ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/31 巨 2-1 広島 → 壮観!無失点リレーで中継ぎ5人衆のお立ち台!


対 広島 5勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:大 江 6試合 1勝 0敗 0S
セーブ :中 川 14試合 0勝 1敗 4S
敗戦投手:森 下 5試合 2勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:畠→鍵谷→大江→大竹→高梨→中川 捕手:炭谷
広島:森下→薮田→DJジョンソン 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:西川3号(四回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:高橋由伸 実況:上重聡
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東京ドームで行われた広島東洋カープとの7回戦。巨人打線は1点を追う四回、亀井が中前適時打を放ち、同点に追いつく。さらに、坂本が右前打でチャンスを広げ、丸の右前適時打で1点の勝ち越しに成功する。今季初登板の先発・畠は好調な立ち上がりだったが五回に危険球を与え、退場になってしまう。急きょ2番手・鍵谷が登板すると、坂本の好捕球も助けとなり、後続をしっかりと抑えた。その後も、3番手大江、4番手大竹、5番手高梨が再三のピンチをしのぐ好リリーフを見せ、広島の追撃を許さない。九回も6番手中川が三者凡退に抑え、1点差を守り抜いた。逃げ切った巨人は、連敗を2で止め、3番手大江がプロ初勝利を飾った
(https://www.giants.jp/G/result/202007311index.html)
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3安打 vs 5安打の投手戦


とはいえ、8個の四死球をもらっているわけで、もう少し点を取ってなきゃいけないゲームだったとは思うが、ここのところ打線も湿りがちで、初回のチャンスに点を取れなかったことで、重いゲームになる予感はヒシヒシとしていたので、とにかく勝てて良かった

 

今季初先発の畠はフォームを変え、2軍で結果を残した状態を維持して、素晴らしいピッチングでした。西川に浴びた一発は東京ドームなら想定内だし、それ以外は全く問題はなかったのに・・・頭部死球による降板は予想外でした


だからといって、評価が落ちることはないでしょう。原監督も褒めていましたし、今日の内容を見る限り、故障さえなければ2軍に落とす理由が見つからないほど素晴らしいピッチングでした。
このままローテに入り続けることができれば、勝ちはおのずとついてくるし、改良したフォームは見た目にもしっくり来ているので、故障だけがネックだった畠にとっては良い選択だったと思います。
このままの予定だと、来週のナゴヤドームになるのかな?気負わず普通に投げればゲームを作ってくれると思うので、今日の嫌な部分は忘れて、良かったところだけを頭に残して調整してくれればいいと思う


一方で広島の森下は、改めてじっくり見たけど、良い投手ですね。
今日は変化球の精度が悪くてイマイチだったと思うけど、ストレートのキレは素晴らしいものがありました。
他の試合のように変化球でストライク取られていたら、もっと苦労していたはずなので、要注意な投手の一人ですね。巨人ファンとしては、戸郷に何とか新人王を取らせたいので、勝利をつけなかったのはもちろん、敗戦投手に出来たのは本当に良かったと思います。現状、投手陣が苦しい広島なので、この先、さらに日程が苦しくなった時に離脱しないように大事に育ててもらいたいと思える投手でした。

 

攻撃面では、前日、前々日の巨人打線の湿り具合を反映するかのような難しいゲームになりました。
坂本、丸が1安打ずつながらプラス四球で3度出塁することになりましたし、岡本さんもノーヒットではあるものの四球x2と決して貢献していないわけではないのですが、やはりこの3人がスカっとする打撃をしないことにはチームの攻撃リズムは作れませんね


それがうまく機能しなくて負け越してしまったDeNAとの3連戦でしたが、噛み合わないときはどうしてもありますので、ここから上向いてくるのは時間の問題でしょう。今日の守備の動きでもわかるように、坂本の動作が日々軽くなって行ってるので、梅雨が明けて暑くなってくれば、サカマルオカはまた爆発しそうな気がしています


ここ3試合は、左投手用に右打者ズラリ、右投手用に左打者ズラリという組み方をして、今一つ機能していない感じですが、だからといって方針はブラさないで欲しいですね。選手たちも相手のローテを考えながら、自分の出番を予想して調整しているでしょうし、LINEグルの「ジャイアンツ・ミッション」でも原監督をはじめ、スタメンに関しての通達はされた上で、準備をしているでしょうから、数試合機能しなかったということだけで、ブレたら意味がありませんし

 

2試合連続で接戦を落としていたので、今日も心配はありましたが、これまでにはない、5人のブルペン陣のお立ち台という壮観な景色のなかで、勝ち切ることができました。
登板の巡り合わせの中で、今日は大江に勝ちがついた形になりましたが、1軍に上がってきてからの安定感は素晴らしいので、これはもう神様がくれたご褒美でしょう。
高梨のノーヒットピッチングは素晴らしいですし、大竹のピンチは作っても大崩れしない安定感も頼もしいです。
坂本のファインプレーと合わせて、今日は守り勝ったということで、ちょっと前までの打ち勝つ野球とは違いますが、ブルペン陣の分厚さはすっかり頼もしくなりました


一方で中継ぎの安定感の向上にともなって、攻撃陣の湿り具合が課題になりつつありますが、これがバイオリズム的に噛み合うようになると、一気に連勝街道を突っ走りそうです

 

まずはカードの初戦を取りました。
DeNA戦はここから2つ落としてしまいましたが、明日の田口、その後の桜井で取れれば空気感は一気に変わってくるでしょうから、明日は田口の好投と打線の巻き返しに期待して、今日の勝利が大型連勝のきっかけになるようなゲームにしたいところですね

 

追記
高木京の連投が気になってましたが、今度は高梨に負担が行っているような気がします。
そろそろ高木の出番がありそうですけど、うまく疲労を抜きながら、絶妙のやりくりで回していって欲しいですね。
攻撃力が巨人のストロングポイントでしたが、気が付けばブルペン陣の頑張りが今のポジションを支えていると言ってもいい感じになってきましたので、酷使にだけは気をつけたいところです

 

管理人:みんぐ
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