ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」10/23 巨 3-4 ソ → 1つも勝てなかったか…あともうちょっと見たかったな

巨人 3-4 ソフトバンク → 対 ソフトバンク 0勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:和 田 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :森 4試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:菅 野 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→中川→デラロサ 捕手:小林→大城
ソフトバンク:和田→スアレス→嘉弥真→甲斐野→モイネロ→森 捕手:甲斐→高谷
本塁打
巨人:岡本1号(六回2ラン)
ソフトバンク:グラシアル3号(四回3ラン)
日テレG+にて観戦 解説:中畑清山本昌福留孝介 実況:上重聡
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東京ドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとの「SMBC日本シリーズ2019」第4戦。日本一へ向けて後がなくなった巨人はエース菅野にマウンドを託したが、四回にグラシアルに中越え3点本塁打を浴び先制を許してしまう。打線はソフトバンクの先発・和田に苦しめられたが、六回に2番手スアレスから岡本が右越え2点本塁打を放ち反撃。しかし、七回に失策が絡み追加点を奪われる。その裏に丸がこのシリーズ初安打となる左越え適時二塁打で1点を返したものの、あと1点及ばず、3対4で試合終了。日本シリーズは初戦から4連敗となり、7年ぶりの日本一とはならなかった。現役最後の試合となった阿部は、巨人とソフトバンクの両チームの選手に胴上げされ、選手生活に別れを告げた
(https://www.giants.jp/G/result/201910231index.html)
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キャプテン不発、選手会長が被弾


さすがに、これでは勝てないね、二人とも悔いの残るシリーズになってしまったと思うけれど、それだけに来年、同じ舞台で雪辱するまでは今日のゲームがずっと頭の隅に残ってゆくでしょう。我々も悔しい思いは残るけれど、それはそれで次へのモチベーションとして残るから、ヘタに善戦して満足しちゃうよりは、また強くなると前向きに考えるしかない
(あ、完全に負け惜しみです(笑))

 

とはいえ、菅野は好調期には遠いとはいえ、非常に良いピッチングをしてました。グラシアルに打たれたスライダーだけがもったいない。カウント的にも完全に外角の変化球を狙われていたし、そこに投げてしまったバッテリーは反省かつ、それをスタンドに運んだグラシアルが素晴らしかった。打ち損じがほとんどなく、シリーズ通して彼にやられたといってもいいくらい攻略できませんでした。レギュラーシーズンではDeNAのソトに同じようにやられましたけど、来シーズンは苦手選手を作らないだけでなく、好調な選手の状態を如何にして落とすか、これもまた大きな宿題になりそうです

 

で、言うまでも無いことですが、このシリーズ、とにかくミスが失点に繋がりまくりました。
今日の7回の岡本のエラーはタイミング的に仕方ないとはいえ、山本のミスは猛反省ですし、その前の若林もそう。

どちらも失点に繋がっているだけに、そこが無ければ勝っていたかも?と思うと、敗戦のイラつきの矛先が行ってしまうのは仕方ありません。


キャンプでは元木コーチの鬼ノックが待ってるでしょう、攻撃面でも課題は多いですが、守備のミスをどれだけ減らせるか、ミスを減らすだけでなく難しい打球をどれだけどれだけアウトに出来るか、投手を助ける守備力の向上は不可欠ですね

 

そんな中でも岡本のホームランは気持ち良かったです。
スイングに力が無ければ、確実にボールの強さに負けてファールになっているだろう力のあるストレートを、パワーでスタンドまで運ぶんですから、そこは自信にして欲しい。まだ、打てないボールに手を出してしまう時があるけれど、シーズン前半の空回り感は完全になくなりました。あの打球を見れば、パワーは今のままで十分なので、来季は身体のキレを今以上にすることを目標に仕上げてくれれば、いよいよ不動の4番の姿が覚醒しそうな気がします

 

巨人、西武とセパの優勝チームを圧倒したわけですから、完全体のソフトバンクが強いのは(戦前からわかっていたことですが)わかりました。そのチームを倒すためには、何が必要なのか、それを自問自答する日々がこれから始まるのでしょう。出来ればあと3試合、勝敗に関わらず、ゲームを見たかったですし、阿部がプレーする姿を目に焼き付けたかったのですが、それも今日で終わってしまいましたね。ゲーム後に阿部を胴上げするソフトバンクの選手に感謝ですし、目頭が熱くなりました

 

その阿部ですが、来季の2軍監督ですか!?

