ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/5 巨 4-1 阪神 → また一つ壁を越えた戸郷、少ないチャンスをモノにして連勝!


阪神 5勝1敗0分 甲子園

勝利投手:戸 郷 6試合 4勝 2敗 0S
セーブ :中 川 15試合 0勝 1敗 5S
敗戦投手:藤 浪 3試合 0勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→高梨→大竹→中川 捕手:炭谷
阪神:藤浪→小川→能見 捕手:梅野
本塁打
巨人:
阪神
BS朝日 にて観戦 解説:下柳剛 実況:中邨雄二
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの6回戦。巨人先発の戸郷は、低めの変化球を巧みに操る投球で阪神打線を翻弄。戸郷は自己最長の7回0/3を投げ、被安打4、1失点、自己最多の10個の三振を奪う快投を見せた。一方の打線は三回、若林の適時打で先制点を奪うと、六回には相手のエラーから好機を広げ、岡本、大城の連続適時打で3得点。終盤はリリーフ陣が無失点で逃げ切り、4対1で勝利した。二けた奪三振の好投を見せた戸郷は自身3試合ぶりの白星を挙げ、4勝目。連勝を飾った巨人は、貯金を今季最多の12とした
(https://www.giants.jp/G/result/202008051index.html)
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復活した藤浪に対して、原監督がどういうオーダーを組むのか楽しみにしていた。 
荒れ球を気にして左を並べてくるのか、それともプレッシャーをかける意味で、右を並べてくるのか・・・


出した結論は


「受けて立つ」


でしたね。2軍で結果を出したから上げてきた若林はスイッチなので、出場させる意図はわかりますし、大城を5番にもってくるのも想定内でしたが、パーラではなくウィーラーを起用し、戸郷なので5番の大城に受けさせるのではなく、炭谷をキャッチャーに指名。
左右どちらに偏るでもなく、普通に打線を組んだという印象


個人的には去年までの藤浪であれば、右打者を送り出すのは怖いという面もありましたが、今シーズンの投球を見る限り、余り心配はなさそうなので、むしろ阪神バッテリーが右打者に対しての投げづらさを感じるのであれば、配球が偏るので攻撃しやすいと感じたのかもしれません。


それを感じさせるのが、岡本さんのタイムリーでしたね。ピンチで甲子園だから外角に投げるのは予想しやすい場面でしたし、右の岡本さんに対してインコース攻めはしづらい状況ですから、しっかりと読み切って打った当たりだったと思います。
打ち切った岡本さんもすごいですが、見ごたえのある勝負でした


その前の3回も、先頭打者への四球という阪神サイドからすればミスといえるプレーを、戸郷の送りバントから抜擢した若林がコンパクトにタイムリーを打つなど、原監督の起用、采配がズバリと決まる先取点でしたし、好投手相手に数少ないチャンスをモノにするという点で、今シーズンの巨人の強さの一端が垣間見れた瞬間だった

 

藤浪は適度に荒れながら、速い球と落ちるボールのコンビネーションが良かったので、配球的に絞りやすい面はあれども、あそこまでテンポよく投げられるとなかなか打てませんね。これを続けてゆけるなら、そのうち勝ちは自然についてくるでしょう。開幕前のこともあり、スタミナ面に問題あると予想してたので、何とか球数を投げさせて少しでも早いイニングで降板させられることができれば、後半勝負で何とかなると思っていたのですが、8回を投げ切るピッチングをしていたので、スタミナ面でも心配なさそうですから原監督の言う通り「手ごわい投手が戻ってきた」というのが率直な感想です

 

ただ、こちらの先発投手も負けてませんでしたね


戸郷は初の甲子園のマウンドでどのように躍動してくれるのか楽しみにしてましたが、相変わらず堂々と、そして飄々と投げてました。
初対戦となる阪神打線は、戸郷の球筋を見るのは初めてでしたから、多少戸惑てくれるかな?って期待してましたが、ストライク先行で真っ向勝負していたピッチングは素晴らしかったと思います。
これまでもらった宿題をしっかりやってきた感じでしたし、7回1失点は十分合格点です。
本人は8回を投げ切りたかったでしょうが、それは今日新たにもらった宿題として、また次への糧にしてもらえればいい
戸郷についてしまった失点も、ピンチを作ったのは戸郷だけど、まぁ半分は守備のミスなわけで気にすることはないでしょう

次は来週の神宮になると思うので、そこまでしっかり調整して、3試合ぶりの今日の勝利をまずは噛みしめてくれればいいのではないでしょうか?


貯金10で迎えた甲子園、ナゴドの遠征6連戦もまずは先に2勝して、貯金も12個。基本的には5割、出来れば2カード連続で勝ち越して貯金を増やして終わりたいと思っていたので、上々のスタートを切れました。
首位と2位の差が5ゲーム、2位から最下位までが5ゲーム差と少し離すことはできましたので、チームとしては少し余裕が出てきた感じでしょうか?
昨日の菅野、今日の戸郷と少しイニングを食ってくれたので、暑さの厳しい中、ブルペンを休ませられたのは大きいし、高梨、大竹はピンチを何とか切り抜けて、中川は安定感のあるゲームの締め方をしてくれました

 

明日のメルセデスも鬼門の6回の壁は越えてきているので、出来れば7回までを投げ切ってくれるといいのですが、そこは余り気にすることなく、初回から飛ばして行ってくれればいいと思います。
むしろ、明日は打線がどう機能するかですね、今季初登板となる髙橋遥人が相手ですから、ここで好投されてしまうと、藤波に続いて新たな強敵を作ってしまうことになり、投手陣の再編を狙っている阪神にとっては好材料となってしまいます。
相手のキーポイントになる投手からは出来るだけ勝利を握っておきたいですから、左の高橋から、坂本、岡本、ウィーラーという強打の右打者がどれだけ打ってくれるか、なかでも相性が悪くない岡本さんが爆発するかどうか?
その辺がキーになりそうです

 

追記
その岡本さん、今日のタイムリーで打点ランキングにおいても村上を抜いて単独トップになりました
打率部門ではまだ上が遠いですが、これから暑さが増してきてこれまで通りのプレーがしづらくなってくれば、ワンチャンあると思うので、とにかく雑にならずにコツコツとやってくれれば、三冠王の夢も見させてもらえるかもしれません


追記2
今日は東京も本当に暑かったですね。
実は本当だったら今日は東京オリンピックの女子プロゴルフ予選を見に行っているはずでした。
残念ながら来年へ持ち越しになってしまい、その来年ですら見に行けるのか不明な状況ですけど、「もしもオリンピックが行われていたら、この炎天下の中で屋外で見ていたのか?それはそれでメッチャしんどかったろうな…」と思う自分もいて
来年の開催がいろんな意味で心配です

 

管理人:みんぐ
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