うしていることが、この結果に繋がっている思うが、中川が離脱していることを忘れてしまうほど、今はブルペンが充実している
宮本元コーチのコメントにもあるが、終盤でのインニング途中という事で言えば、右の船迫、左の高梨がいて、イニングの最初からということでは、西舘、バルドナード、大勢がしっかりと勝ちパとして君臨している。
(なんか、名称考えなきゃね)


巨人が強い時は、っていうか、強いチームは例外なくだけど、後ろがしっかりしていることが共通項なので、今のこの状態をどこまで維持できるか?ってのが、これから先、巨人が上位をキープするための必要条件になってくる。


ビハインド時においても、ゲームを壊してしまうような投手は今のところ見当たらないし、ファームでは京本をはじめ、上で試したい投手も控えている。
去年のことを考えたら、雲泥の差だなというのは感じるし、あとは打線の活発化を待つのみということで、しばらくは勝つにしろ負けるにしろ、大味なゲームは無さそうな気がするので、緊張感のある日々が続きそうだ。


攻撃面では初回のオコエの走塁が光りました


レフト前に打って、ファーストを駆け抜けるのではなく、ベースを蹴ってからセカンドに向かってさらに加速してゆく走塁は、去年までの巨人には無かった光景ですし、仮に失敗に終わったとしても相手へのプレッシャーをかけるという点で効果的。
スタメンを見ても足が使える選手は多いので、こういう走塁への意識はもっともっと高めて欲しい。


そういう点では、4回の岡本も萩尾のヒットでホームまでは全力疾走。今季は走塁でも手を抜かず一生懸命なところは監督も褒めてましたし、チーム全体に浸透しているのを感じる。


一発長打が少ない今の打線だからこそ、こういう形での点の取り方が、ナインに浸透してくればベンチの一体感も増しますし、試合での集中力も増してくる。
暖かくなり、投手が疲れてきて、打者の身体が動くようになれば、いずれ大味な展開のゲームも増えてくるでしょうし、シーズン序盤でシビれるようなゲーム展開を若い選手たちが経験しているのは良いことだと思っていますから、今の僅差のゲームをギリギリで凌いでゆくとか、僅かなチャンスで1点をもぎ取るということを味わえていることは、シーズン終盤の緊迫した場面で生きてくると思います。


あと、見逃してはいけないのは、門脇の守備


慣れない球場で、バウンドが変わった打球を難なくさばいてアウトにするところは、目立たないけどピンチを助けるという点で非常に大きなプレーでした。あれをグラブには当てても落として、セーフにしていたら状況は全く違ったものになっていたかもしれないという点でも、称賛に値するプレーだったと思います。


とにかく、9連戦の初戦で、いやな連敗の空気を払拭し、ブルペンを無駄に消費することもなくスタートできたのは本当に良かった。
山崎にも勝ち星がついて、良い形で赤星にバトンを渡せる。


今季の涌井は要注意投手だけれど、赤星が粘りの投球を見せてくれるなら、このゲームでは西舘を使わなかったこともあるし、継投勝負に持ち込んで、負けない戦い方は出来るかと思う。


ようやくホームに戻ったので、サカオカマルの長打に期待したくはなるけれど、そう簡単にはゆかないだろうから、やはり基本通り、コツコツと点を重ねて行く形で、まずはカード勝ち越しを決めて欲しい。

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/21 巨人 0-0 広島 → だから、その前に1点とっておけば・・・

対  広島  3勝1敗2分 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:

・投手リレー
巨人:高橋礼 捕手:小林
広島:大瀬良 捕手:會澤

本塁打
巨人: 
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二黒田博樹 実況:小野宏樹
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(https://www.giants.jp/game/20240421_31021_1/)
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8番に吉川を起用している理由は
去年の阪神、木浪が機能したからってのもあるだろうけど、


・8番が小林だと、8、9番が自動アウトになってしまい、相手をただ助けるだけになる。
・本来、1番を担って欲しい吉川が8番に入ることで、主軸が作ったチャンスを帰す人になったり
・自分が出塁した場合、投手に送らせて上位に繋げる
・仮に2アウトランナーなしでも、吉川が出れば投手で終わり、次のイニングを1番から始められる