まだシーズンの総括やドラフトを含めた新戦力の考察なども終わっていないのですが、いきなり楽しみが増えました
2軍とはいえコーチをすっ飛ばして監督ですから、どうなるのか全く未知数ですけど、それだけに何をやらかしてくれるのか楽しみですし、来年はジャイアンツ球場の観客動員が飛んでもないことになりそうだなと、余計な心配をしてしまいそうです(笑)

實松が2軍のバッテリーコーチとして入団するそうですし、杉内コーチを含め、若手の投手力向上と攻撃力の底上げがどうなるのか、今から楽しみです

また、期待されていた石井琢朗のコーチ入団も決まり、着々と底上げの準備も始まってます
鈴木コーチの悲しい退団はありましたが、それを埋めるべく他にも色々と動きがありそうで、まだまだ目が離せませんね

 

それと、マシソンの退団

これで、原ジャイアンツの黄金期を支えた、スコット鉄太郎が全員いなくなってしまいました
マシソンにはただただ感謝しかありませんが、まだカナダ代表として登板するチャンスはあるようなので、そこは目いっぱい応援したいですし、球団としても何らかの形でセレモニーなり(ファン感謝デーなどで)して、彼の貢献を称えてあげて欲しいなと思います

 

あ、今日は日本シリーズの話でしたね(笑)
トータルとしてみれば、坂本、丸が不調だったことが全てでしょう。先発は頑張りましたし、中継ぎが不安なのは最初から分かっていたことですから、それらを含めて、主軸が打って勝ってきたチームですから、亀井が孤軍奮闘し、岡本が最後に魅せたとしても、やはりこの二人が機能しないことには勝てませんね。
坂本は昨日も触れたように、初戦のインコース攻めが完全にバッティングを狂わせ、今日も普段ならありえないようなボールを空振りしてしまう始末。丸に至ってはバットを振るタイミングが完全におかしくなって、金縛りみたいになってしまってました。素人が評論できるレベルを完全に越えている域での話ですので、これをどう乗り越えるのかは彼ら次第ですが、阿部という要、相談相手もいなくなる中で、もがかなければいけないわけですから、ここからレベルアップできる余地がまだあると前向きに考えて、岡本も含め、さらなるサカマルオカが分厚くなることを期待するしかありません


これまで何度も経験したことですが、短期決戦の怖さを久々に思い出させてくれました。
強かったソフトバンクに敬意を表しつつ、日本一3連覇おめでとうございますと、心から素直に祝福したいと思います

 

他のチームは秋季キャンプを行ったり、フェニックスリーグで鍛えたりなど、しっかり練習している中で、CS、日本シリーズを戦っているので、勝ち抜いたチームは実は練習量という点ですでに不利な状況になっていますから、まずは疲労を抜くことも大事ですが、終了と同時に次の戦いに向けての準備が始まっていることを忘れないようにしましょう

 

さて、これで巨人の試合レポートも終了となりました
スポナビ時代からサイトを移動するたびに、見ていただいてる人数が一気に減っていっているのが寂しいところですが、地道に積み重ねて、少しでも読者を増やせるように頑張ります
今シーズンもお付き合いいただいた皆様、貴重なコメントをくださった方々、本当にありがとうございました


まだプレミア12もありますし、先に書いた、総括や次への期待など、記事は更新する予定ですので、時々で結構ですから覗きに来て、あしあと残していただけると嬉しいです


何とか今シーズンもレポート仕切れたことに安堵しつつ、私も疲労を抜きたいと思います(笑)

 

管理人:みんぐ
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