ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」6/30 巨 5-2 DeNA → 逆転勝ちで戸郷2勝目!そして大魔王いらっしゃい!


DeNA 1勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:戸 郷 2試合 2勝 0敗 0S
セーブ :デラロサ 5試合 0勝 0敗 4S
敗戦投手:国 吉 4試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→高木→中川→デラロサ 捕手:炭谷→大城
DeNA:濵口→国吉→三嶋→エスコバー 捕手:戸柱→嶺井
本塁打
巨人: 中島1号(二回ソロ)、丸1号(八回ソロ)、岡本5号(八回ソロ)
DeNA
日テレG+ にて観戦 解説:中畑清 実況:町田浩徳
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの1回戦。巨人は1点ビハインドで迎えた六回、岡本の右翼線適時打で同点。さらにパーラの左前適時打で勝ち越し、試合をひっくり返す。巨人先発の戸郷は立ち上がりにDeNA打線に捕まったものの、その後は立ち直り七回途中まで投げて4安打2失点と試合を作る。終盤には丸、岡本にダメ押しの一発が飛び出すなど効果的に追加点を奪い、5対2で試合終了。岡本が3試合連続の本塁打を含む2安打2打点で自らの誕生日に花を添えるなど、投打がかみ合った巨人はDeNAとの首位攻防戦を制し、ゲーム差を1.5に広げた
(https://www.giants.jp/G/result/202006301index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


今シーズンのDeNAとの戦いは、派手な打ち合いになるか、息詰まる投手戦になるかのどちらかだろうな~って思ってますが、そういう意味では、今日は中盤までは投手戦に近かったかな?

現在、どのチームも中継ぎ、抑えが盤石と胸を張って言えるチームは無く、巨人が僅かにリードしているという感じで、それが今の順位に現れている状況。
チームの攻撃面でも、代打、代走の層が厚いので、中盤まで何とか粘れば絶対に終盤に巻き返せる!って思っていたんですが、それを体現するようなゲームになりましたね

特にラミちゃんは、ここ何シーズンも「謎継投」をすることがあるので、そこにもワンチャン賭けてました


まずは戸郷、初回こそ連打で2失点しましたが、そこでバタつかずに落ち着いて修正出来るあたりは、年齢を感じさせない強心臓。インタビューでも「自分のためではなく、チームのため」と心を切り替えたようですけど、普通、彼の年齢だったら自分のことでいっぱいいっぱいになりそうなところ、本当に頼もしい投手です

 

DeNA打線は積極打法で、早いカウントから打ってきますから、うまく打ち取れれば球数を減らせる。実際96球だったので、もう少し点差に余裕があれば、投げ切らせてもらえたかもしれないけれど、ブルペンにはピンチに強い高木京がいますから、原監督は迷いなくスイッチしたんでしょうね。中畑氏も言ってましたけど、これが菅野クラスなら託したのでしょうが、そこが戸郷との違い。
まぁ、若い選手には毎度毎度、課題を出す方がイイと思うので、今日は良かった、悪かっただけではなく、明確に、しかも実現できそうなくらいのハードルを残して、終わらせるのが階段を昇らせるには良いのかもしれません

いずれにしても、ナイスピッチングでした。無傷の2連勝。そういや、まだ戸郷には新人王のチャンスはあったっけ?権利が残ってるなら、今シーズンは取らせてあげたくなりますね


さて、サカマルオカからマルサカオカに変更になっている打順ですが、これはまぁ、丸の状態を考慮しての一時的なものでしょう。でも、その効果からか、丸が元気になってきましたね
2回の四球は坂本にしっかり繋ぎましたし、6回は進塁打こそなりませんでしたが、それを取り返す盗塁を見せて逆転に貢献しました、そしてトドメは8回のホームランです。

これで気分もすっかり良くなって、今日以降の打席が期待できます
(今日あたりは3番に戻すのか?ちょっと興味芯々ですね)


個人的に貢献度が大きかったのは、2回の中島のホームラン

2点差のままであれば、濱口を代えなかった可能性もありますし、何よりもゲーム全体が重いまま終盤を迎えることになったと思います。
早い段階で1点差にしたことで、投手が粘ればワンチャンでひっくり返せる!という空気をベンチ内に作ったという点で、あの一発は大きかったです