等々が考えられるが、その考えは間違ってない、残念なのはその吉川の打率が.214と期待値に届いていないところ。


純粋に点を取る能力がチームに欠けていることもあるが、大量リードに繋がるかどうかは、吉川にかかっていると言っても過言では無くて、このゲームでは、2回、4回とランナーを帰す役割を託されながら、それに応えることが出来なかった。


もちろん、点を取る役割は坂本、岡本の両キャプテンが担ってしかるべきなんだが、彼らがチャンスメーカーとして出た時には、吉川の役割はデカい


ってことで、前振りが長くなったけど、それを踏まえると先のチャンスでの吉川への期待は大きかっただけに残念・・・本人も強引に行かず、逆方向を意識していたように見えたが、いずれもボールを上げてしまい、得点には至らなかった・・・・


このゲームでは1~5番までは変わらず、前日は大城だったので、このゲームでは佐々木を6番に起用。そこはハマったと思うが、あとが続かなかった。


先発の高橋礼は先週の同じ曜日に広島打線と対戦していたので、どのように対策されるか注目していたが、やはり2度目の対戦となると、しっかり研究してきていた。初対戦では球道を見ようとしていたように見えたが、このゲームでは各選手とも狙い球をそれぞれ絞っているようで、それを迷いなく振り込んでいるように感じた。


5イニングの中で、三者凡退はわずかに3回だけ、しかも3イニングはいずれも先頭バッターを出すなど、常にランナーを背負ってのピッチングとなってしまったが、前回3盗を許して失点した反省を生かし、ランナーが出たら足を警戒しながら、後続を断っていた。
小林との息もあっていて、上下左右、しかも奥行きも使いながら、しかも制球が破綻することもなく慣れないであろうマツダのマウンドでも投げ切れていたのは素晴らしかったし、あきらかに去年までソフトバンクで見ていた高橋礼とは違うんだというのを、改めて感じさせてくれた。
これから対戦を重ね、疲労も蓄積してゆけば、いずれ捕まる時もくるだろうけど、3戦目に持ってくることで打者が明らかに対応に時間がかかることは明白なので、少なくとも6連戦の最終日となるゲームでは、最低でも2回りまでは通用しそうな気がしてきた。


午後から天気が悪くなり、雨量によっては降雨コールドになる可能性は両チームとも考慮済みだったと思うので、とにかく1点でもいいから先に点を取るってことに注力していただけに、あと1イニング早かったら・・・とか、あと1イニング雨がもってくれていたら・・・なんてタラレバを言いたくなるが、この6連戦はツキが無かった場面も多かったので、これはこれで仕方ないかなと諦めるしかない。
(小林も打点1点損したね)


阿部監督はビジターでの3分けは勝ちに等しいと、ちょっと強がりっぽく言っていたが、まぁ半分は当たってる。
ヘビーローテな甲子園、マツダでの遠征で貯金を使い切らなかったのは、個人的には御の字だと思っているし、引き分けの多さはゲーム差が無くなった時の勝率に影響してくるから、大事なポイントではある。

(その分、ホームで負け越したら本末転倒だけど)
阪神が昇り調子で、中日が苦戦したこともあり、3.5ゲーム差の中に6チームがひしめく混戦状態となって、しばらくは日替わりで順位が変わりそうな日が続きそうで、それはそれで野球ファンとしては楽しい


火曜日こそ ひたちなか だけど、残り5戦は自宅から球場に行ける範囲内で戦える。


まだ3連敗は継続中ってことにはなるが、そろそろ連敗を止めて、また仕切り直しと行きたい。


追記:
満塁でのスクイズ一塁手が下がり気味だったことを受けてのサインだったようだが、小林がそれに応えられなかった・・・オコエにも失敗はあったし、バントの成功率は、この先もズツっと課題になりそうだ。
ただ、満塁でもバントの可能性があると思わせたことには、多少の意味はあったかな?


