ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/15 巨 4-7 中日 → せっかく昨日勝ち越したのに…でも、先週の敗戦とはちょっと違う


対 中日 5勝5敗1分 東京ドーム

勝利投手:ロドリゲス 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:田 口 6試合 2勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→田中豊→大江→宮國→鍵谷 捕手:大城
中日:ロドリゲス→祖父江→福→R.マルティネス 捕手:郡司
本塁打
巨人:ウィーラー6号(九回ソロ)
中日:ビシエド10号(四回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:江川卓 実況:上重聡
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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの11回戦。巨人先発の田口は四回、中日四番のビシエドに左越え2点本塁打を浴びるなど4回3失点でマウンドを降りる。リリーフ陣が無失点リレーで味方の援護を待つが、八回に4番手の宮國がこの回だけで4失点。点差を広げられてしまう。一方の打線は、八回に大城の左前2点打、九回にはウィーラーに二試合連発のソロ本塁打が飛び出し詰め寄るも、終盤の失点が響いて4対7で敗戦。連勝が3で止まった
(https://www.giants.jp/G/result/202008151index.html)
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せっかく昨日勝利して、対戦成績で勝ち越して、さぁこれから!って思ってたんですが、なかなかうまくゆかないもんです。
チームもロドリゲスに対しては、前回の対戦から研究を重ねていたと思うんですが、それを頭に叩き込んでいたとしても、ちょっと打てそうにない


っていうか、スゴすぎ!150km/h以上のストレートが全部変化してきて、その上で緩急もつけられて、四球を連発するような荒れたところもなく、左バッターのインコースをズバズバついてくる…序盤でバットを2本叩きおられたってのを見ても、ちょっと連打で打ち崩せるような雰囲気ではなかったので、しょうがないかな~ってのが率直な感想


そんな好投手が相手の時は、こっちの主力が頑張ってチャンスの扉をこじ開けてもらわなければいけないのですが、坂本と岡本が音無しだったので、そりゃ勝てないわなぁ…(涙)


とはいえ、終わってみれば12安打ですから、先週のドラゴンズ戦に比べれば、同じ敗戦でも内容は違うかな?とポジってみる。ロドリゲス相手に3失点だったので、敗戦濃厚ではありましたが、とにかく継投勝負に持ち込んで、後ろの投手から得点を奪えば何とかなるかも?という勝機は見えましたし、下位打線と代打の厚みはこちらに分があるとわかりましたから、次はこうはゆかないぞ!という望みは出てきました


一方で、結果的に4点は取ることができたわけですから、そうすると結局、今日の勝負のアヤはどこにあったかというと4回の大城の三振、代打田中俊、5回の岡本、丸、そしてとどめに宮國の回跨ぎってことになってしまう


まずは4回の場面、死球、四球と相手にもらったチャンスで5番を任されることもある大城が、バットに当てることも出来ないのは残念。最後の球は完璧な球だったので手を出すのもわかるし、手を出しても空振り必至だったからしょうがないけど、その前にもう少し打てそうな球があっただけに、早めに勝負をしてほしかった。吉川尚の打球がタイムリーになったけど、あれはもう相手の守備陣形に助けられたもので、実際はセカンドフライだからこれも問題、そしてゲームが中盤ということもあって、代打に田中俊を送ったわけだけど、今日のロドリゲスを見ていると左打者のインコースにズバズバ来てたので、あそこは田中俊ではなく、まだ力負けしない石川の方が良かったのではないかとタラレバを言いたくなる場面でした
田中俊でゆくのであれば、足があってダブルプレーは考えにくいから、打たせるよりはスクイズを狙う方がまだ可能性はあったかな?と…(あれだけ動くボールですから、バントも難しいと思いますけどね)


5回の場面は、原監督がウィーラーは野球がわかっていると褒めている通り、進塁打で1アウト3塁というお膳立てをしてくれた上での、岡本、丸でしたから、クリーンアップとしては、どちらかで1点はもぎ取らなければいけませんでしたが、二人して倒れてしまってはいけません。坂本の表情が終始暗いのも気になりますが、岡本も昨日、あそこまで万振りしなくても・・・と嘆いたように、今日も含めてコンタクト率が余りよくないですね。自分が決めなければいけないという責任感が出てきて、何とかしたいという気持ちが強いのだろうと思うけど、一昨年はそこまでプレッシャーを感じてなくて、3打席ノーヒットで結果が欲しくても、最終打席でじっくりボールを見切って四球を選ぶなんて場面も多かっただけに、あの頃を思い出して、もう少し打席で余裕が欲しいところです
決めたい気持ちが先走って、打てないボールに手を出しているような感じ?
調子が悪くても、何とか四球でチームに貢献しようという、先週の坂本や丸とは違う


結果的には、4、5回で同点もしくは1点差にまで追いついていれば、ロドリゲスへのプレッシャーも変わったし、出来れば同点にしていれば、こちらも勝ちパを出せたので、終盤はどうなっていたかわかりませんでした


あと、何気に吉川尚の盗塁を刺す場面も喝ですね!
初回のファインプレーなどのように、守備範囲の広さと身体能力は素晴らしいものがありますが、盗塁阻止のためにベースに入った時の動きはまだまだ粗い。今日もグラブをそのままおろせばよいところ、一瞬躊躇してタッチが遅れたり、送球でも握りなおして結局間に合わずってのは、今日に限らずこれまでも何度かあった。派手なプレーはうまいのですが、そういう地味なところでももう少し安定感が出ると、安心してセカンドを任せられるようになるんですけどね
(大城の注意不足っていうところも指摘しないといけませんけど)


あとは、ビハインド時に粘れる投手にもう少し厚みが欲しいですね。宮國も休養十分な状態で1イニングであれば素晴らしいピッチングをするんですけど、なんか今年はスタミナがもたないのと、ピンチを迎えると別人になってしまう気の弱さは相変わらず・・・キャリアはあるのだから、あそこは最少失点でしのがないといけないし、あそこまでピンチを広げてしまうと、助け舟を出すために他の投手をといっても、もはや勝ちパを出せる戦況にない。


先ほども言ったように4点は取れたわけだから、8回の4失点が無ければ勝てていたとはいわないまでも、もっと緊張感のあるゲームは作れていたはず。大江がピンチに送り込まれても、表情一つ変えずに飄々と投げている姿を見ると、宮國にあのくらいの神経があれば・・・と嘆きたくなります

 

最後はキャプテンでしょうか?せっかく良くなりかけていたのですが、今日も打席で固まってしまう場面が多数。迷いがあるのか、頭の反応に身体が追いついてこないのかわかりませんが、表情も暗いのでちょっと心配です。惜しい当たりもあったけれど、強敵なピッチャーが出た時は、キャプテンが率先してチームを導いてくれないと元気が出ません。今日の坂本はモノマネ芸人のサカトモがやる凡打の時のモノマネみたいな感じで、ちょっと残念でした


パーラの抹消も痛いですが、松原がやる気マンマンで結果も出しているので、そこは亀さんと一緒になってカバーしてもらわなければいけません。


今日の大野には前回もやられているので、これまた厳しい戦いになりそうですが、やられたらやり返さなければいけませんから、今日はキャプテンと4番の活躍に期待することにしましょう

 

(今日はプレゲームショーの最後の締めが私の投稿だったので、試合前は気分が良かったんですけどね(笑))

 

管理人:みんぐ
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