ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/8 巨 2-0 中日 → 菅野開幕からの10連勝!まさにエース対決にふさわしいゲームだった


対 中日 8勝7敗1分 ナゴヤドーム

勝利投手:菅 野 12試合 10勝 0敗 0S
セーブ :デラロサ 15試合 1勝 0敗 10S
敗戦投手:大野雄 12試合 5勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→中川→デラロサ 捕手:大城
中日:大野雄 捕手:木下拓
本塁打
巨人:
中日:
JSPORTS 2 にて観戦 解説:森繁和 実況:節丸裕一
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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの16回戦。巨人先発・菅野、中日先発・大野雄のエース対決となった試合は、予想に違わぬ投手戦となったが、巨人は三回二死二塁から坂本の技ありの左越え適時二塁打で先制点をあげる。八回にも亀井の左犠飛で追加点を奪った。菅野は三回以降二塁を踏ませない投球で7回被安打5、無失点の快投。八回、九回も救援陣が無失点に抑え2対0で零封勝ちを飾った。菅野は開幕からの連勝を10に伸ばし、チームとして2試合連続で完投勝利を献上していた大野雄にも土をつけた
(https://www.giants.jp/G/result/202009081index.html)
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巨人ファンというより、野球ファンとして、セ・リーグで最も優れたエース同士の直接対決を、ただただ楽しみに
初回からバチバチで、まさに互いに一歩も譲らない投手戦、見ている側がどきどきするような緊張感がありました。

調子だけで言えば、菅野の方が悪そうに見えましたが、さすがですね投げながら引き出しをさぐって、その日の通用するボールを見ながら、アジャストしてゆく感じ。
ピッチャーの大野に2本のヒット打たれましたが、ギアの上げ下げをする菅野ですから、下位打線に打たれるというのは、まぁよく目にする光景。打った大野も素晴らしいけど。

穿った見方をするなら、大野に打たせてスタミナを削る作戦をとったのでは?なんて考える自分もいますが、それは考えすぎかな?)


球数的にもまだ余力はあったように思いますが、あまり無理はさせませんでした。前回、8回もマウンドにたち、ピンチを作ったところで中川に託して勝利投手になりそこねたという形があったので、難しい判断だったと思いますが、8回表に打席が回ってくるということと、吉川尚が2ベースを打ったというところで、躊躇なく原監督は代打を送りました。

(正直、菅野もバントは上手いので、送りバントだけなら菅野でも成功したと思いますけど)


結果的には吉川大がキッチリ決めて、亀様の犠牲フライで追加点。
中川、デラロサが無失点リレーで、菅野は開幕からの10連勝を、対中日25イニング無失点というオマケをつけて手に入れました。


攻撃面では実は左打者の方が相性が良いということで、亀井を2番に、吉川尚を8番にもってくるという布陣で挑みましたが、もともと大野と相性の良い坂本と左打者の吉川尚、そしてその亀井が大野を攻略したという感じですね。
中でも吉川尚は猛打賞と素晴らしい働きでした。出来れば北村にもチャンスを・・・とゲーム前に思いましたが、球界を代表する左腕から猛打賞を打たれると、監督も相手の左右に関係なく使いたくなってしまうのも仕方ないかなと。
プロ野球ニュースでも言ってましたが、8番に足のあるバッターがいて、そこで出塁してくれると、高い確率でスコアリングポジションで上位打線に回すことができるので、攻撃のバリエーションは増えますし、得点確率はあがります。吉川尚も打率こそ決して期待値には届いてませんが、出塁率は上がってきてますし、やはり守備の上手さと足の速さは魅力なので、しばらくは8番で固定されそうな感じです


坂本はもともとの相性の良さもあるし、状態も上がっているので期待してましたが、3回の当たりは東京ドームなら完全に入ってましたね。3、4、5番が全く機能しませんでしたが、大野相手ということを考えれば、仕方ない部分もあります、相手のエースを打ち崩すのが4番の仕事だとは思いますが、今日の大野から長打を打つというのは厳しかったと思います。


前回のロドリゲスを攻略したことから、今日は大野をチームとしてどう攻略するのか楽しみにしてましたが、やはり簡単なことではなく、そんな中で、坂本、吉川尚と亀井が機能して、何とか点をもぎ取ったということで、8番に吉川尚を置いた原監督の作戦勝ちというところでしょうか?


明日は田口と岡野
前回のDeNA戦で好投し、久々の勝利を手にした田口がどれくらい投げてくれるのか、そこが見どころになりそうです。
ここで勝利して、本人に貯金が1つつけば、かなり気持ちも楽になるでしょうし、首脳陣からの信頼度も上がるかと思います。
一方で岡野には7/23に5回7奪三振とやられてますので、今日、音無しだった岡本、丸がどう攻略するのか、そこを楽しみにしたいところです

 

2位、3位が派手な試合で、引き分けたことで、首位の巨人としてはホクホクな一日になりましたが、ひょっとしたら登板があるかも?とみていたロッテと日ハムの試合で、澤村が移籍して即登板
井口監督の演出もさることながら、ロッテの本拠地で三者三振の素晴らしいデビューを飾り、見ていて鳥肌が立ちました。
もともと、3軍に降格し、かつてのフォームを見直して修正してから2軍で状態をあげ、阿部2軍監督としても少しずつ立ち直らせようとしていた中でのトレード。
G球場でのあいさつや移籍のリモート会見を見る限り、本人はやる気満々で前向きにがんばろとしていると感じたので期待はしてましたが、期待通りというか、考えられる最高の本拠地デビューを飾りました。
まだまだひと試合くらいでは安心はできませんが、久々に吠えている姿を見て、見ているこちらも熱くなったので、これからも頑張って欲しいですね。

(太田とビヤヌエバ相手ってことは複雑でもありましたが)

(迎える井上の姿も印象的)


チームも首位争いしてますし、日本シリーズで会えたら…なんて考えますが、西武の内海、日ハム、そして楽天交流戦が無い中で、戦いたい球団が増えて、パ・リーグはどこを応援して良いものやら…(笑)

 

管理人:みんぐ
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