ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/27 巨 14-11 ヤクルト → なんて雑な試合なんだ…(オモロかったけど)

対 ヤクルト 2勝1敗1分 神宮球場

勝利投手:中 川 12試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:石 山 13試合 0勝 1敗 8S
・投手リレー
巨人:畠→大江→野上→鍵谷→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
ヤクルト:田口→今野→近藤→清水→坂本→マクガフ→石山→梅野 捕手:中村
本塁打
巨人:大城4号(ソロ)、ウィーラー2号(ソロ)、梶谷4号(3ラン)、岡本和4号(2ラン)
ヤクルト:村上9号(二回ソロ)、山田9号(七回2ラン)、村上10号(九回2ラン)
フジテレビONE にて観戦 解説:斎藤雅樹 実況:竹下陽平
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(https://www.giants.jp/G/result/202104271index.html)
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今日の私の運勢


「雑な仕事を指摘されるかも?何事も慎重に」


って出てたので、クライアントとの会議があったから、指摘されるのを覚悟して仕事に出たんだけど・・・
まさか「雑な仕事」が野球の方だったとは(笑)


週末の広島との試合で投手陣に不安を残した巨人。
ある意味、連勝中で打撃爆発のヤクルト打線と神宮で戦うとか一番やりたくないゲームではあったのだが、楽しみは合流した新外国人が1軍でどうなのか?というところ、ゲーム前からノーガードの打ち合いになりそうな予感はしていたけれど、まさかそれが本当になるとは・・・


終わってみれば21安打の今シーズン最多安打で14得点。
ほんの少し前、3点取るのに必死だったことを考えれば、打線復活!って言いたくなるところだけど、素直に喜べないのが悲しい。


どこからツッコんでいいのかわからないので、まずは選手の入れ替えについて


平内、高木、廣岡、香月を抹消し、野上、スモーク、テームズを登録。
投手はしゃーないな・・・と思いつつ、廣岡、香月は結果を残していただけに、ちょっと残念な気がしていたけれど、恐らく次にまた昇格を検討する時には第1候補にあがる二人だろうから、調子を維持してくれていればいいなと思ったし、スモーク、テームズに関しては、ここからが真のお試し期間で二人ともが1軍に居続けるというよりは(そうなれば本当はいいけど)、外国人枠の問題もあり、状態の良い方を最終的には選択し、片方は落ちると踏んでいたので、若手はまだまだチャンスがあると思っていた。


ファームでの試合を見る限りは、バッティングに関してはスモークが器用で、テームズはパワーはあるが大味な印象。スイッチな分だけスモークが使い勝手はいいかな?って思っていたんだが、いざゲームに入ってみれば、印象通りな感じ


スタメンを見ると、完全な重量打線という感じで、額面通りに活躍するなら相当な得点が期待できると思っていたけれど、結果的にはかなり予想の斜めを上を行っていた(笑)。


テームズがアキレス腱を痛め、ヘタしたら今シーズン絶望となってしまったことで、先の予想が当たってしまい、外国人野手は2人態勢で行かざるを得なくなってしまった。抹消したばかりだから廣岡、香月を上げることは出来ないから、むしろ投手を厚くするのではないかと予想するけれど、今回の事態でクローズアップされたのが途中出場で4打数4安打のウィーラーだったというのは、皮肉でもありながら、何となく落ち着くところに落ち着きそう・・・という感じが否めない。


打線に関しては、満遍なく活躍したので特にクローズアップするところはないのだが、苦しんでいた(と思われている)若大将が、なんだかんだ言って、打点部門では村上に1点差の2位につけているところは、実は「さすがだな」と思うところではある。

通算100号に関しては、あくまでも通過点なので特にない。ホームランキングを狙うには、今は厳しい状態だけれど、開幕して一か月での6本差は十分に追いつける状態だし、4番としてチームに貢献したいと常々口にする岡本としては、打点で貢献する方が満足度は高いだろうから、今の状態はこれから先、上向くにあたって良い感じになりつつあるのではないかと温かい目で見ることができる。
岡本の後ろを任せるのが、最終的にスモークになるのか、ウィーラーになるのかは不透明だし、彼らの陰で松原の出番が減ってしまうという弊害もあって、ファンとしては悩ましいところではあるのだが、相手投手や試合展開に応じて色んなフォーメーションを組めるという意味で、選択肢が増えるのは悪くないから、まだしばらくは様子見かな?


日程の関係と、サンチェス抹消により、週の頭に抜擢された畠だったが、今日は厳しかった・・・バッターへの追い風の神宮球場は投手に厳しいところではあるが、3回持たずというのは反省しなければいけない。
今のローテ事情を考えると、この1試合で落とされることは無いと思うが、次に同じようなことがあれば、
厳しい立場に置かれるのは間違いない。
日曜の今村と同じく、今シーズンのローテのキーマンになっている投手だから、しっかりと反省し、何を修正するのかコーチと話しながら次に向かって準備して欲しい。


その一方で投手陣で存在感を見せたのが野上だった。
本来なら先発の一角として期待したいところだけど、前回の登板後に「ロングリリーフとして使いたい」と私が期待していた通り、いやそれ以上の内容だったと思う。
サンチェス、戸郷の抹消で先発で使いたい気持ちはあるのだが、今日のゲームで言えば、序盤から波乱の展開で、試合が終わるのは一体何時になるんだ?と思われた中、中盤を締めたのは間違いなく野上のおかげだった


結果的にはすんなり行かず、9回に波乱が起きたけれど、こういう雑な試合だからこそ、勝って終わるのと負けて終わるのとでは、疲労もダメージも違うだろうから。勝利して終われたのは、チームにとって良かったと思いたい。1イニング6点というのを2度できたのはベンチを元気にさせるし、相手にとって隙を見せられないという思いにさせるだろうから、どれだけ劣勢でも闘志を落とさないチーム作りという点では良かったと思いたい。


盤石と思われた、ブルペンの特に後ろを任される投手たちに不安がないわけではないが、他に適任者もいない以上、この陣容でやりくりするしかないから、今は多少不安定なれど、最終的には一つの形が作れるように、ここから調整してゆくしかないかな?って思っている。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/25 巨 8-9 広島 → 正直、追いつくのは首脳陣も予想外だった?