満塁って本当に打つ方も点に繋がりにくいので、本当は佐々木に内野ゴロでいいから、バットに当てて欲しかった。
理想は強かった時のカープのように、1、3塁を作ってタイムリーで、また1、3塁というループを繰り返すこと。長打で点が取れなくても、足を使える選手が増えた今の巨人なら、そういう戦い方が出来るはず。
(満塁と違って内野ゴロでも点が入る可能性は高くなるし・・・)
だからこそ、5回の場面では坂本のセンターフライで門脇は走れなかったかなぁ~っていうのがある。
(抜けたら一気にホームへ行く態勢だったので、ベースについてられなかったというのはあるかもしれないが)

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/20 巨人 2-6 広島 → 広島らしい戦い方にやられたが、こっちも少し上向きかけてる?

対  広島  3勝1敗1分 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

勝利投手:森下 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:井上 (0勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:井上、泉、堀田、ケラー、横川 捕手:大城
広島:森下、塹江、島内、森浦 捕手:會澤

本塁打
巨人: 
広島:宇草 1号(7回裏ソロ) 

JSPORTS 1 にて観戦 解説:達川光男仁志敏久 実況:深澤慶
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(https://www.giants.jp/game/20240420_31021_1/)
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土曜日は谷間で、若手のお試し枠みたいな感じになってるけど、先週は堀田から井上、このゲームは井上から泉を挟んでの堀田。
前日が延長だったこともあって、投手運用が互いに難しい中、打ち合いになりそうな予感はしてたんだけど・・・


初回の4点はやっぱり重かった


これが、1点とか2失点だったら、また攻め方も違ったかもしれないが、今の巨人に4点はさすがに厳しい
最終的には會澤にとどめを刺された感じになってしまった。

(そういえば、以前紹介した88世代の旅行番組で、自分が監督だったら?ってお題で、多くの選手がヘッドには會澤を指名したいって言ってたな)


堀田もそうだし、井上もだけど、持ち味はストレート。だから、波に乗らせるためにストレート中心の配球になるのは容易に想像がつくが、ちょっと推し過ぎた感はある。
2回以降、ストレートを見せ球にして変化球をうまく使って抑えたのを見ても、これが初回から出来ていたら・・・って後悔はあるし、井上自身もいきなり連打を食らって、自身の中でバタバタしたとコメントしている通り、あれよあれよという感じでやられた感は否めない。


ゲーム全体を通してみれば、巨人も12安打だったわけで、相手の好守備にやられたところを差し引いても、もう少し点を取れたかなぁ~

(丸の一打を野間に取られたのが痛かった)


あえてポジれば、今回も打順を入れ替えて、オコエを2番、坂本を3番に持ってきたが、そこは機能した感じ。中でも、坂本の猛打賞は会心の当たりが続いたわけでもないけど、本人の中でも少しホッとした部分はあるだろうし、これをきっかけにして、打席でも落ち着いてくれるようになったらイイ。
岡本にもタイムリーは生まれたし、僅かに噛み合わなかっただけで、こっちが大量リードしていてもおかしくなかったと思えば、まだ気は晴れる(汗)


屋外の悪天候は巨人の苦手とするところだし、まぁしゃーない。


来週の土曜はどうなるかなぁ~と既に次の方へ頭を巡らせるが、グリフィン、メンデスが戻ってこない限りは、堀田、井上、横川らに競わせる形は変わらないだろう。
次あたりは横川にワンチャン上げてもよさそうに思えるが、左のセットアッパーというポジションも貴重ではあるので、悩みどころ。


なんか、ちょっと負けが込むと早速、批判的なコメントがネットで大量に湧いてくるけど、仮に今日負けても貯金がなくなるだけ。
引き分け挟んで3連敗中だけど、その前に6連勝しているし、今のチーム力と伸びしろを考えれば十分でしょう。
前回も書いたけど、今週は一つ勝てれば御の字。チームとしても今の形が完成形では無いので、試行錯誤しながら特に若手が自分の役割をこなせるようになれば、上昇気流にのってくるでしょう。


