ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/4 巨 7-2 阪神 → 遠征初日をエースで勝利!守備の堅さがキーになった


阪神 4勝1敗0分 甲子園

勝利投手:菅 野 7試合 6勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ガルシア 7試合 0勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→高梨→鍵谷 捕手:大城→岸田
阪神:ガルシア→望月→馬場→伊藤和→小川 捕手:梅野
本塁打
巨人:大城5号(二回ソロ)、坂本6号(九回ソロ)
阪神:サンズ7号(六回2ラン)
NHK BS1 にて観戦 解説:田中賢介 実況:冨坂和男
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの5回戦。巨人は初回、坂本の通算3000塁打を達成するソロ本塁打で先制。三回には、北村がバックスクリーンへ叩き込むプロ初本塁打を放つ。1点差を詰め寄られて迎えた八回、阪神の野選・失策も絡み、大城の2点適時打などで一挙5点を挙げて試合を決め、7対2で快勝した。先発の菅野は、七回、打球を右足に当てるアクシデントに見舞われるもエースの意地を見せ、7回2失点の好投。開幕6連勝を飾った。投打がかみ合い、巨人は再び貯金を「11」とした。試合後、北村はこの日、第一子となる女の子が生まれたことを明らかにし、自らのバットで祝福の花火を打ち上げた形となった
(https://www.giants.jp/G/result/202008041index.html)
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現在、セ・リーグ失策数で言うと、巨人が8個でリーグトップ、阪神が29個でリーグ最下位ですが、まさにその差が出たような今日の結果でした。
ともに8安打ずつのゲームでしたが、巨人の7点に対して阪神が2点、巨人の7点のうち、阪神自責点は3点ですから、こちらとしては効率の良い点の取り方であり、ラッキーではありましたが、阪神的には防げた失点であり、本来なら3-2くらいの接戦のはずだった…と悔いの残る結果になったことでしょう

 

先発の菅野は本人も暑さもあって、本調子ではないと言ってましたが、変化球の制球が悪かったですね。
ただ、さすがなのは甲子園ということもあったでしょうけど、悪いなりにストレートの球威で押し込めていたというところでしょう。多少甘くなっても力で押せるということで、ピッチングスタイルを修正できたところがうまくハマりました。
サンズに打たれた2ランは半分は打った方を褒めるべき球だったので、仕方ないです。


足の具合は気になりますが、1週間あるので何とかなるかな?と期待してますし、何よりも開幕からの6連勝は素晴らしい成績です。昨年の貯金頭だった山口俊が抜け、今シーズンはその穴を誰が埋めるか?ということが巨人の課題でしたが、昨年貯金5個だった菅野が、昨年の自分と山口俊の2人分の貯金を1人で叩き出してもおかしくないくらい、頑張ってくれています

 

一方の攻撃ですが、今日は5、6、7番が機能しなかったものの、キャプテンの先制弾はチームに元気を与えました。3000塁打達成の記録付きでエースの勝利に花を添えましたし、実はお子さんが誕生していたという北村のアーチもベンチ内では盛り上がったことでしょう。監督の言うようにアニバーサリーというか、メモリアルな日になりました。
ここのところちょっと精彩を欠いていたような感じでしたが、今日をきっかけにまた思い切りの良いバッティングと堅実な守備を見せてくれると頼もしい限りです

 

正直言って、8回の阪神の守備難がなければ、ぶっちゃけ追いつかれてもおかしくない展開だったので、ホーム球場でエラーを連発した阪神に助けられた面は否定できませんが、それも巨人の勢いと原監督の采配が引き起こしたものだと思って、自分たちがプレッシャーをかけた結果だと思うことにしましょう。

 

なんにせよ、阪神サイドは3つ勝てば一気に首位に肉薄する!と鼻息も荒かったでしょうから、それを押しのけて初戦に勝利したことは大きいですし、最悪負け越しても1つしか縮まらないというのは、こちらとしても明日以降、落ち着いて戦うことができます。
先週、ホームで5分となり、貯金が10個からなかなか増えない状況でしたが、今日の勝利で11個。
2位のヤクルトが1個ですから、後ろを振り返るとちょっと離れた感じです。幸いにも2位以下が勝ったり負けたりを繰り返していることで、そのすきにちょっとずつ貯金を増やしているという感じですが、以前にも言ったように貯金12~13個くらいの間を行ったり来たり出来ていれば、優勝に近づくと思いますし、昨年は大型連勝、大型連敗というのが各球団で飛び交ってて全く順位予想が出来ないシーズンでしたが、今シーズンはそういうのが割と無い状況の中で、巨人が連勝したりして今の状況を作り出しているので、出来れば明日も勝利して、遠征の1週間をいい形で進めたいところです

 

その明日ですが、戸郷と藤浪のマッチアップになります
戸郷は菅野の翌日に投げるという厳しい戦いの中、前回のDeNA戦、その前の中日戦と思うように投げられませんでした。明日は前回の宿題をどう克服するのか、そこを楽しみにしたいですし、藤浪相手に原監督がどういうオーダーを組むのか、とても楽しみです


単純に考えれば、藤浪相手ですから左打者をズラっと並べることになるのでしょうが、原監督のことですから、ひょっとするとプレッシャーをかける意味で、あえて右打者を送り込んでくる可能性もあります。
去年までに比べれば、藤浪の制球力は修正されているような感じですが、それでも右バッターにとっては悪かった時のイメージもあるでしょうから決して与しやすい相手ではありません


セオリーでゆくのか、それとも挑発的なオーダーでゆくのか、ちょっと注目ですね

 

管理人:みんぐ
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