対 広島 2勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:塹 江 11試合 1勝 1敗 0S
セーブ :栗 林 12試合 0勝 0敗 8S
敗戦投手:中 川 11試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:今村→平内→高木→田中豊→大江→中川 捕手:大城→岸田→炭谷
広島:野村→コルニエル→森浦→大道→塹江→栗林 捕手:磯村
本塁打
巨人:大城3号(五回2ラン)
広島:クロン2号(四回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:梅澤廉
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さ~て、どこから切り取りましょうかね(笑)、ポジもネガも色々ありすぎて、まともに初回から書き出したら飛んでもない文章量になってしまいそうな気がする。
実際、観戦メモをここに列挙しただけで気が遠くなりそうなほどになってるし・・・


ってことで、まぁ私の琴線に触れた部分を中心に


まず、先発の今村。毎回ランナーを出す苦しいピッチングになってしまった。4回 0/3で被安打7,四死球3、失点3は、これまで良い流れでゲームを作ってきただけに残念。
前日の広島の勢いをそのまま受けてしまいながら、強気に攻められなかったことで、ちょっと悪い部分が出てしまったように思う。いきなり菊池に打たれてリズムを作れなかったことはあるかもしれないけれど、今村だけではなく今日はチームとして菊池と西川にしてやられた感じがする。
初回もせっかく何とか2アウトまで持ってきたので、あそこを無失点で切り抜けられていれば、その後の展開も変わっただろうし、もっと強気に投げられたかもしれない。


ま、それでも最少失点で凌いだわけで、以降はクロンのホームランは東京ドームということを考えれば仕方ない部分はあるけれど(本人も入ったとは思ってなかったようだし)、ランナーを出しながら粘り強く投げたと言っていいし、味方打線がもう少し早く援護していれば・・・と思わなくもない。


不幸中の幸いと言えば、負けが付かなかったことで、自身の貯金が減らなかったことくらいか?
どちらかと言えば、敗戦投手になったとしても、6回くらいまで投げてくれた方が良かったとは思うが、打線に救われて負けがつかなかったことで、次の登板時に恩返ししようという気持ちが強くなってくれるのであれば、それはそれで、今日のゲームにも意味があったかなと思う、いや思いたい。


ついでだから投手の話を続けるが、平内はいずれは先発をさせるつもりだろうから、今はロングリリーフ待機なのは想像がつくが、サンチェスが抜けたところに持ってくる可能性があったし、戸郷の抹消によってそこを穴埋めする候補でもあったと思うので、今日投げたことになり、それは無いんだな・・・と判明したことが悲しかったし、原監督が「ハードルが高かったかもしんないね」と発言したことにより、勢いのある打線を相手にするには、まだ時期尚早だと判断されてしまったのが残念。
逆に言えば、この試合でしっかり結果を残せば、次は先発の起用をさせてみようか?ってなったかもしれないので、まだチャンスは残っているかもしれないが、1歩進んで3歩下がったような形になってしまったかもしれない。


そこからはビハインドなので、このリレーは仕方ないとは思うが、高木京はまだ去年の「ピンチの場面でこそ光る」というピッチングには遠いし田中豊に関しては私の中では桜井より信頼度は下なので、この時点で敗戦やむなしという采配に切り替わったなと感じてしまった。
味方打線の追い上げと、大江のピッチングで最後に望みを託す展開に持ち込むことができたが、恐らくだけど、首脳陣がまさか8回に追いつくことになるとは思わなくて、果たして中川に十分な準備をさせることができていたのだろうか?ということが頭をよぎる。
結果的には敗戦投手が中川になってしまったけれど、気持ちと身体の中川の準備と、1点取られたら厳しい場面で首位打者の菊池に対する攻めとで、チームとしてのコンセンサスが取れていたのかは疑問。

(その後の羽月は三振だったしね)
前日のビエイラの起用も段取りを踏んでのものかどうか疑問が残るだけに、パターンの固定という点で、チームが臨機応変すぎてコーチを含めた選手間がスムースにうけているのかどうか?
ゲームの勝敗以上に、そこがブレていないかが気になった連敗になったと思う。

 

攻撃面に目を向ければ、坂本が自打球の影響で、スタメンを外れたのはびっくりはしたけれどしょうがない。もともと全試合、全イニングの出場は厳しい選手ではあるから、調子が良いとはいえ、休みを入れることは想定内だろうし、そのために廣岡を残しておいたのだろうから、まぁいい。
代わりに2番に若林を入れたのも、それまでの調子の良さと、三振の少なさ、パンチ力を考慮してのことなんだろうけど、個人的にはいじるのはそこくらいで、3番丸、5番ウィーラー、6番梶谷は、ちょっと試しすぎかな?って思った。
先日も書いた通り、恐らくオリンピック(をやるという前提で)が終わったところまでに、全選手の見極めをしようという算段だと思うので、各選手の適性を見極めながら出来れば首位、首位でなくとも追撃圏内で戦おうとしているのは想像がつくが、ちょっと今日はいじりすぎかな
(あくまでも個人の意見です(笑))


先発出場で結果を出した選手も、代打となれば気持ちは変わってくるし、経験の浅い選手なら、なおのこと。
確かに復帰組が入って、各々結果は出ているのだけれど、単発での結果ではなく流れとしての結果を求めるのであれば、各選手は何となく悪くはないが、復帰組とシャッフルしたことで流れそのものは滞った?と言われても仕方ないような感じになってしまった。