とはいえ、さすがに4連敗はマズい・・・


前回対戦した高橋礼に対してカープ打線がどういう対策を練ってくるのか気になるし、それを受けて、どういうピッチングをするのか。大瀬良相手はこれまたヘビーだけど、明日は休みだし、勝ちパは惜しげもなくつぎ込めるので、出来れば6回までは投げて欲しいが、互いに継投が勝負になりそう。
カープブルペンは素晴らしいので、出来れば先に点を取りたいが、やはり3安打で肩の力が抜けた坂本、久しぶりの打点がついた岡本、この二人に如何にして繋ぐか、個人的には門脇の出塁がキーになると思う。
(出来ればバントの上手い門脇は2番にして欲しいんだけどね)

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/19 巨人 0-0 広島 → 今はちょっと我慢の時かなぁ~打線の繋がり待ち

対  広島  3勝0敗1分 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:

・投手リレー
巨人:戸郷、高梨、船迫、西舘、ケラー、横川 捕手:小林、大城
広島:九里、矢崎、島内、栗林、益田、塹江、中﨑、黒原 捕手:坂倉

本塁打
巨人: 
広島:

JSPORTS 1 にて観戦 解説:達川光男中畑清 実況:足立清紀
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(https://www.giants.jp/game/20240419_31021_1/)
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杉内コーチもベタ褒めしてましたけど、投手陣は本当に頑張りました
まず、何が素晴らしいかといえば、戸郷が7イニングまで投げ、以降、ワンポイントを使うことなく、一人1イニングをしっかり投げ切り、12回まで無失点。
しかも12イニングで与えた四死球は僅か2個
阿部監督の理想とする、ゾーンでの勝負とテンポ、堅い守備とが連動し、バルドナード、大勢を使わない状況の中で無失点リレーをしたのは素晴らしかった。


中でも西舘はデビュー以来、9試合連続無失点でホールドポイントは断トツの1位


まぁ相手の研究も進んできますし、夏場にかかる前に試練の時は来るでしょうが、ドラフト1位をあえて先発で使わず、デビューイヤーはセットアッパーとして起用することを決めた首脳陣は今の結果に満足していることでしょう。
大勢の1年目も当時の桑田コーチの進言で先発ではなく、ストッパーとしての適性を見出だしたこともありますし、そういう適材適所が今はハマっているかなと。


気が付けば去年最悪だったチーム防御率も今は唯一1点台の 1.76


シーズン最後にはどうなっているかわかりませんが、今は完全に投手力のチームですね。
なかなか援護がない中でも、戸郷、山崎、菅野が安定した結果を見せ、そこに高橋礼が加わり、赤星もローテの座を確実なものにしたいと鼻息荒い。
堀田、井上はまだお試し期間ながら、グリフィン、メンデスが抜けていることを感じさせないほど、ゲームを作れる先発候補は層が厚くなりました
現時点では昨年のような消去法ではなく、誰かがヘバっても誰かがフォロー出来る体制が取れていることもありますし、今週はちょっと苦しい一週間ではありますが、大型連敗はしない空気感は作れているのではないでしょうか?


そうなると、あとは打線だけ


ってことになりますが、阿部監督はこのゲーム、2番に坂本、6番に萩尾という打順で少し変更を加え、少し空気を変えようとしてきました。
結果的に坂本が6打席ノーヒットだったことが響いたような形になり、佐々木や門脇、萩尾の若武者も結果を残せずということになりましたが、主軸が打てないんだから、若い選手に責任を負わせるのはしたくない。


岡本に安打が出たし、小園のファインプレーでさらに1本損をした感じですが、丸が良かった時は四球奪取率が高かったので、このゲームのように冷静にボールを見極められているのは心強い。
(ここ数試合は強引なバッティングも鳴りを潜め、センターから逆方向中心の意識が感じられる)


ビジター6連戦なので、1年目の選手には厳しい結果になるのは仕方ないですが、これを経験することでアジャストしてくるようになれば、今度は投手陣が苦しくなった時に打線が助けられるようなターンも来るでしょう。


確かに一発長打を期待できる選手が少ないなんて声も出ていますが、岡本は別として、坂本、丸、大城はもともと20本くらいは期待できる選手ですし、近年、30本以上打つ打者なんて両リーグ通じても数えるほどしかいないわけですから、巨人の長打力という点では外国人助っ人を入れなくても十分戦えると思っています。


