ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/12 巨 2-3 ヤクルト → 開幕してもうすぐ一か月、去年も苦しんだ


対 ヤクルト 2勝3敗0分 ほっともっと神戸

勝利投手:高 梨 3試合 1勝 1敗 0S
セーブ :石 山 10試合 1勝 1敗 4S
敗戦投手:桜 井 3試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:桜井→藤岡→宮國→高木→中川→澤村 捕手:炭谷
ヤクルト:高梨→長谷川→梅野→清水→石山 捕手:西田
本塁打
巨人:中島3号(四回ソロ)
ヤクルト:青木4号(三回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:山本健太
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほっともっとフィールド神戸で行われた東京ヤクルトスワローズとの5回戦。地元での凱旋登板となった巨人先発の桜井は不運な失点もあり、五回途中3失点で降板。打線は中島のソロ本塁打と丸の適時打で1点差まで迫り、桜井の後を受けた中継ぎ陣も無失点で踏ん張ったが、最後まであと一本が出ず2対3で敗れた。巨人は4連敗で、ヤクルトに首位を明け渡した
(https://www.giants.jp/G/result/202007121index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

来週で開幕して一か月、ヤクルトが昨年4月20日以来の首位!って形で終わったゲームだけど、そっかぁ~去年の開幕して同じようなタイミングで、そんなことあったなぁ~と思い返しながら、去年のレポートを見てみると


ヤクルトとの戦いは 9-0、7-2で勝ったかと思えば、3戦目に 2-11 で負けたり、5/10 には 19-7 という大逆転劇で勝ったりなど、まぁ派手な試合が多い(笑)
交流戦で浮上したものの、その前後は苦戦した印象もあるので、まぁ、今シーズンもこういうものかと思いながら、敗戦のシーンを見て思いをはせてました。


開幕4連勝したものの、あと1勝で原監督の通算勝利単独2位となるところで、雨天延期なども重なり、ローテを組み替えた結果がうまくゆかず、4連敗。投打が噛み合わないと言えば、それまでだけど、今日の巨人のページの「あと1本が出ず」という言葉を見て思い出したのは、去年の私の5月のレポートでの「あと1本が出ない病」という言葉


なかなかそう簡単にはゆかないよなぁ~というのが率直な感想です


開幕から苦労していた阪神が持ち直したり、うちより投打にバランスが良くて、ヘタしたらヤバいかも?と思っていたDeNAも波に乗り切れず、現在はヤクルトが一番バランスが取れているということで、首位を明け渡すことになってしまいました。
実は私の飲み友達で、長年のヤクルトファンがいるのですが、開幕前に話をした時は、ネガティブな意見ばかりで愚痴っているもんですから、

「監督変わった一年目のヤクルトは侮れないんだって!」
「最下位のあとの優勝とかあるのがヤクルトなんだよねぇ~」

って、なぜか巨人ファンの私が力説してました(笑)

 

まぁ、試合数が減ったとはいえ、まだまだ長いペナントですから、この先どうなるかわかりませんけど、現時点で好調なチームであることは間違いないでしょうね


と、相手を褒めたところで、こちらの話


昨日に続き、守備のミスからの失点でいきなり空気が重くなりました
守備の名手、丸のミスということで味方に与えるショックも大きいのですが、それが桜井に重くのしかかったしまったかなと…ゲーム前には村上の前にランナーを出さないように、制球力を重視すると言っていた桜井ですが、はからずもそれが自分のピッチングを苦しくしてしまったような気がします

(次打者のことを考えるのは炭谷の仕事なので、桜井は目の前のバッターに専念してればそれでよかった)


3回の青木に打たれたホームランの前後の三振は、その呪縛から解き放たれたような感じだったので、そこからゲームを作り直してくれると期待したのですが、今日も山田への四球からの失点で、バッテリーは猛反省ですね。
まぁ、好調な3、4、5番の左バッタートリオは右投手にとっては脅威以外の何物でも無く、サカマルオカが好調な時は手が付けられないように今はアオムラヤマが同じくらい脅威の並びだと思います
(原監督なら山田と青木を入れ替えて、微妙なジグザグにしたがるでしょうけど)