 

と思っていたのが7回まで


今シーズンの今のところの巨人打線は、例えば10安打した試合があったとしたら、そのうちの5安打は特定のイニングに集中するというようなイメージといえばわかってもらえるだろうか?
全イニング、全選手を通じて満遍なく打つときもあるが、それよりは相手が隙を見せた時に畳みかける感じ?結果的にそこで追い越せればいいが、攻撃が弱いと追いつききれないとか、負けてしまうとか、引き分けで止まりになる印象。


今日に関しては、8回の攻撃はチームが一丸となっていたし、それに飲まれるかのように相手にミスも出た。
最悪引き分けでも良かったゲームではあるけれど、追い越し切れなかったことがその後の展開に影響を与えたと思う。


とはいえ、2-8の時点で諦めてテレビを消してしまった人も決して少なくなかっただろうから、あれが見れたのは「我慢して見ててよかった!」と思えた瞬間だし、敗戦したとはいえ、この点差でも諦めてはいけないということを改めて痛感し、2点取るのがやっとだった、ほんのちょっと前に比べて、随分と攻撃力は上がったな、岡本が打たなきゃ負ける・・・という状態は脱しつつあるなというのを感じたところは、ポジれる要素だと思う。


(だからこそ、誰を先発で、誰をどのタイミング投入するかの見極めの難しさも出てくるけど)


週明けからは新外国人も合流するようだし、打順を入れ替えながらの見極めは、まだ続くのだろう。外国人合流は攻撃力に針を振ることを意味するわけで、試合展開を見ながら適材適所で使ってゆく難易度はさらに上がるから、どうなるか楽しみではあると共に、不安でもある。
ま、どの選手にも言えることだけど、ダメなら落とすだけの話なので、ここからが真のサバイバルの始まりという事で、むしろ楽しみの方に比重を置いて見てみたいと思う。


今の時点で順位をどうこう言うつもりはないけれど、3位になったとはいえ勝率は6割なのだから悪くない。
今週は分が悪いと思っていた阪神に勝ち越し、連敗していた広島に負け越しという形で終了したけれど、阪神は次のカードで打線復活、広島も連敗を期にいじった打線が成功と、両チームに勢いを与えてしまった感じになったのはマズかったと思うし、次は神宮で上り調子のヤクルトと当たる。
今の時点では全く勝敗が読めないけれど、打ち合いを制さないと勝てそうにない気はするので、外国人合流で波に乗ってきたヤクルト打線に対して、こちらも新外国人で対抗するという形になるの・・・かな?

 

最後に、強力な広島の勝ちパに対して、ちょっと慌てさせたのは良かったけれど、負けてもいいから、栗林から点を取るのが巨人打線であって欲しかったなぁ~と思っていたので、出来れば2戦目のところで1点でも取っていたら・・・というのが、ちょっと残念だったかな。
(でも、いい投手だなぁ~シーズン最後まで持つようなら、広島もマジで怖い)

 

追記
松原のスライディング・・・右手と左手が逆だったら・・・・
なんか夢に出てきそう(笑)

 


管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/24 巨 3-6 広島 → 戸郷に登録抹消を示唆?まぁ、それもアリか・・・

対 広島 2勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:高橋昂 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :栗 林 11試合 0勝 0敗 7S
敗戦投手:戸 郷 5試合 2勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→大江→鍵谷→高木→田中豊→ビエイラ→桜井 捕手:炭谷
広島:高橋昂→中田→大道→塹江→栗林 捕手:會澤
本塁打
巨人:坂本4号(一回2ラン)
広島:鈴木誠6号(五回2ラン)、西川4号(八回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:町田浩徳
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打たれた球の多くが逆球、確かにストライクを取ることに四苦八苦していて、表情も苦しげ。
メンタル面での調整不足を伺わせるところもあるけれど、普通に考えて疲労+相手の研究じゃないかな?
多くの選手が開幕して、GW前くらいに疲労のピークが一度やってくるというし、1軍経験3年目とはいえ実質2年目、普通なら大学3年生が次期エースだというプレッシャーと戦いながら、プロのマウンドでローテを守ってるわけで、疲れが無いわけがない。


そんな中で、前回やられた広島相手にリキむなという方が無理だし、嫌なイメージをもってマウンドにあがったことも理解はできる。
同時に決して球種が豊富な投手ではないから、ある程度傾向を見られ、準備されてしまえば、それを上回る球威と精度で向かってゆかないと厳しいのは当たり前。


カニカルな部分でおかしくなっているところがあれば、そこは修正しなくてはゆけないし、修正するために疲労を抜くことが必要であれば休むしかない。同時に脳内も整理する必要もあるだろうから、一度離れて宮本、桑田コーチから宿題をもらい、下で調整することは今後のためにも良いと思う。
まだまだ先は長く、気温も上がってくれば体力はどんどん削られてゆくし、心身ともに乗らない状態で投げてしまっては、ケガに繋がる。次期エースという期待値から求められるハードルは高いが、普通に考えればここまででもよくやっている。
ある日突然レベルが上がるわけではないので、3歩進んで2歩下がりながら僅かずつ成長していってもらえればいい。


実績は少ないが、試してみたい若武者はまだいるし、ベテラン組では野上にももう一度チャンスを与えたい。
サンチェスと戸郷が抜けることで、チャンスが広がるし、幸いにも菅野、高橋優、今村、畠は悪くない。今はまだ大型連敗さえしなければいい時期なので、夏場に向けて戦力を見極めるためにもチーム自体が無理をする必要はない。

 

と、敗戦の言い訳を最初にしてみた(笑)