そこに、成長した秋広、浅野あたりが近未来に合流してくればいいですし、当たるか外れるかわからない新外人を連れてきて、伸び盛りの若手の成長機会を阻むくらいなら、個人的にはこのままで行って欲しいです。


もっとも厳しい、甲子園、マツダのビジター6連戦で、まだ勝ちがありませんが、2つの引き分けは充分ですし、仮にこの土日を落としても貯金がなくなるだけ。
(先週末にはそれでもイイと言いましたし)


ヘタに4月に首位を走ったりすると、見えるものも見えなくなることを経験してますから、個人的には目先の一勝に捉われてヘンテコな運用をしたり、当初の方針をブラしたりする方が嫌ですから、「打線もそのうち爆発してくれるでしょ?」くらいに考えて、今は投手たちに助けてもらいながら、大型連敗だけはしないように気を付けてくれればそれでいいです。


ちょっと阪神打線を目覚めさしちゃったかな?ってところと、村上に当たりが出てきたところは気になりますが、逆にどこにもチャンスがある混戦模様になってきて、見ている側としては面白いです
脱落するって球団が出るのは、投手が疲れてきて、その代わりを担える球団が少ないところだと思うので、まず差が付いてくるのがゴールデンウィークが終って、交流戦が始まる前の5月中旬あたりでしょうか?


個人的にはとにかく無理な運用をせず、ファームも含めて、攻守ともに常にバックアップメンバーがしっかり控えている状態を何とかキープしてもらいたいと思います。


戸郷は開幕投手だからエースとの対決が続いて、勝ち星がなかなか積みあがらず、悶々としているかもしれませんが、これもまた貴重な経験。
かつて菅野はこういう経験をしながら沢村賞を取ったんだと、今は実感していることでしょう。これを乗り越えて、最多勝争いをするようになれば、投手としての階段をまた一つ昇ることになりますし、その苦労を経験している先輩がすぐそばにいて助言してくれているでしょう。
1軍、2軍のコーチ、監督にもそれを味わった指導者が多いわけで、気持ちの共有がしやすい環境にもあります。
これからローテが少しずつズレてきて、戸郷のターンも絶対に来るはずなので、変に気にせず、これまで通り、淡々と投げてくれたらいいと思います。


あと、久々にコバズーカが見れたのは嬉しかったですね~投げるクイックはさすがですが、コントロールもドンピシャ、大城も盗塁阻止率は決して悪いキャッチャーではありませんが、このあたりが、(今は)小林を重宝している阿部監督の意向なのでしょうか?

ベンチへのドヤ顔はカッコよかった(笑)


今日は井上と森下の投げ合い


これまたしんどい対決になりそうです。今日は西舘は上がり日なので登板はありませんから、井上をどこまで引っ張って、継投をどうするのか、広島も昨日は投手を8人つぎ込んでますから、森下をどこまで投げさせるのか、継投がカギを握りそうな気がしますが、そもそも井上がゲームを壊しちゃったら意味が無いので、まずは立ち上がりからの序盤に注目をしたいと思います。

 


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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/18 巨人 1-2 阪神 → 1-0で逃げ切れるなんて事は考えてなかったけど…継投はムズカシイ

対  阪神  2勝3敗1分 甲子園球場

勝利投手:加治屋 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:大勢 (0勝1敗4S) 

・投手リレー
巨人:菅野、西舘、バルドナード、大勢 捕手:小林
阪神:西勇、桐敷、島本、加治屋 捕手:梅野

本塁打
巨人: 
阪神

日テレG+にて観戦 解説:赤星憲広能見篤史 実況:平松翔馬
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(https://www.giants.jp/game/20240418_26001_1/)
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前日とは逆のスタッツで、巨人の安打5,阪神が10だから、ロースコアゲームとは言え、負けるべくして負けたし、勝ちパをつぎ込んで敗戦したので、しゃ~ない。と、あきらめもつく結果だが、やりようによっては勝てたんじゃないかなぁ~と思う展開だっただけに、後悔というか反省は残る。