昨日、今日のバッティングを見た限りでは、菅野でも抑えきるのは難しかったかもしれないなと…


攻撃面では先にも言ったように、あと1本…という場面が目についてしまいました。
その中でもやはりキーマンは坂本でしょうか?
かつて阿部がキャプテンの時は、体調がどれだけ悪かろうが、「巨人は阿部のチーム」と言っていたように、今は「坂本のチーム」なわけで、彼が下を向くようではいけません。
今日で言えば、3回裏の攻撃、桜井の送りバント失敗という嫌な空気はありながらも、吉川のヒットで1アウト2、3塁。
坂本、丸で最低でも同点、岡本に回して一気に逆転となればゲームの流れは一気に変わったでしょう

坂本には悪くても3塁ランナーを返し、2アウトとなっても3塁に吉川尚を残すような形を作って欲しかった…
それが出来ず、続く丸は三振で無失点で終わった
このイニングがさらにゲームを重くしてしまいましたね
丸はもともと配球を読んだり、ゾーンや球種を絞るタイプで、違う球を無理に打ちに行ってバッティングが崩れるのを嫌がるため、見逃し三振というのは広島時代から見慣れた光景ではあるのですが、仕留めにゆかなくてもいいから、最初からファールを打つつもりで当てに行って欲しかった…というのが、あの場面での私の感想


それが伝染したかのように、続く4回には岡本が自身の空振りに怒っていたような表情を見せましたが、好調時にはすんなりつながっていたものが、繋がらないとメンタルにも影響を及ぼすという姿に見えました
さらにそれが影響したと思うのが、8回の最終打席での三振
狙い球がことごとく外れて、あっさり追い込まれたものの、粘りながらフルカウントに持ち込んで、球数も投げさせていたにも関わらず、最後は明らかなボールを振って三振。
平常心の時の岡本なら後に託す形で、平然と見送っていただろう球を当てにゆく形で崩されながら三振するのは、自分が何とかしたい!という思いの表れでしょうけど、今シーズン落ち着いて四死球をしっかり取っている村上との違いが明確に出たなと思う場面でした


開幕から4番を任され続けている若武者対決でしたけど、今日に関しては完全に村上に軍配があがりましたね。得点圏打率が良かった序盤の岡本とは、メンタルの状態がちょっと違っているように思います
(ま、チームが連敗中で、平常心を保てというのも無理からぬ話ですけど)


9回の大城の三振も先の丸と似たような「金縛り三振」ですが、1打席しか無い大城ですので、自分のツボに来るまではボールであっても、ファールするくらいの粘りは欲しかったですね
っていうか、初球打ちに行かなかった時点で、ヤバいと思いましたけど…

 

昨日崩れた中継ぎ陣は頑張りましたね
中でも藤岡は目立ちませんけど、何気に要所を抑えて、良い仕事をしてくれてます
澤村の四死球劇場、すっぽ抜け劇場は今に始まったことではないので、余り言いたくありませんけど、原監督のあきれた表情を見れば、「この間の叱咤はなんだったのか?」と思われても仕方ありません
身体に異常はないでしょうから、落とす理由がないのでしょうけど、個人的には先日も言ったように、下に落として阿部2軍監督と杉内コーチのもとで、脱力からのリリースの瞬間だけ力を入れる極意を手に入れるか、上原のようにテンポよく投げる投球術を身につけない限り、たまたま指にかかった時は無双するけど、ダメな時はどうにもならない…という状態を繰り返すだけのような気がします

 

ま、4連敗ですけど、毎年こういう時はありますから、余り気にしないようにしましょう


数字だけ見ればこれでも
チーム防御率1位、打率3位タイ、本塁打数1位、最少失点1位で首位に0.5ゲーム差の貯金3ですから、開幕から一進一退を繰り返していると思えば、悪くない数字です
(と、強がりを言ってみる(笑))

 

次は菅野が登板するでしょうから、そこでエースらしいピッチングを見せてもらい、坂本が元気になり、田口、デラロサ、小林が復帰するまで何とか引き離されないように粘れば、また浮上のチャンスは上がってくるでしょう。

(あれ?意外と浮上の前提条件が多いな(汗))

 

今夜の GetSports は菅野特集、明日はBS1 で菅野の特番がありますから、これは録画必至ですね

 

パーラのセカンドへのスライディング…普通にしていれば、ファーストは間に合わず、同点になっていたでしょうけど、それこそタラレバなので今日のところは無かったということで(汗)

 (山田に何も無いことを願ってます)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/a