廣岡を先発起用し、ウィーラー、ナカジを組み込んだ打線。
坂本の先制で良い流れでゲームには入れたが、前述の戸郷のピッチングと監督が言う岡本のミスなど、巨人らしくない流れで相手にペースを渡してしまい、ビエイラが一発を打たれて万事休す。
リードしている展開では無かったので、中川→ビエイラという形で繋ぐことはかなわず、ビエイラを出したのは強打者に対して、スピードで圧倒してこちらに最後のリズムを持ってきたかったのかもしれない。
確かにコースは甘かったけれど、球威は悪くなく、他の打者だったら詰まるか後ろにファールになっていただろうと思われる、あれを逆方向に強く打ち返した西川が一枚上手だったと、私は納得している、というかビイエラの今の立場はそういうポジションなので、彼が打たれたのならしょうがないと考えるしかない。


フォロワーさんから、6回のチャンスの場面でナカジに丸を代打で出すべきだったのでは?というコメントをいただいたけれど、私もそれには大枠で賛成。確かにナカジに比べれば丸なら最悪でもゲッツーは避けられたかもしれない。原監督と元木ヘッドの気持ちを代弁できるほどの神通力は無いが、ひとつ前の打席で良い当たりをしていたナカジに、この場面は最悪でも進塁打というよりは、一気に2点、3点ということを期待していたのではないかと思う。実際、ファームでも2試合連続ホームランとか打ち、状態自体は良かったと思うし。
4打席目のピーゴロもそれまで粘ってある程度、球道は見えていただろうけど、インコースに詰まらされてしまった・・・あのボールをファールでしのぐか、思い切ってインコース決め打ちでフルスイングしていたら・・・とタラレバを言いたくなってしまうバッティングで、2打席目が良かっただけに、3、4打席目はもったいなかったなと思う


まぁ、桜井も含めて復帰組がひと通りゲームに参加したことで、今日のオーダーをどう組むのかお手並み拝見というところだろうか?好調の今村で土がついてしまうと、今週の戦績が3勝3敗の五分で終わってしまうので、今日は何としても勝利して阪神、広島相手に2個の貯金を作ったという結果で終わりたい。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/23 巨 2-1 広島 → 息詰まる投手戦、見ごたえのあるゲームだった

対 広島 2勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 4試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:九 里 5試合 3勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野 捕手:大城
広島:九里 捕手:坂倉
本塁打
巨人:大城2号(五回2ラン)
広島:鈴木誠5号(六回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二石原慶幸 実況:平松修造
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(https://www.giants.jp/G/result/202104231index.html)
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前日の8得点とはうって変わって、1点が重い投手戦。


菅野が投げる時は、相手投手が菅野のピッチングに引きずられるように投手戦になることがあるが、もともと球種が豊富な九里は上り調子にある巨人打線を封印し、菅野も巨人投手陣を引っ張る立場として真っ向から立ち向かって、互いにテンポよく隙らしいところも見せずに、ゲームが進んでいったと思う。


こういう展開の時は、連打で打ち崩すというより、四球やエラーをきっかけに失点したり、たった1本のホームランで決まることが多いが、それが出やすい東京ドームにおいて、勝負を分けたのは2ランかソロか、という互いに唯一出たホームランでの得点だった。


丸、ナカジ、若林、ウィーラーが戻ってきたことで、どういうオーダーを組むのかに注目が集まった今日の先発メンバーだけど、チームの選択は丸のレフト起用、そして若林のセカンド出場だった。
原監督のコメントを聞く限り、丸のレフトは松原が好調であることと、技術は問題ないが体力にまだ不安のある丸に移動量の多いセンターを守らせることを避けたという判断のようだけれど、それは説得力のある言葉であると同時に、松原に対する期待の表れでもあり、松原自身が手に入れた評価だと感じて、ちょっと嬉しくなった。
いずれ、センター丸、レフト松原という形に戻るのかもしれないが、個人的にはセンターを任されてからバッティングの状態が良くなってきた松原と、センターという重労働から解放されることで、打撃に気持ちをシフトできる丸のことを考えると、よほど松原の状態が落ちない限りは、このままの布陣を継続して欲しいなと感じた。


ただでさえ、足のある梶谷、松原、丸という選手が外野を守ることで守備範囲は大きく広がり、守りは固くなる。それぞれが攻撃力にも長け、走力もあるとなれば、攻守においてアドバンテージが大きくなるのは当然のことで、その意味でも松原の存在は今のチーム、そしてこれからのチームに大きな影響を与えていると感じるオーダーになったと思う。

阪神ファンには申し訳ないけれど、先日の近本の肩、今日の佐藤のトンネルを見てしまうと、それを余計に感じてしまう)


ただ、戦前の予想では、吉川が攻守に結果を残しているので、若林をレフトで起用することも想像していただけに、私の予想と微妙にズレていたのも事実。
前日にいただいたコメントへの返信にも書いたけれど、チーム状態が上がりつつあるだけに、復帰組の起用に関しては割と慎重に進めると思っていたけれど、予想以上に積極的に変えたなという印象。


個人的にはゲームの前半は攻撃力重視のオーダーを組み、中盤以降に代打や代走からメンバーを入れ替えつつ、終盤は守備力重視の布陣を敷くのがいいと勝手に思っていた。
どちらにタクトを振っても、今は結果を残せる選手もいるし、代打という点では亀井、ナカジ、ウィーラー、廣岡がおり、走力では増田、重信、吉川が控えている。
ゲーム展開によってメンバーを途中で入れ替えても、大きく戦力がダウンしないところが復帰組が戻ってきたことによる最大のメリットだとするなら、今日は前日と同じオーダーで向かいつつ、状況に応じて復帰組を途中から使うと思っていたのだが、その予想は違っていた。


