ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/10 巨 2-2 中日 → 逆転したんで、そのまま勝ちたかったけど、しゃーない


対 中日 9勝7敗2分 ナゴヤドーム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:サンチェス→中川→デラロサ→高梨 捕手:炭谷→大城
中日:福谷→R.マルティネス→祖父江 捕手:加藤暁
本塁打
巨人:
中日:
JSPORTS 2 にて観戦 解説:森繁和 実況:高田寛之
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ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの18回戦。巨人先発のサンチェスは再三走者を背負いながらも、7回を1失点に抑える粘りの投球。打線は中日先発・福谷に苦しんだが八回、吉川尚が右中間を破る2点適時三塁打を放って一気に逆転する。しかし中川がその裏1点を失い、2対2の同点に。その後は両チーム救援陣が無失点に抑え、延長10回引き分けで試合終了となった
(https://www.giants.jp/G/result/202009101index.html)
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福谷に良いピッチングをされてしまったなぁ・・・
最初の一回りはパーフェクト、5回に岡本の2ベースからチャンスを広げたけど、丸、ウィーラー、吉川尚が倒れて点が取れなかった時点で、


あ、これヤバイ、完封されるかも?


って思ってしまった。


福谷を捕まえることができたのは、8回になってようやく。
5回の借りを返すかのような、丸、ウィーラー、吉川尚の3連打は見事でした。
まぁ、続く重信の三振は残念でしたけど…


こちらの先発、サンチェスはナゴドの特殊なマウンドとの相性がどうなのか、ちょっと気になってました。
序盤は逆球が多く、ちょっと苦戦するかな?と思っていたところ、うまく炭谷がリードしたと思います、ランナーを背負っても粘り強かったし、アウトの多くが三振か内野ゴロでムービングボールをうまく活用していた感じ。
四死球も僅かに1個だったし、7イニングを投げてくれた。
前回も良いピッチングだったし、今日は打線がもう少し点を取れていれば、勝利投手になれた可能性は高く、完全に計算できる投手として復帰してくれたと考えてよいでしょう。


中川、デラロサで1点を守り切れなかったのは残念だけど、原監督の言う通り、逆転されなかったことは良かった。中川だって、そう毎回毎回完璧に抑えられるわけではないし、こういうこともある。
延長になって、高梨を出さなければいけなくなってしまったのはキツイけど、勝ちに等しい引き分けだと考えれば、仕方ないところか


延長になったにも関わらず2時間59分で終了というだけでも、投手戦だったということがわかる
打ち合いで投手が疲弊して・・・というのは避けたかったので、勝ちパを3人つぎ込みはしたが、それで負けなかったという風に前向きに考えたい。


今シーズンは延長が10回までと決まっているので、どの球団も引き分けの数は例年以上に多い。首位を走る巨人としては、とにかく負け数を増やさないことが大事なことなので、引き分けに持ち込むことで、逆に相手の勝ち数を増やさなかったというメリットもあるため無問題。


結果的に原監督の神様越えを東京ドームで達成できる可能性が出来たと思えば、良かったかな?と・・・(汗)


今日は戸郷とスアレス
広島の森下が勝利したので、新人王を争う戸郷としても負けられません。13連戦の最後のカードを本拠地で勝ち越して、原監督の記録を祝うことが出来たら最高です


追記
原監督の手記が出てましたね、その中で気になった言葉をちょっと列挙

・監督は野球博士でなければいけない
→常に野球界のニュースに耳を傾け、メジャー式など良いと思ったものは積極的に取り入れる。
元木ヘッド曰く、原監督は常に自軍と相手の状況を考え、2手も3手も先を見ながら采配を振るうという。
誰よりも野球に精通して、さらに視野が広いからこそ出来ることで、今季の采配を見ていてもそれを感じることは多いですね

・ファームから選手が来たなら、比較的早く使う。それは2軍監督からの推薦を受け、こちらも求めた選手であるから
→これも今シーズンよく見る光景ですね。ファームとの連携が出来ている証拠ですし、2軍で状態の良い選手を、良い時に起用するという良い循環が出来てます。下で結果を出せば呼んでもらえる!と思えるのは、モチベーションを上げる意味でも効果的ですし、成長具合も違ってくるでしょう

・「あぁ、これは勇み足だったか」という反省も出るが、そんな自分も歓迎する。改める材料、つまり成長の余地が見つかったんだ
→采配がズバズバ当たることが目立つ今シーズンの采配ですが、中には???というのもやはりありました。
それは監督自身も感じていることでしょう、でも、それを反省材料として次に生かすことを常に念頭に置いているから、失敗を恐れないし、失敗しても次に生かそうとする。何よりも偏った考え方に固執しないというのは素晴らしいことだと思います

・実は、あの時は「夢の続き」を、ハッキリ描いているわけではなかった
→現役引退の時の言葉はファンの間では語り草になっているわけですが、実は指導者として夢を持っているわけではなかったと…でも、指導者になり時を重ねることで、見えてきたものはあったでしょうね。
さらに監督を続けて勝利を重ねるのか、次なる指導者を育てることなのかわかりませんが、どちらにしてもまだまだファンを喜ばせてくれそうです

・世界中の万物を味方にしなければできないのではないか、でも、前人の通った道であれば、追い続けたい
→かつてのV9は単に戦力が整い、戦略にすぐれていただけでは無理な偉業で、それこそ神の加護でもなければ達成できないことだというくらいの事だと言っているわけですが、それでもかつて記録されたことであれば、可能な限り追い続けたいと諦めていない姿は素晴らしいですね
長年野球を見続けてきた私でも、V9なんて夢のまた夢の出来事ですが、それを追い求めることでチームは強くなってゆくわけですから、AクラスだったからOKなんて妥協はしないで、常に優勝を目指す姿勢は貫いて欲しいなと思います

 

管理人:みんぐ
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