ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/29 巨 2-3 DeNA → 両チーム4安打ずつだったが、ホームランの差が…


DeNA 6勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:濵 口 6試合 2勝 1敗 0S
セーブ :三 嶋 16試合 0勝 1敗 1S
敗戦投手:戸 郷 5試合 3勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→大江→田中豊→大竹→高梨 捕手:炭谷→大城
DeNA:濵口→平田→山崎→パットン→三嶋 捕手:高城
本塁打
巨人:丸8号(六回ソロ)、ウィーラー4号(六回ソロ)
DeNA:梶谷7号(三回ソロ)、高城2号(五回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:町田浩徳
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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの8回戦。巨人先発の戸郷は、三回に梶谷、五回に高城に本塁打を浴び5回3失点でマウンドを降りる。一方の打線は、六回に丸、ウィーラーに本塁打が飛び出し1点差まで追い上げたものの、好機での一本が出ず2対3で惜敗。六回以降を救援陣がパーフェクトに抑えるなど収穫はあったものの、打線につながりを欠き3連勝とはならなかった
(https://www.giants.jp/G/result/202007291index.html)
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両チームとも4安打で得点は互いにホームラン2本のみ
唯一の差はソロ2本 vs ソロ&2ランだったという形での敗戦


数字の上では、まぁ、しゃーないかぁ~って感じですが、よくよく見てみると、こちらがもらった四死球は8個で、一方で与えた四死球はわずかに1個
出塁した数を考えれば、あと2点くらいはとっていないといけないゲームだったわけで、勝てたゲームを落とした…という感想になってしまいます


先発の濱口は四死球多くてムラがあるというイメージで、実際、その通り制球が定まってなかったのですが、要所要所で低めに決まってたし、特に右バッターのアウトローに良いボールが行っていたので、的を絞り切れず、うちあぐねてしまったという感じでしょうか?(インコースへのカーブやチェンジアップも効果的でしたし)鬼門の6回にようやくボールが浮き始めて、丸とウィーラーがそれを仕留めた感じですが、返す返すも2回の炭谷のゲッツーが痛かったです


一方の戸郷は前回の反省をしっかりと復習して、キレも精度も良かったと思います。惜しむらくは梶谷のソロは仕方ないにしても、宮崎にヒットは打たれながらも、8番、9番という下位打線のところで浮いたスライダーを高城にスタンドまで運ばれてしまったことでしょう。次が濱口だったので、四球やむなしくらいのギリギリで勝負する意識を持てていれば、痛打されることもなかったかもしれません

(そこは炭谷が反省ですね)


個人的には球数的にあと1イニングくらいは投げさせて、6回3失点で終わらせてあげたかったところですが、ランナーがいる場面で打席が回ってきてしまったので、仕方なかったでしょうか。原監督はスイッチを切り替えるときの決断は早いですし


でも、今日もしっかり宿題をもらったわけで、次はそれもクリアして、またひとつ階段を上ってさえくれれば、今日の敗戦も意味があるものになります。今は伸びしろしか無い状況ですから、投げるごとに課題をつきつけられて、それを克服する・・・の繰り返しで、気が付いたら大投手になっていたって感じでイイと思います


(ヘタに連勝続けて、こんなもんか!って思われるよりは…ですね。まぁ負け惜しみですけど(笑))


チーム防御率 3.11 のチームですから、エースが投げる日以外は、基本的に4点以上取れないと負けるわけで、今日は2点だったことが敗因ですね。3番の坂本、4番の岡本さんに快音が無ければ、負けてやむなしというところでしょう。


8回ウィーラーが出塁して、今日誕生日の増田大が代走に出た場面、吉川尚が打席に立った1球目がウエスト気味の球だったとはいえ、サイン通りだったか怪しい取り方をしていたので、吉川尚が追い込まれる前に走れていれば・・・ってところでしょうか?
まぁ、その前の2アウト3塁の場面で、坂本のセンターフライもあと数ミリ前でとらえていれば、左中間に抜けていたかも?ってタラレバも言いたくなってしまいますが


とはいえ敗戦の中でも良かったところはあります
まず、最初に触れましたが、ゲームを通じて全投手が与えた四死球が1個だったということ。
さらに戸郷の後をうけた大江、田中豊、大竹、高梨は被安打0のパーフェクトリレー
ようやく背番号19を身にまとった田中豊は堂々と投げていましたし、高梨の安定感はハンパない。
今以上に独走するためには、ブルペンの厚みがキーになるのは各球団の課題ではありますが、今現在、かなりのところまで整備出来つつあるのではないかと思います。
ここにいずれデラロサが帰ってくるようになれば、ビハインドでも耐えられるメンバーを出すことができますし、リード時でも相手の打線の兼ね合いを見ながら、臨機応変に送り出すことができるようになります


先発ローテは田口と畠が加わることで、サンチェスの抜けた分を補える形も作れそうですし、徐々にコマが揃って形が見えてくるようになるかもしれません


緊急トレードに見えた、ウィーラーと高梨の加入、戸郷、大江、堀岡といった若手や復活を期す田中豊の台頭など、開幕前には戸郷しか計算していなかった状況から随分と変化しました。あとは、投手も野手も阿部塾からイキの良い選手が送り込まれてくるようになれば、さらに風通しは良くなってくると思うので、今まで以上に上と下の連携が密になるといいですね
(この場合の密は大歓迎!)


明日はメルセデスと大貫です
メルセデスは7/1に勝ち負けつかないものの1失点と何とかゲームを作りましたし、大貫は7/2に2点を奪ってます。
高いに直近の試合では好投している同士なので、これまた打線の援護がカギになりそうです。
今日と違って、右投手相手なので、今度は左打者を並べて…ってことになると思いますが、それでも結局、ポイントを握るのはサカマルオカ vs DeNAクリーンアップですから、今日、不発だった坂本、岡本がどれだけ打てるか?というわかりやすい勝負になりそうですね


あ、最後に
北村はせっかくチャンスをもらったのに、甘い球を仕留めきれずにファールにしちゃってるのはもったいなかった(本人も悔しそうなそぶりを見せてましたけど)。一流と二流の差は、わずかなチャンスボールを前に飛ばすかどうかなので、出たり出なかったりで調整も難しいとは思うけど、このまま1軍にいれるかどうかの瀬戸際にきているから、もう一度、集中しなおしてもらいたいところです

 

管理人:みんぐ
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