結果的にはゲームに勝利し、丸、若林にも安打が出たので良かったと思う。明日は彼らを先発から外すと言っているので、復帰組に1軍の空気を吸わせて、また改めてチーム内でオーダーを組み直すのだなと思うと、それはそれでさすがだなぁ~と思うと同時に、不利と思われた阪神戦に勝ち越し、背中が見えつつもすぐに追いつくのではなく、じっくりとまずは足場を固めることを重視したのだということが予想できる。


その根拠には今日は菅野が投げるから、攻撃面で多少、試したり冒険をしたりすることができるだろうという信頼感があったのも間違いないと思うが・・・


まさか1点が重い展開になるとは思わなかったけれど、仮に負けていたとしても今日のオーダーと起用に不満を漏らすことはなかったのではないだろうか?多分、それくらい首位決戦での勝ち越しはチームに安堵感をもたらせたのではないかと思う。

 

とはいえ、気を抜けば簡単に引き離されるわけで、状態が良い時だからこそ、勝てる時には勝っておきたい。
特に週末ローテは菅野、戸郷、今村となるから負け越しだけは絶対に避けなければならない
エースが勝利したことで、チームは落ち着いていると思うので、明日の戸郷で勝利して、ナカジ、ウィーラーにも結果が伴ってくれれば、日曜の今村にも追い風になるし、週明けのヤクルトとの神宮での戦いにおいても良い雰囲気づくりができるのではないかと期待している。


追記
気が付けば先発のQS数、QS率、勝率ともに巨人がリーグで上回っている。
昨年の中継ぎ頼みだった流れとは違っているのは、チームとしての変化で、これが桑田効果なのだとしたら、この先も期待したくなるなという思いは強い
(そこには当然、投手力だけではなく守備力の高さも関わってくる)

 

いずれにしても、大味なゲームで大勝するのもいいが、接戦の緊張感の中で勝利する方が価値が高いので、この勝利は大きかったと思う

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/22 巨 8-3 阪神 → ホームで勝ち越して対戦5分へ!まだまだこれから!

阪神 3勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 4試合 4勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:秋 山 4試合 2勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→中川→高木 捕手:大城→炭谷
阪神:秋山→小野→馬場→エドワーズ→桑原 捕手:梅野→坂本
本塁打
巨人:吉川2号(ソロ)、坂本3号(2ラン)、香月3号(ソロ)、梶谷3号(ソロ)
阪神:北條1号(六回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:川相昌弘 実況:蛯原哲
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このカードの前は、勢いあるチームだし、こっちは裏ローテだし、3タテされなきゃオッケーって言い訳を作っておいて、初戦の敗戦を見て、こりゃヤバい?って思ったわけですが、結果的には2勝1敗。
負け越していれば、去年までの相性の悪さを払拭出来た阪神だったと思うけど、こちらが2勝してカードを終了したことで、「今年も・・・か?」と多少なりとも思わせることができたとしたら、戦前の予想を覆す最高のカードになったのではないかと思う。


勝負に節目があるとするなら、2戦目の3回、ノーアウト3塁のピンチを畠が凌ぎ、4番の連発から逆転勝ちしたところ。それが今日の初回の満塁を切り抜けてからの1回裏の3得点に繋がった。
今日に関しては、初戦でホームランをバカスカ打たれて敗戦したお返しとばかりに、こちらも空中戦で圧倒したわけで、互いの負けたくないという思いが交錯した印象的な3試合


今日に関して言えば、プロ野球ニュースで「Play Of The Day」に選ばれた初回の香月のサードで近本を刺したアウトは、流れをつかむだけでなく、お立ち台にあがるきっかけとなったホームランを呼び起こすナイスプレーで、何としても先制点を!という阪神打線の出鼻をくじく素晴らしい場面だったと思う。
昨年の岸田のお立ち台デビューに続いて、香月も上がったことで、岡本とトリオでのお立ち台という夢が垣間見れた瞬間で、近い将来、この3人がチームを引っ張る姿を想像してちょっと熱くなった。
(え~っと、決してイケメントリオではないのであしからず(笑))


それと、序盤の得点においては、昨年もだったが、近本の肩を想定し、センター方向へ飛んだ時の走塁というのも大きかったように思う。相手の弱点をついて嫌らしい点の取り方をすれば、チームは盛り上がるし、相手は「しまった!」と感じるもの。隙を見せたらやられる!というプレッシャーを少しずつ相手に与えることで、精神的にも優位に立てるので、連日になるが梶谷の走塁はヒット+ホームランという結果以上にダメージを与えたのではないかと思う。


走塁という点では、昨日批判した重信も今日は梅ちゃんバズーカをかいくぐって走ったのは良かった


先発の高橋優は今日はストレートの球速自体は悪くなかったものの、全体的に制球に苦しんでいた感じ。守備に救われて初回を凌いだことで何とかゲームは作れたが、緩急をうまく使えず、四死球4個と厳しい投球になってしまった。とはいえ、味方の援護に救われながらも6回3失点でQS出来たわけで、初回で神経をすり減らしたか最後は息切れしていたけれど、4勝目を手に入れたのだから大したもの
これまで5回を投げたところで半ば強制的に降板させられる場面が多かったことを考えれば、今シーズンは明らかに成長したところが見られるし、桑田コーチ効果で長めに投げさせてもらえているのは大きい。
今日は3失点してしまったことで、防御率は3位に落ちてしまい、勝利数でガンケルと同じ、防御率でちょっと下回ってしまったため、今月の月間MVPの行方が難しくなったけれど、互いに今月はあと1試合ずつ投げるだろうから、来週の神宮でのヤクルト戦で勝利すれば、4月の月間MVPを取ることだってできる
あの弱々しかった投手が、今でも優しい顔をしながらここまで堂々とした成績を残せるようになったのは、ファンとしても感慨深いものがあるし、勝利を積み重ねることで得られる自信や風格、相手からのイメージも変わってくるから、実績が選手を作り上げるかのごとく、今日の試合の反省はしながらも次に繋げていってくれれば、いずれメルセデスが戻ってきたときには、今村、高橋、メルセデスの3左腕がチームの新たな顔になっているかもしれない。


