ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/12 巨 8-1 ヤクルト → 打線組み換え大成功!暑さ吹き飛ばして連敗ストップ!


対 ヤクルト 4勝4敗1分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 8試合 7勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:原 3試合 2勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→大江→ビエイラ 捕手:大城→岸田
ヤクルト:原→星→中尾→大下→中澤 捕手:西田→古賀
本塁打
巨人:坂本8号(2ラン)、パーラ4号(ソロ)、坂本9号(ソロ)、岡本16号(ソロ)
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:山本健太
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの9回戦。巨人先発の菅野は二回、2本の二塁打で先制を許すも、その後はヤクルト打線を無得点に封じ、7回1失点と好投した。一方の打線は先制された直後の二回、2本の本塁打を含む一挙5得点で逆転に成功すると、六回も2本の本塁打で追加点を挙げ、8対1で快勝した。打順組みかえが功を奏した巨人は、1番の坂本、2番のパーラ、6番の丸の3人が3安打猛打賞。7回1失点の好投で勝利投手となった菅野は、球団史上3人目、30年ぶりとなる開幕から無傷の7連勝を記録し、チームの連敗を3で止めた
(https://www.giants.jp/G/result/202008121index.html)
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サカマル解体のニュースが出てから、1番坂本、6番丸というのはネットニュースにも出ていたし、私もそうだろうなと思い、2番パーラ、3番ウィーラーまでは想像出来てただけに、とうとう来たな!という感じ


結果的には坂本、丸、パーラが猛打賞で、組み替えた打線が機能して勝利した形ですけど、そもそも思い起こしてみれば、ロースコアで終わったゲームはいずれも相手投手が素晴らしいピッチングをして、打てなかったのは坂本、丸だけではなかったので、彼らに責任を背負わせるのは酷だなとも思うんですけどね


直生でやってた練習風景の時から雰囲気は良かったし、坂本の打球も上がっていたので、やってくれそうな空気感はあったのですが、期待通り、いやそれ以上の結果をだしてくれたので、ファンとしてもとても嬉しかった
ただ、これを続けられるかどうかが問題だし、相手投手が良い時にどういうバッティングが出来るかが大事なので、明日からが本当の意味で結果も内容も問われることになる。
原監督のコメントを聞くと、しばらくはいじりたくないというニュアンスだったので、多少の変更はあれども大枠は変わらないだろうから、今日の結果をきっかけにして、明日以降、どう機能するかが問われることになりそうだ

 

ただ、坂本、丸の猛打賞に目を奪われがちだけど、今日最も大事な結果を出したのは、2回の吉川尚のタイムリーだったと思う。解説の清水氏も言っていたけれど、次が菅野だったので、もしも吉川尚で点が取れなければ、この回は0点で終わっていた可能性も高く、試合展開は全く違ったかもしれない。

同点ではなく逆転の一打だったことが、続く坂本、パーラにも良い結果をもたらし、それがその後の得点にも繋がっていったとすれば、個人的に今日のお立ち台は菅野と吉川尚だったかなと

 

ただ、坂本にしても丸にしても、バットの出はスムースになったのは一目でわかる。2日間の休養を良い形で過ごした結果だろうし、石井琢朗コーチ、クロマティコーチがしきりにアドバイスをしていたので、その効果もあったかもしれない


唯一気になるのは、力のあるストレートを打ち返していないこと、特に坂本が打ったのはいずれも変化球。
今日のバッティングをストレートを打ち返せるようになったら、いよいよ戻ってきたな!って思えるので、明日以降の注目点はそこになるかもしれない


16号ホームランを打った岡本さんは、これまた直生でも触れられていたように、バットとスパイクを変えたようだ。シーズン中に変えるのは決して珍しい光景ではないけれど、色んな選手がかわるがわる岡本のバットを触っていたので、かなり大胆に変更した感じ。
直生でTwitterで発言したけど取り上げられなかったのだが、見た感じ、グリップが少し太くなっているような気がする。もともと他の選手に比べれると、太めのグリップの岡本のバット。これがもたらすのは、ミートしやすいという特性だと個人的に思う。細くすれば自然とミートポイントというか重心はバットの先の方にゆくので、体力が落ちているときにはバットに振られる感覚になるけれど、言い換えればバットの重みを感じながら、それをボールに伝えられるのでハマった時には長打が出やすい。
もともとパワーは足りている岡本だからこそ、ミート重視でも十分スタンドまで持ってゆけるので、この改良は良いのではないかと練習風景を見ていたら、このバットでスタンドに持って行っていたので、期待していたら案の定(笑)