その濱口ですが、とにかくキレが良く、左右への制球力も抜群で、僅かにくる甘い球を狙う以外、打ち所がない感じだったので、正直なところ代えてくれてホッとしました。
他球団ファンながら、ちょっと心配なのは、交代を告げられた時のマウンドでの表情、ベンチに戻ってからの表情を見ていると、ちょっと遺恨を残しそうなのが心残り。
チームが勝てばそれでも落ち着けたんでしょうけど、交代直後の逆転劇ですから、心中は穏やかではないでしょう。
ゲーム後にどれだけ心のケアが出来ているのか、老婆心ながら好きな投手なので、ちょっと気になります。


話を巨人に戻すと、戸郷が途中降板とはいえ、7回を高木京がしっかりと抑えたことで、そこから先は今季の勝ちパの出番ですね。
中川、デラロサともに3人でキッチリとはいきませんでしたが、それでも役目は十分果たしてくれました。


結果的に後ろが失点しなければ、ゲームは締まりますし、特に中川が抑えたことで、その後の丸、岡本のホームランにリズムがつながったと思います
(それと丸の守備が素晴らしかった!あれも自身のホームランへの布石になりました)


それにしても、岡本さんはヤバいです(笑)

ボール球振らない、甘い球を打ち損じない、コースに合わせてスイングできる
今、敵の打者だと想定しても、打ち取る配球が見当たりません
あそこまでどっしりと待たれると、どこに投げても打たれそうな気がしますし、何を待っているのか予想がつかない。失投をファールで打ち損じることも少ないので、甘いところには投げられないと、相手バッテリーには相当なプレッシャーになっているでしょうね。
攻略するにはぶつけるくらいの極端なインコースと外への逃げる球をコンビネーションで使うしか無さそうですが、今はそれすら見切っているようなオーラが出てます。
これがどこまで続くかわかりませんけど、昨年のポストシーズンで何かをつかみ、それをさらに伸ばすためにオフにしっかりと準備していたのでしょう。
おかしくなればすぐにクロマティ師匠が助言してくれるでしょうから、今は、毎打席、彼のバッティングが楽しみで仕方ありません。

バースデーアーチって、なかなか出来るもんじゃないので、それだけでも「持ってる男」はアピールできましたね

 

そして、入団即登録、即スタメンのウィーラーですけど、
心からウェルカム!!!って言いたいですね

ゲーム前の練習「直生」もしっかり見てましたけど、もう何年も巨人にいるんじゃね?くらいになじんでました(笑)
いきなりクロマティと息が合いそうでしたし、パーラとも談笑
2打席目で即、結果を出しましたし、もうすっかり巨人の一員です
あのキャラは元木ヘッドとも良いコンビになりそうですから、今後の起用法も含めて楽しみがまた増えました
かりにスタメンではなくても、後ろに石川やウィーラー、亀井、陽岱鋼らが控えているとなると、相手チームにとっては本当に嫌だろうな・・・って思います


唯一の不満点は大城かな?

これまでもリード面では色々言われてますが、それがもう加味してのことなんで、あまり言いません。
でも、それを覆すには、バットで結果を出さないと!

チームとしては小林の離脱が戦力として大きいのですが、逆に岸田にとっては千載一遇のチャンス
かつて岡本とクリーンアップを組んだ彼にとっては、小林復帰までの期間でどれだけアピールできるかが、この先の彼の野球人生を変えるといっても過言ではありませんから、今、最も大事な機会を与えられている状況ですね
まだ、ゲーム後半で大城を控えさせて出番をもらえる立場ではありませんから、僅かなチャンスを大事にして結果を残し続けて欲しいところです

 

カードの初戦を取り続けているのが、今はチームの余裕に繋がってます
表のエース菅野が打たれましたけど、打線がカバーしましたし、裏のエースの戸郷は若さと落ち着きでしっかりとりました。
今日、明日の行方はわかりませんが、初戦を取ることで残り二つの戦い方は随分楽になりますから、今日のメルセデスには前回の反省を踏まえたピッチングをして、我々ファンを安心させて欲しいですね

 

追記

会田コーチ、素晴らしい対処でしたね

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/a