打線に関して言えば、13安打8得点、ホームラン4本ですから、初戦の被弾祭りをやり返したと言っていいでしょう。矢野監督に球場の狭さをチクリと言われたけれど、初戦にあれだけホームランを打ってたわけだから、ちょっと苦しい言い訳になってしまったかな?逆に言えば、そういう球場をホームとしながら中日、阪神に続いてチーム防御率3位だということをむしろこちらは誇りたい


そういえば、香月の守備について褒めたけど、今日に関して言えば3回の岡本や増田大の守備も素晴らしかった。東京ドームを本拠地としながらチーム防御率が悪くないのは、投手陣の頑張りだけではなく前日の吉川の守備も含めた守りの堅さが影響しているし、相手からすればヒット1本損した気分になるので、単なるアウト1個以上の効果があるという点で大きなプレー。守備で好プレーをした選手がバッティングに影響し、バットが好調な選手が守備で積極的に攻められるという好循環を生んだことを考えても、少しずつ去年のような守備力の高さが出ているのは今後に大きく影響してくるはず。


昨日99本目のホームランを打った若大将が、リーチ一発で今日100本目を打ってくれると期待していたけれど、今日はちょっとお預けになってしまった。その代わり先制となる2点タイムリーで打点はゲット!
開幕からもがいている4番だけど、なんだかんだ言って打点ランキングでは首位の牧に2点差まで詰め寄ってるんだから大したものです。ホームランも村上が7本で先頭を走ってますが、まだまだ十分追いつける距離ですし、離脱組が戻ってきて自分へのマークが少し分散すれば、いくらでも巻き返せる。
今日の勝利も1回表のピンチを凌ぎ、すぐさま4番が先制したことでチームに勇気を与えたのだとしたら、香月と共にお立ち台に上がっても誰も文句を言わないくらい、貴重な打点だったと思います。


なんにせよ、かなり厳しい戦いになると思われた阪神との3連戦を勝ち越せたのはチームとして大きいし、今後の戦いにも影響してくるでしょう。
発表によれば丸、若林、ナカジ、ウィーラーが戻ってくるようですし、いよいよさらに戦力に厚みが増してくる。石川、立岡、湯浅、戸根が抜けると言われているが、彼らも出番があればそれなりに結果を出していたと思うので、特に石川と湯浅は個人的にはもったいない気がしている、というか残念。一方で抜けた穴を松原、香月、吉川、重信がしっかり埋めるだけでなく、先発出場を回避させるのがもったいないと思わせているという点で、非常に頑張っているしこの連勝にも大きく貢献しているから、ヘタにいじりたくないのも事実
復帰組とのかみ合わせが大事になってくるが、相手投手の左右に合わせたり、これまでのデータからの相性などでうまく振り分けるとか、ゲームを前半と後半に分けて、入れ替えるなどの工夫をしながらうまくやりくりして欲しい。
少なくとも、松原、香月、吉川、重信は今ゾーンに入りつつあり、飛躍するきっかけを手にしかけているところだと思うから、主力が戻ったから「はい、ありがとうね、じゃあ!」でスタメンから外すのは将来のためにならないと思う。


バッティングに関して言えば、松原、吉川、重信の3選手は揃ってバットが内側からしっかり出ていて、コンパクトながらスイングスピードが速く、ヘッドもたっているのでファールでも粘れるし、たとえゴロになっても強い打球が飛ばせている。ボールが長く見れるから広角に打ち分けも出来ていて、キャンプから続けているバッティングピッチャーを少し前から投げさせている効果が出始めているところなので、中途半端に出番を失わせることだけは避けてもらいたいというのが私の本音。


いずれにしても、必勝の布陣で挑んできたはずの阪神との東京ドーム3連戦を勝ち越しで終えられたので、ホッとしてると同時に、だからこそ週末の戦いが大事になるから、復帰組と今上り調子の選手たちとの使い方に興味津々になりました。

 

追記
レゲームでしつこいくらい
「香月選手の「勝つ気」あるプレーでチームに勝利を!」ってツイッターを送ってるんだが
一向に採用される気配がない(涙)
(今日も10個以上送って採用1度)
ダジャレだめなんか?ってくじけそうになってますが、あきらめずに送り続けますんで、もしも見かけたらニヤって笑ってくださいね~

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/21 巨 3-2 阪神 → 畠ぇぇぇ~正直スマンかった、ナイスピッチング!

阪神 2勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:畠 3試合 2勝 1敗 0S
セーブ :ビエイラ 8試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:青 柳 4試合 2勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:畠→鍵谷→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
阪神:青柳→小林→馬場 捕手:梅野
本塁打
巨人:岡本和2号(二回ソロ)、岡本和3号(四回ソロ)
阪神:近本2号(一回ソロ)、マルテ6号(一回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104211index.html)
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初回にいきなり2被弾された時は前日の記憶がよみがえり、どうなることかと思ったけれど、3回のノーアウト3塁のピンチを回避し、宮本コーチのアドバイスセットポジションに変えてからは、無双ピッチング
セットから150km/h近いストレートを連発し、力で阪神打線を抑え込む姿は頼もしく、最初からこうだったら・・・と思わなくもないけど、また一つピッチングの引き出しが増えたのではないかと思えた。
阪神打線の勢いを止めるのは簡単なことではないけれど、4回の三者三振から、プレッシャーがかかっていったのは事実。
終わってみれば、6イニングで被安打5,7奪三振で1失点と立派な数字で2勝目をゲット!中でも1四死球は良かった。
3連敗すら覚悟していた中において、最低限したかった1勝をマークしてくれたのは、チームにとって大きな勝利だったと思う。