前日の試合後に「寝る前に点を取る方法を考える」とコメントした阿部監督。オーダーとしては、西と相性の良いオコエを一番に抜擢し、坂本を休ませて泉口を起用という、変更を加えた。
先発が菅野だから、キャッチャー小林になるのはわかっているので、そこで坂本を休ませてさらに攻撃力を落とすのはどうなの?と試合前に不安がよぎったが・・・


先制のタイムリーは小林だった


ただ、そこまででしたね。
以降は四球はあるものの、安打は出ず、丸が頑張って猛打賞でしたが、それ以外がさっぱり。
懸念材料は岡本でしょうか?こういう僅差のゲームとか打ちあぐねている展開の時は、4番がガツンと決めてくれれば空気も変わるのですが、この3試合は打席での迷いが見れて、全打席でタイミングの取り方に四苦八苦しているような感じ。
それならそれで、三振でもいいから全球フルスイングでもいいんじゃないかと思うのだが、そういう簡単なものではないんでしょう。
このゲームで言えば、4打席中3打席が先頭バッターだったし、そもそも1~3番がノーヒットだったので、チャンスらしいチャンスもなく、逆に「よく1点取れたな」という前半、中盤だったと思う。


ゲーム後に阿部監督は「この3連戦、負けた気はしない」とコメントをしていましたが、半分は確かにその通り、やりようによっては3つとも取れてた可能性もある展開だったので、勝敗は逆になっていた可能性は十分にある。
一方で「ゲーム終盤の阪神の粘り強さ」を感じ、それは見習うべき部分だと思ったと同時に、さすが昨年の覇者だと改めて感じたと思う。


この先も戦いは続いてゆくので、切り替えも大事だが、次なる戦いに向けて、これを糧にしてくれればそれでいい。


結局のところ、前日も書いたように、対阪神の場合はいかにしてチカナカを抑えるか、ってところに集約される。森下の勝負強さは脅威だと思うが、そもそもチカナカを出さなければ問題ないわけで、8回、10回の失点も彼らが絡んでいるからこそ、そこを出さないことに全力を傾けるってのが、攻略の糸口なんだろうと思う。

(逆に巨人は1~3番を完全に抑えられたので、ほぼ何もできなかったに等しい)


でも、戦い方の方向としては間違ってないと思うので、あとは確率を上げて行くだけだし、チーム打率、チーム防御率も決して悪くないから、去年からの変革は見られるだけに、この敗戦くらいでヘコむようなことはしないし、若い選手が多いだけにチームとしても伸びしろしかないわけだから、ここからまた形を作っていけばいいのではないだろうか。


先発の菅野は安打や四球も許しながら、でも、素晴らしい内容でした
小林との息もピッタリで、全盛期のような圧巻の投球というよりも、力の入れどころと抜きどころをキチンと使い分け、まさに大人のピッチングという感じ。
阪神打線がちょっと湿りがちなところを差し引いても)
なんだかんだで奪三振も9個だし、勝ちはつかなかったけれど、本人も十分手ごたえは感じているのではないでしょうか?


3勝目をゲットして、チームに勢いをつけて欲しい希望はありましたが、故障や不調、離脱さえなければ、ローテの柱の一角として十分以上に期待できると思うので、この2年の不振を取り返すべく、これからも週の真ん中にデンと座ってチームを支えて欲しいと思います。
(西との投げ合いも楽しそうで、両投手とも互いに笑みを浮かべてましたね)


一方で、阿部監督は「最初から代えるつもりはなかった」とコメントしてましたが、まだシーズンも始まったばかりで、しかも屋外のナイターですから、代え時に関しては、結果論になりますが、誤ってしまったということになりました。
球数や点差、そこまでの流れを見れば、行けるところまで菅野に託すという選択肢もありましたし、かつてその球を受けていた阿部監督だからこそ、感じるものがあったのでしょうが、さすがに4回り目になれば、相手も慣れてくるだけでなく、序盤と同じパフォーマンスをするのは厳しいですから、個人的には7回終了時点で、西舘、大勢という形をとって欲しかった。
(バルはちょっと連投もあったので)


それだったら、逃げ切れていたか?ってのはタラレバですし、イニング途中での西舘は2回目にも関わらず頑張ったとは思いますが、そもそも最初から任せていれば・・・って愚痴りたくなるのは仕方ないですね。
大勢もちょっと間隔空いたし、今季初の甲子園で、本調子では無さそうでしたが、同点の延長と1点リードの9回ではピッチング内容も変わっていたかもしれません。


