対 ヤクルト 8勝4敗1分 神宮球場
勝利投手：戸 郷 ９試合 ７勝 ２敗 ０S
セーブ ：デラロサ 10試合 ０勝 ０敗 ６S
敗戦投手：高 梨 ９試合 ２勝 ３敗 ０S
・投手リレー
巨人：戸郷→大江→鍵谷→高梨→大竹→デラロサ 捕手：炭谷
ヤクルト：高梨→星→近藤→マクガフ→長谷川 捕手：西田→井野
・本塁打
巨人：炭谷１号(三回ソロ)、丸13号(五回２ラン)
ヤクルト：青木11号(七回ソロ)
フジテレビONE にて観戦 解説:立浪和義 実況：中村光宏
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの13回戦。巨人は三回、炭谷の1号ソロ本塁打で先制。その後も丸の左越え2点本塁打などで中盤までに5対0と突き放した。先発の戸郷は5四球を与えるなど制球に苦しんだが、粘りの投球で5回を無失点。松原がピンチで右翼ゴロを完成させるなど好守も光り、5対2で逃げ切った。戸郷は7勝目。巨人は同一カード3連勝を飾り、貯金を再び今季最多タイの「13」とした
(https://www.giants.jp/G/result/202008271index.html)
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初めての神宮、しかもこの暑さの中での登板は戸郷にとっても初めての経験だったと思うけど、良く投げたと思う
審判の判定がキツイ感じで、コーナーをどんどん攻めても球数を増やすだけになってしまったのは誤算。結果的にこれまでの戸郷らしくなく５イニングで５つの四死球を出してしまったが、この選手はメンタルが強いね、そこでくさることなく、あくまでも自分のピッチングを淡々と貫いていた。
高卒２年目の選手に頼るというのもどうかと思うが、昨日勝ちパを動員して何とか勝利を手にしているだけに、本当なら少しでも長いイニングを投げて、ブルペンの負担を減らしてもらいたかったところ。
でもしょうがない、若い投手だからこそ、チーム全体で守ってあげなければいけないし、現状では菅野と戸郷で貯金を１４個作っているわけだから（ちなみにチーム全体の貯金は１３個）、戸郷に抜けられたら困るわけで、ブルペンへのしわ寄せと戸郷の離脱を天秤にかけた場合は、やはり守らなければならない。
まぁ、ブルペンへの負担といっても、正直なところ、他球団と比較しても巨人の勝ちパはまだ温存されている方で、６０試合投げるのを目標にしていると言っていた中川も、まだ２１試合にしか登板していない。デラロサも離脱中のことを考えれば、まだスタミナは余ってるはずだし、大竹も出遅れていたわけで条件は同じ。高梨にしてもそうだし、開幕からずっとブルペンにいて、登板過多と言える選手はほぼいないので、頼れる時は頼ったらイイ
多分、体力的にはかなりキツイ状態だと思うけれど、頑張ってあと３勝。２桁勝利することが出来れば、かなりの確率で新人王が取れると思うから、先輩たちの力を借りながら、もう少しだけ耐えて欲しいなと思う
後をうけた５人も高梨の被弾だけはちょっと残念だったけれど、これまでが出来すぎだったこともあって、本人もかえって肩の力が抜けたのではないかと思う
（連続無失点とか続けて、周りが騒ぐと知らず知らずのうちにプレッシャーになるし）
攻撃面では、丸がかなり安定して復調したと言ってもいいかもしれない。
調子が悪い悪いと言われながら、気が付けばホームランも１３本で３位につけているし、打率こそまだ .265だけど、出塁率は .346、得点圏打率も .333 と上がってきて、打点も５位につけている。
その点では、坂本も 打率 .246 だが、出塁率は .356、得点圏打率は .324、ホームランも２桁の１０本と、実はしっかり貢献している。
あとは岡本さえ爆発すれば、チームとしては完全体になるので、あともう少しの辛抱かなと思う
今日は久々の亀さんのスタメン、しかも３番起用だから、監督から見てもう体調は完全にＯＫで、調子も崩していないという判断なんだと思う。基本的には代打の切り札としてベンチにデンと座っていて欲しいのだが、打って守って走れる姿を見れただけで、かなりホッとする。
戸郷が粘りのピッチングをしているなかで、中盤まで５点とれたのは大きくて、ブルペンが２失点はしたけれど、継投的には割と余裕をもって回せたのではないかと思う。欲を言えば終盤、特にチャンスだった９回に４番の一発が出れば言うこと無しだったけれど、さすがにそれは欲張りすぎかもしれないので、５点で十分だったと思うようにしとこう(汗)
そして今日は何といっても松原のライトゴロでしょう
原監督も満塁弾なみの貢献度と言っていたけれど、１点を防ぐだけでなく、相手に与えるダメージも考えたら確かにそれくらいの価値がある。今日はノーヒットで三振も２個あったけれど、打席ではそれなりに粘っていたし、常に逆方向を意識して自分の長所を生かそうとする姿勢は良かった。
ノーヒットでも、満塁弾に匹敵する活躍だったので、明日以降も頑張ってチームに貢献してもらいたい
さて、連敗をエースが止めて、そこから連勝をスタートさせるというのが、もはや恒例行事のようになってきているが、週末の３連戦に連敗するというのも行事化しているので、そこだけは何とか阻止したい。
先週も週末３連戦で１つ勝てれば、週に２個の貯金なので御の字だと言って、結局５割で終わっているわけで、明日からの３連戦こそ、最低１つ、出来れば２つは取れるような試合運びをしたいところ。
確かに裏ローテは空回りしているが、今日の戸郷のピッチングを見て、明日の田口が何を思って投げるのか、そこが３連戦のすべてになるかもしれない。
この３連戦で４８安打している打線も、明日以降の戦いで、単にヤクルト投手陣が状態が悪かっただけなのか、それとも打線の状態が上がっているかの答え合わせになるので、来週以降の戦いを占う意味でも、ホームでの中日３連戦は是非とも勝ち越す結果を見たいところ。
サンチェス、メルセデス、高橋優が戻ってくれば、ローテもかなり計算できるようになるが、それまでは今の戦力の中でやりくりするしかないわけで、ローテの完全体が出来上がるまでは、何とか５割ちょいの勝率をキープできるように、先発投手陣には頑張ってもらいたい。
管理人：みんぐ
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