それと合わせて、我々ファンにとって最も見たかった若大将の連発からの猛打賞は、ようやくチームに光が見えた感じで、諦めかけていたチームを振り出しに戻し、勝ち越しのきっかけも作ったことで、今日は完全にヒーローの一人。
これまでも記事に書いてきた、阪神戦できっかけを掴む姿を何度か見てきたが、それを思い出させる見事なホームランでした。
欲を言うなら7回にゲッツーではなく、もう1本出ていれば完璧でしたが、前日までのことを考えれば、そこまで求めるのは贅沢というものか・・・少なくとも今日の3戦目に繋がるバッティングだったので、楽しみが増えたのは間違いない。


青柳の球を打つには、点で捉えるのではなく軌道をイメージして、線で捉えるのがいいと思うが、右バッターからすると多くの球がシュート回転してくるので、線で捉えるのは難しい、しかも低めを完璧に捉えて1打席目と同じボールを同じ所へスタンドインさせるバッティングは、私に言わせれば変態打ち(笑)タイミング的には、あそこで打つしかないってところを連続で打てたのは岡本にとって何かに開眼するきっかけになってもおかしくない、いやそうであって欲しい。
どっちにしても今日のゲームの結果次第で、もう大丈夫!って思えるかどうかだと思うので、結果も大事だけど、内容に注目して見たいと思う。


打線は12安打で三者凡退は1度のみ、それで3得点は少なすぎると思いたくなるところだが、相手のピッチングを見ると致し方ないところもある。やはり接戦時の阪神ブルペンは力強いボールを投げるし、ピンチになっても最後の最後は抑えてくる。こちらの戦力としても、まだいない選手もいるし、ここからあとひと押しできるようになって初めて完全体と言えるようになる。求めるべきものが少しずつ見えてきてはいると思うので、焦らずじっくりと各選手が状態とレベルを上げて行ってもらいたい。


ただ、重信の走塁はちょっともったいなかった。せっかく6番という打順を与えてもらい、期待に応えて3安打したのだから、走塁面でも梶谷のように貪欲になって欲しいし、盗塁に関しても、あの鈴木尚広が自分よりも素質があると言っていたわけだから、自信をもって走れるように意識改革は必要


あと、守備は良かった!
昨年、阪神との対戦成績が良かったのは、相手の守備のミスで自滅したこともあったから。今季は中野の加入でセンターラインが安定しそれが攻撃のリズムに繋がっているとは思うが、この試合に関しては梶谷と吉川のファインプレーが巨人のピンチを救い、阪神の守備の小さなミスがこちらに流れを引き寄せた
打ち勝つ野球はまだ出来ないので、ギリギリでいいから守りでピンチを救うことで投手も救われるし、吉川の決勝打のように攻撃と守りが選手自身を盛り立てることもある。今シーズンは細かい守備のミスも多かったから、これから去年のような堅い守備が復活するなら、まだまだ巨人は上がって行ける!

 

この試合は、鍵谷、高梨、中川、ビエイラという勝ちパで逃げ切ったけれど、ちょっとヒヤっとした場面もあった。特に高梨はちょっとリキんでたかな?相手打線の並びを考えたら、ビエイラ、中川という流れになりそうだけど、それよりも8回、9回はこうすると決めることで、投手の準備と気持ちを作ることができるから、相手の左右に関係なく固定することを選んだのだろう。どちらも左右に関係なく投げられると思うし、ビエイラは別に160km/hを連発しなくても充分。157km/hの外角に決まったストレートは素晴らしかったし、ツーシームは暴れていたけれど、スライダーは良かった。
常にMAXじゃなくて、8~9割くらいの力加減でもう少しだけ制球が出来れば、もっと安心して見てられる。
個人的にはある意味デラロサよりも相手からすると、打ちづらそうに見えるので、もうしばらく見てみたいなと思わせてくれる投球だったと思う。
(160km/h越えは1~2球見せるだけで、相手にとっては意識せざるを得ないから、それでオケ)


なんにしても、先取点を取った試合は負けないという阪神のジンクスを打ち破りホームで3連敗だけは避けたいというゲームを2戦目で取れたのは大きい。
今日の高橋優はこの3連戦で唯一阪神打線にとって苦手意識がある(はずの)投手なので、この勝利が相手にプレッシャーとなり、勝ち越し出来るなら個人的には予想以上の結果となるから、こうなったら総力戦で是非とも勝利して欲しいと思う。

 

昼間のイースタンでは、前日に続いてナカジ、若林、丸、ウィーラーが好調。テームズにも一発が飛び出しゲームは圧勝だった。仕事で行けなかったけれど、ある意味で、このメンツをジャイアンツ球場見ることなんて、今後あるかどうかわからないから、球場に来れたファンにとっては貴重な場面だと思う
(東京ドームより入場料も安いし←ココ大事!(笑))
彼らもいつでも戻ってこれるほど、もう復調しているように見えるが、1軍では若手も頑張っているし、入れ替えのタイミングとメンバーの選出は悩ましい。
丸がレフトを守ったりしてるので、場合によっては松原はセンター固定のままで・・・というのもありうるかもしれないと考えると、ちょっと面白い。

 

管理人:みんぐ
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「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/20 巨 5-10 阪神 → まぁ…完敗だね、今の阪神は裏ローテでは厳しいか?

阪神 1勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:西勇 4試合 3勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:サンチェス 4試合 1勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→平内→大江→高木→戸根 捕手:大城
阪神:西勇→岩貞→小林→岩崎→エドワーズ 捕手:梅野
本塁打
巨人:松原3号(三回2ラン)
阪神:マルテ4号(ソロ)、マルテ5号(2ラン)、大山2号(ソロ)、サンズ6号(ソロ)、大山3号(2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典赤星憲広 実況:河村亮
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104201index.html)
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相手のクリーンアップ3人に5本のホームラン、7得点も打たれるようでは、そりゃ勝て無いなぁ~
ただでさえ、好調な阪神打線に苦手なはずの東京ドームの初戦で火をつけちゃったら、明日以降も厳しいか?