ま、その辺は言い訳臭くなっちゃうので拭きにしても、冒頭に書いた通り、予定とは違いながら、勝ちパを出して負けたんですから、阪神の集中力が勝ったという事でいさぎよく白旗を上げたいと思います。


(タラレバ言い出せば、泉口ではなく、坂本だったらあのタイムリーは防げたのか?なんて言いたくなりますけど、菅野も慰めてましたし、本人も悔しかったでしょうし、バッティングでも結果は出なかったものの、内容的には良かったので1本出れば、一気にノリそうな期待感もあります)


負け越しになってしまいましたが、まだ貯金ありますし、カープ3連敗さえしなければ、このヘビー遠征は充分なので、切り替えて行きましょう。
開幕投手の宿命で、戸郷はまた九里との対戦という厳しい一戦になりますが、何とか最初を取って少しホッとしたいところです。


追記:
昼間はファームの中継を見ていましたが、G球場で鍵谷が巨人打線相手に投げている姿は見ていてちょっと複雑・・・

 

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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/17 巨人 0-2 阪神 → 取れる時に取れないと、こうなるよなぁ・・・

対  阪神  2勝2敗1分 甲子園球場

勝利投手:伊藤将 (2勝1敗0S) 
セーブ :ゲラ (0勝1敗3S) 
敗戦投手:赤星 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星、横川、泉 捕手:岸田、大城
阪神:伊藤将、桐敷、岩崎、ゲラ 捕手:梅野

本塁打
巨人: 
阪神

SkyA にて観戦 解説:福本豊 実況:寺西裕一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240417_26001_1/)
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巨人、8安打で三者凡退のイニングは9回だけ、ノーアウト満塁などのチャンスも作りながら無得点。
まぁ、初回のチャンスで新旧キャプテンが凡退し、2回には丸の3塁打で内野は前進せず、内野ゴロで1点はあげますよって守備位置だったにも関わらず三振、続く吉川の場面では一転して前進守備でセカンドゴロ・・・次が投手の赤星だったから、丸も突っ込まざるを得ず、チャンスをフイに。


伊藤の調子がよくなかったので、序盤で結構得点できると思っていたけれど、こういう攻撃をしてしまうと、野球の神様に見放されるわな


以降も次々とチャンスを作りながら、最後の最後で踏ん張られるという繰り返し。


伊藤が粘りの投球をしたとも言えるけど、こちらから見れば、チャンスをことごとく自ら潰したという印象の方が強い。


門脇が自身初の4安打を放つなど、打率ランキング2位に急浮上する活躍を見せながら、点が入らなかったのは、結局、4、5番が打てなかったからってことになる。
チームの敗戦は4番の責任だと常々口にしている岡本だが、伊藤との相性は最悪と言っていいくらい悪い。それでも、フルスイングで威嚇するなど、何とかプレッシャーをかけて欲しかったし、チームももっと足を使う素振りを見せながら、投球の幅を狭めるなどの援護もして欲しかった


どうしても岡本の前にランナーがいると、バッティングに集中させたいとか、盗塁死してチャンスをつぶしたくないとか、リスクが頭に過るけど、むしろ積極的に仕掛けられる方が相手は嫌だと思うし、3回の場面などは2アウトだったこともあるし、仮に盗塁に失敗したとしても次は岡本から始まるわけで、走らせて欲しかったなぁ~って個人的には思う。


(かつての梅ちゃんバズーカも今はそこまででもないしってのもある)


そのへんは、キャッチャー出身の阿部監督だからこそ、バッテリーが嫌がる作戦とか、揺さぶりとか、そういうのをもっと研究して、ホームランの出にくい状況だからこそ、工夫して点を取ることが大事だし、対阪神で言えば、サトテルの守備に不安を持っていると思うから、同じ内野ゴロを打つならセカンドよりもサードゴロを打つような指示(その通りに出来るほど簡単ではないが)だって面白いし、サードへのスクイズしかけて、相手のミスを誘うなんて作戦だってアリ。