恐らくホームラン、打点はタイトル争いをしているものの、率が良くないので、それを改善しようとしてのことじゃないかと想像するけれど、バットを短く持った感覚に近いスタイルに変更することで、コンタクト率がどう変わるのか?
これまた明日以降の注目点が増えました

 

先発の菅野は監督の言うように、慎重に投げていた感じだった。
エスコバーに打たれたのはスライダーが高めに行ってしまう、悪い時の菅野のボールだったけど、あれをスタンドまで持って行かれなかったことと、それに気づいて大城がとにかく、低く低く!というゼスチャーを何度となくしていたことで、その後の粘りのピッチングに繋がった感じ


スタメンに山田がいない状態の中、巨人にとって天敵である青木を抑え込んだことが、今日の結果に繋がったと思うけれど、1~3番に仕事をさせない状態で村上を迎え続けられたのも良かったと思う。
村上の打球はすべて外野まで飛んでいたので、ランナーがいる状態で何打席か迎えていたら、正直ヤバかった
明日、山田が戻ってくるとしたら(今日の練習には出てたし)、かなりプレッシャーは変わってくるので、今シーズン初めてヤクルト戦に投げるメルセデスがどういうピッチングをするのか、まずは巨人のオーダー以上にヤクルトのオーダーが気になる

 

さて、ホームに戻っての初戦をエースで締め、キャプテンが2発の花火をあげ、若大将もそれに続いた快勝でスタートすることができました。
貯金も10個に戻し、さぁここから!という感じですが、今シーズン相性の良くないヤクルトと中日を迎えての5連戦ですから、ここをしっかり勝ち切って、来週の阪神、広島との戦いに備えなければいけません
5連戦ということで、ローテも変則的になりますが、前回ナゴドでやられている中日相手に戸郷を持って行くことにしたわけで、それが生きるかどうかは明日のメルセデスにかかってますから、まずはしっかりとゲームを作ってもらい、組み替えた打線が明日も機能するかどうか、そこが大事ですね


デラロサが戻ってきたことで、勝ちパの整備はほぼ完ぺきになりました。
今日のビエイラを見る限り、僅差では怖いなぁ~って感じなので、あくまでもサンチェス復帰までの一時的なものでしょう。とはいえ、彼も今後を見据えて成長して欲しい投手の一人ですから、久々の1軍のマウンドだったことを差し引いて、次にどう制球するかが注目です

 

追記
選手の入れ替えが大幅に行われました。
個人的には石川が戻ってきたのに注目してます。決して悪いわけではなかったのに流れの妙の中で、2軍行きになりましたが、降格した直後に結果を出し続けて、最短で戻ってきた感じ。フリーバッティングでの真剣なまなざしを見ていると、並々ならぬ覚悟で昇格してきたことがわかりますから、出来れば先発で使ってあげたいのですが、代打で登場した時の彼のバッティングには期待したくなります


追記2
澤村が3軍行きになりましたね
原監督はメンタルのせいではないと言っているのに、東スポはメンタルが原因だと言わんばかり記事を書いていて、ちょっと違うなぁ~とは思っているのですが、独自理論で突き進んでしまうという点においては同意
過去に桑田の忠告を聞かなかったこともあるので、阿部2軍監督も大ナタを振るったのだと思いますが、今回の件を期に腐るのか、変わるのかで澤村の今後は大きく変わるでしょう
いわゆるハンカチ世代の一人で、マー君マエケンと同じ舞台に立てるだけでのポテンシャルを持っているにも関わらず、今のこの状態には本人も歯がゆい思いをしているでしょう。
個人的には最も良かった時の藤川球児のようなストッパーになれると、推していただけに今の状況は残念でなりませんが、ここから這い上がることで人間的にもメカニカル的にも一皮むけることを期待して、見守ってゆきたいと思います
(それにしても、この処置はドラフトで指名した原監督、母校の先輩でもある阿部だから出来たことで、他の監督なら絶対にできなかったよなぁ~って驚きとともに、さすが!って思いました)

 

管理人:みんぐ
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