さて、どこから切り取ろうか?(笑)


まず、先発のサンチェスだけど、前回は雨の甲子園とはいえ、やられちゃってるからサンチェスには嫌な意識が、阪神にとってはお得意さん的な意識が戦う前からあったかもしれない。
一方で昨年も指摘したけど、球速はそれなりにあるのに、ここまで打たれるってことは、バッター目線ではタイミングが取りやすいピッチャーなのかもしれない。好球必打で強振してくる打線を相手にするには、まともに勝負に行きすぎて、返り討ちにあってしまった印象がある。打線が低調なチームと戦うには勝負になるが、現状ではほんの僅かでいいから、何かを変えないと、この先もちょっと厳しいかもしれない。


ファン目線で言えば、同じ負けるなら平内に経験させた方が先に繋がるので、外国人枠問題もあるし、一度ファームに預けて阿部2軍監督のバッターとしての目線でアドバイスをもらうのはアリではないかと思う。
その平内だけど、せっかくの東京ドームデビューがビハインドのロングリリーフとなってしまい、ほろ苦いデビュー戦となってしまったが、打者10人に対して被安打1,四死球1の1失点だから緊張していたであろう中においては、良かったのではないかと思う。


他の中継ぎ陣に対してもフォローを入れるとするなら、登板が久々だったし、火のついた打線を沈黙させるのはしんどい作業なので、しょうがない部分もあったかもしれない。データ的に左投手を苦手としているから・・・という理由だけで登板させたわけではないと思うが、高木京と戸根は反省の多いピッチングになった。


現状では今の阪神打線には、高橋優、今村といった打者のタイミングを外せる球を持つ投手か、戸郷のように強振してくるバッターから空振りを奪える落ちる球を持つ投手、菅野のような絶対的なエースじゃないと抑えるのは難しいかも。
明日の畠もキレも落ちる球もあるけれど、たまにスーっとゆく甘い球を今の阪神打線は見逃してくれないと思う
となると、やはり表ローテで立ち向かいたいところではあったけれど、それは来月の週末での対戦の楽しみにしておく。


打線に関しては、西から5点とったのは良かった。若大将のタイムリーで、いよいよモードに入るか?と期待はしたんだが、その後も悪くはないながらセンターフライ2本。まぁ打球が上がってきたという点で、希望が持てるという事にしておこう。
今の打線は松原からの坂本、梶谷の連打なので、松原に関しては3回のホームランは技ありで、7回のセンターフライも、もう少し打球にスライスがかかってれば左中間を抜けた?と思う悪くない当たりだった。梶谷が猛打賞だったから、坂本がもうひと踏ん張りしていたら、もう少し勝負になったかもしれないが、坂本自体の打席も決して悪いわけではなかった。


まぁ、今日に関しては亀様が前回に続いて、ちょっとタイミングが取れてないのが気になった。西という事で左を並べたかったのはわかるが、ちょっと今日は5番、6番が機能しなかった
昼間のファームでは、丸、ナカジ、若林の調子が良くて、ウィーラーも動きは悪くなかったので、彼らがいたら・・・って思ってしまった自分もいたが、原監督はシーズン全体を考えているだろうから、まだしばらくは上げないかもしれないし、基本的には阿部2軍監督がOKを出すかどうかというところを信用していると勝手に思っているので、阿部のGOサイン待ちではないかと。


2点取るのがやっとだったころから比べれば、チャンスメークまでは出来ているし、なんだかんだ10安打はしている。今日は本来巨人がやらなければいけなかった一発攻勢をやられてしまったという点で、冒頭に述べた完敗という言葉になってしまう。


明日のオーダーがどうなるかわからないが、重信の状態が悪くないのでレフト重信を抜擢するか、石川慎吾もイイ。丸が戻ってくれば、センター丸、レフト松原になるんだろうし、ファーストはウィーラーか新外国人になるだろうけど、この3連戦でそれを求めるのはまだ早そう。


阪神もいつまでも今の状態が続くとは思えないが、さすがに5ゲーム以上離されると、こちらの追撃態勢が整ったとしても追いつくのは簡単ではないので、ホームで戦いながら弱気な発言にはなるが、出来れば1つは勝って4ゲーム差で留めておきたい
唯一明るい材料があるとするなら、こちらの勝ちパは温存で(温存と言っていいかは別にして(涙))、阪神的には楽勝で出すつもりが無かったであろう、岩貞、岩崎をだしたことくらい?
残り2戦は1点差以内なら、こちらも勝ちパを出して最後まで戦うくらいで向かわないと、また飲み込まれそうな気がする。


先発が3回持たず劣勢なゲームをひっくり返して勝利するのは並大抵のことでは出来ないので、先発がゲームを作れなかった時点で作戦もへったくれもないから、もう今日はしょうがないと諦めもつく。明日は苦手な青柳だし、こちらは畠なので、ビハインドでゲームが進む可能性は高い。
何とか5回まで最少失点でしのぎ、相手の勝ちパから何とか点をもぎ取るゲームを進めるしかないなと思う。

 

ネットでは大城のリードが随分叩かれちゃってますね。まぁこんだけ打たれたんだから、バッテリーコーチ含めていわれるのは仕方ない。

個人的には岡本、香月、岸田を並べるのもいいと思う。チャンスをもらって、鼻息プンプンでやる気MAXみたいな選手がいると、雰囲気も変わりそうな気もするし。

 

 

管理人:みんぐ
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