悔しい思いをして、責任を感じているのは岡本本人だろうから、切り替えての奮起に期待していると共に、前日のミスもあって坂本も何とかしたいという想いをもってゲームに臨んだと思うけど、ココゾの場面で打てなかったので、彼にもまた挽回を期待したい。
(今は坂本が不調だけど、彼の場合は体調さえ問題なければ、普通に成績は取り戻すからあまり心配はしてない)


どっちにしろ、今の巨人は1~3番が一人でも二人でも出塁し、足でプレッシャーをかけながら、新旧キャプテンが点を入れる
これが王道パターンなので、そういう場面を何度も作って託すしかない。
(下位から流れが作れれば、それが大量得点にも繋がる)


先発の赤星は、掴んだチャンスをものにしたい意気込みでマウンドに上がったと思う。期待通りのピッチングで阪神打線を抑え、安打を許したのは3回だけと、文句ない状態だったにも関わらず、その3回に失点を許してしまった。


打線が波に乗れない阪神だけど、結局、うちがやられる時は、チカナカが絡むんだよなぁ~って思ったし、2アウトとはいえ、彼ら二人が塁に居れば、外野を越えれば確実に2失点となる。
守備のシフトが中継ではわからなかったけど、最悪1点ならしゃーないで、少し後ろ目に守っていたなら、中野のホームインは防げていたかもしれないってのはあるし、岸田も追い込んでいたから、普通に考えれば外角に変化球って考えそうな場面で、裏をかいてインコース要求したのかもしれないが、それが中途半端な高さに行ってしまい、センターまで運ばれた。
打率の低い森下だけど、チャンスの場面には強く、打点はしっかり稼いでいるので、2アウトだからこそ、満塁になっても構わないくらいの気持ちで、逆に打点が少なくて不振にあえいでいる大山と二人セットでアウトが取れればイイって考えで、森下に対して振ってくれたらラッキーというような低めのボール球でも投げさせられていたら・・・


タラレバになるけど、あの場面は色んな意味で、ベンチ、バッテリーに配慮が欠けていたんじゃないかと思えてしまうのが残念。


ポジティブに考えれば、オープン戦不調だった門脇が開幕してから徐々に去年後半の良かった時のバッティングになってきていて、首位打者候補に名乗りを上げてもイイんじゃね?って言えるスイングになってきたことと。
僅差のリードだと使いづらかった横川を登板させられたこと。
その横川も2つの四球は出しながら2イニングをしっかり抑えたし、泉もストレートのキレが良くて、この後、何度か同じピッチングをしてくれるようなら、勝ちパの一角に加えたくなるようなボールのキレだった。


阪神が3連投禁止みたいなことをさせるイメージはないが、岩崎とゲラを連投させたから、今日のゲームで出てこない可能性もあるし、こちらの勝ちパを封印した上で、相手の投手陣を少し疲れさせたのは、これまた小さなポジティブポイント。
去年の反動が・・・って言われて、ちょっと不調に思われた阪神ブルペンだけど、結局、投手力は変わらず強いなというのを再確認したゲームでもあるし、やはり基本に立ち返って、先に点を取り、相手の勝ちパを封じ、終盤に追加点・・・という当たり前のことをしないと勝てないってことを感じました。


阿部監督も「寝る前にどうやって点を取るか考える」って言ってますし、ゲーム全体を通してみれば、圧倒的に押していた巨人が負けたわけで、反省点が多いながら、だからこそ次はどうする?ってのを期待してるんで、今日も僅差のゲームになるだろうから、ココゾの場面でベンチがどう動くのか、そこに注目したいと思います。


先週作った貯金を使い切っても構わない週だと昨日も書いたけど、対阪神もこれで2勝2敗1分の五分ですから、昨年のことを考えれば、この2試合は問題ないです。


今日は菅野 vs 西勇の仲良しコンビの対決になるが、ここまで2戦2勝、防御率 0.00の菅野がどういうピッチングをするのか、これで甲子園でも勝利して3連勝となれば、「今季の菅野は期待できる!」って流れが作れるので、何とか頑張って欲しいなと思います。

 

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