ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/26 巨 9-4 ヤクルト → サカマルオカが打てば、こういう展開になる!という見本のような展開


対 ヤクルト 3勝4敗1分 神宮球場

勝利投手:桜 井 5試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 梨 5試合 1勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:桜井→大江→田中豊 捕手:炭谷
ヤクルト:高梨→寺島→星→長谷川 捕手:古賀→西田
本塁打
巨人:吉川尚6号(2ラン)、岡本11号(ソロ)、坂本4号(2ラン)、亀井2号(ソロ)
ヤクルト:坂口2号(一回ソロ)、西田3号(八回ソロ)
フジテレビONE にて観戦 解説:大矢明彦 実況:谷岡慎一
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの8回戦。打線は初回、先頭から4連打などで一挙に5点を奪う猛攻を見せると、その後も3本の本塁打で効果的に追加点を加え、9対4で快勝した。先発の桜井は初回に先頭打者本塁打などで2点を失うが、その後は立ち直り、7回2/3を投げて被安打6、4失点。今季最多となる116球を投げる力投で2勝目を挙げた。通算1000得点を達成した坂本が本塁打を含む猛打賞、さらに支配下登録されたばかりの田中豊が最終回に登板するなど、投打に充実を見せた巨人は3試合ぶりの白星を挙げた
(https://www.giants.jp/G/result/202007261index.html)
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坂本、丸が不調な時でも4~5点は録れていた打線ですからね
サカマルオカが猛打賞、マルチと打てば、これくらいの点が取れるだけの厚みがあるわけです


亀井、中島のベテラン勢も元気ですし、大城、吉川尚らも状態が上がりつつあり、
パーラこそ抜けたけど、ウィーラーがそれを感じさせないハッスルプレーでチームを盛り上げる


原監督のタクト(代打、代走)もハマる率高いですし、なんだかんだ言ってチーム防御率はリーグ1位
(これは菅野の貢献が高すぎるってのもあるけど(汗))
そっか、今のところ首位にいる理由がわかるなって感じるとともに、主軸が動き出したら、相手投手はたまらんなぁ~と想像してしまいます


あ、だからといって、今日一日の結果だけで、坂本、丸が完全復活!なんて言うつもりはありませんよ。相手投手との兼ね合いで、またドツボにはまることも出てくるでしょう
ただ、二人とも、スイングのスピードと力強さ、打球方向などを見ていると、ひところのどん底は抜け出しつつあるかな?という感じはします


他球団ファンから、「岡本、そろそろ下降してくるんじゃない?」なんて言われましたが、下り気味?と思わせてからの一発とか彼のポーカーフェイスぶりは我々ファンも読めません(笑)
でも去年苦しんだことは確実に糧になってますね、もともと疲れ知らずの稀有な体をもって、ケアも怠りませんので、正直、大型スランプはこないのでは?なんて思ってしまいます
打率こそ上を見るとまだまだ厳しいですが、この辺は長いシーズンを戦ってゆくうちに、ある程度の数字に落ち着くでしょうから、今はあわてる必要はないでしょう。一日一善をコツコツ続けてゆけば、いずれ視界にとらえることができるのは?と思ってます

ホームランも阪神の大山がものすごいペースで追い上げてきていますが、まだ焦る必要はないですし、打点も村上が全く落ちる気配を見せませんけど、しっかり肉薄しています


故障の離脱というのは、去年、一昨年を見てても感じさせないくらいタフなので、このままシーズン終了まで4番に座り続けてくれれば、タイトル争いはしてくれるのではないかと期待したくなりますね

(そしてそれはチームの勝利に直結する)

 

さて、先発の桜井ですが、初回のピンチの場面では、このカード先発が早々に降りる展開が続いていたので、「おぃおぃ今日もか?」なんて心配になりましたが、最大のピンチでエスコバーをゲッツーに取れたのは助かりました。
そこからも、ボール先行で苦しいピッチングは続きますが、2回以降は何とか凌ぎました。
欲を言えば、8回を投げ切って、後ろを楽にさせてほしいところでしたが、あと一歩というところで力尽きてしまった感じ。
球数を考えたら仕方ない部分もありますが、いずれ勝ち頭になる!って投手になって欲しいので、せめて8回は1失点で投げ切って欲しかったなと思います


火消しをした大江は、ああいうワンポイントでは使えることを見せてくれましたし、何よりも点差があったことで田中豊を試す絶好の機会を作れたというのは、中継ぎが投げすぎのカードが2戦続いて、接戦で投げさせるのが怖い状態だっただけに、ブルペンにとっても助かりましたし、田中豊自身にとっても良い状態の時にあげてもらって、すぐに使ってもらえたというのは良かったのではないでしょうか?
日ハム戦力外からの育成→支配下という苦労人で、阿部2軍監督の推薦もあっての起用ですから、その期待には応えたのではないかと思います
背番号19という巨人ファンにとっては思い入れのある番号をいただくわけですから、それを意気に感じてこれから力になって欲しいところです

 

そして坂本の市場43人目の1000得点
これだけ歴史があるスポーツで数え切れないほどの選手がいる中での、43人目ってのは率直にスゴイこと。
この若さですでにレジェンド級の記録が控えている坂本ですが、今シーズン達成する予定の数々の記録をまた一つクリアしました。
新型コロナによってすでに特殊で印象深いシーズンになってますが、順調に行けば原監督の勝利数はチーム歴代1位になりそうですし、最終結果は別としてもファンにとって忘れられないシーズンになりそうです

 

ってことで、苦手意識を植え付けられそうなヤクルトとの戦いを何とか勝利して、カード勝ちこそなりませんでしたが、五分で終わることができました。
両チームともに克服すべき課題が見えた3連戦だったと思うので、明後日以降、それをどちらが先にクリアするのか、注目すべき点が多いカードだったと思います

 

やっとのことで来週から1週間は東京ドームで戦えます。その翌週は甲子園、名古屋とまた遠征になりますので、とりあえずホーム6連戦は2カードとも勝ち越して、少しでも貯金を増やしておきたいですね。
個人的には貯金10個で十分に優勝争いできるシーズンだと思っているので、10個を切らないように、12~13個あたりをウロウロしているような展開に早くもってゆきたいと考えてます
(そこからは5割前後でも良いくらいの割り切りが出来る)

 

2軍の方は1軍がビジター続きってことで、今週は東京ドームで3試合行うことができました。
ジャイアンツ球場で良い結果を残しても、ドーム球場だとまた勝手が違うので、観客の問題こそあれ出来れば若い選手を東京ドームの空間で1試合でも多く経験させてあげたいと思っていたので、貴重な経験をしたのではないか?って思ってます。
今日は横川が良いピッチングをしましたね、まだまだ時間はかかるでしょうけど、順調に来ているようで楽しみです

 

あと、個人的に一つだけ苦言

9回の吉川尚、2アウトから四球で出塁したのは良かったけど、次打者が炭谷だったし、1ヒットでは帰れないシチュエーションだったので、アウト上等で初球から走って欲しかった…足の速いランナーがセカンドにいれば、炭谷への配球や球質も変わっていたかもしれないし、何気に炭谷の打率も悪くはないので、追加点が取れたかもしれない

 

管理人:みんぐ
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