対 ヤクルト 11勝4敗1分 東京ドーム
勝利投手:メルセデス 11試合 4勝 4敗 0S
セーブ :デラロサ 18試合 1勝 0敗 12S
敗戦投手:小 川 13試合 8勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→鍵谷→大竹→高梨→中川→デラロサ 捕手:大城
ヤクルト:小川→梅野→中澤 捕手:西田→松本直
・本塁打
巨人:丸15号(四回2ラン)、中島6号(六回ソロ)
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:江川卓 実況:田辺研一郎
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの16回戦。ヤクルト先発の小川を攻めあぐねていた巨人打線は四回、一死一塁から丸が右越えに2点本塁打を放ち、逆転に成功する。さらに六回には中島が左中間に特大のソロ本塁打を放ち、貴重な追加点を奪う。一方の投手陣は、メルセデスが5回1/3を1失点の好投でゲームを作ると、後を受けたリリーフ陣もヤクルト打線を寄せ付けず、3対1で勝利。投打がかみ合った巨人は、真夏の13連戦最後の試合を勝利で飾り、引き分けを挟んだ連勝を「7」に伸ばした
(https://www.giants.jp/G/result/202009131index.html)
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8月は終盤まで5割を行ったり来たりで、終盤にやっとチーム状態が上がり、そこから9月の13連戦に入りました。
今日でそれも終了したので、13連戦の戦績を見てみれば、10勝1敗1分で2週間で9個の貯金を作ったことになります。そのうち2点差以内で勝利したゲームが8勝、残りの2勝は13-4、11-2という大差で勝利。
僅差の勝利が多いということは、勝ちパを酷使しているのでは?と思いきや、勝ちパを2種類用意できる状況からか、中川、デラロサのセットで考えても登板数は7試合で、しかも3連投はさせていない。
今週の7連戦は大差での勝利、敗戦が無いため、そういう意味では多少の酷使気味なところはあるけれど、雨天中止を挟んでの連勝なので、これは致し方ないところ。
逆に言えば、ここで作った貯金を次の9連戦ではどのように活用するのかが大事になると思う
とはいえ、明日の休養日を挟んでの9連戦は2位の阪神、3位のDeNAとなかなかヘビーな戦いが続く。
幸いなのは移動が29日の広島戦まで無いということ
移動疲れを考慮しなくて良いのは、コンディショニングを大事にする原監督にとって、とても大きいことだと思う。
13連戦は7勝6敗なら御の字と思っているところで、この連勝だったので、次の9連戦は4勝5敗でも問題ない。15日の菅野が勝利すればマジック38が点灯するなんて報道もあるけれど、それに拘って、その後が苦しくなっては意味がない。欲を言うなら、阪神戦を2勝1敗、DeNA戦を1勝2敗くらいで五分でゆければ最高だけど、だからといってそのために無理をすればしわ寄せは絶対に来るので、もう少し先を見据えた戦いをしてほしいし、恐らくそう考えていると思う。
ローテ的に菅野、田口、サンチェスで来ると思うし、阪神側はひょっとすると中5で西を当ててくる可能性も高いけど、相手の鼻息に巻き込まれないようにしてほしい。
当然、菅野には少しでも長い回を投げて、チームを勝利に導くと共に、中継ぎを休ませて欲しい気持ちは強いけれど、それはそれで交代のタイミングを見誤ることになる。
記録というのは時に足かせになって本来の目的を忘れさせる魔力があるから怖いけれど、たぶん、原監督の性格を考えるに菅野に無傷の11連勝を手に入れさせるために、1-2で負けていて、130球投げさせるなんてことはしないだろうから、その辺は安心している。
って、いきなり13連戦の総括と9連戦の話をしたけれど、今日のゲームの話をしなければ…
まずは、選手の入れ替えについて
1軍に上がった太田龍は結局登板の機会のないまま、田中俊と入れ替えになってしまいました。
上げたらすぐに使う原監督だけど、今週は僅差の試合が多かったので、なかなか使うチャンスがなかったというのが不運だったけど、その辺は宮本コーチがちゃんと話をしてるだろうし、阿部2軍監督も会話していることでしょう。めげずに下で結果を残せば、またすぐに上げてもらえるはずだし、直江も下に戻って早速良いピッチングでアピールしている。鍵谷が安定してきて、6番目の勝ちパとして名乗りをあげているので、枠が田中豊と桜井のところくらいしかないので、なかなかチャンスは巡ってこないかもしれないけれど、この先絶対に必要となってくる場面はあるので、頑張って欲しい
そして上がってきた立岡だけど、個人的には陽岱鋼や石川だと思っていたところでの抜擢で、ちょっと驚きはあったけれど、確かに下で結果は残している。阿部の推薦ということであれば、間違いないだろうから、今日は結果が出なかったけれど、立場的にも厳しい位置にいる選手ではあるので、意地を見せてもらいたいなと思う。
そして逆に言えば、巨人の外野枠はそれだけ競争が激しいということで、陽岱鋼、石川、そしてパーラ、今回落ちた重信らの競争はますます激化してくることになりそう
あ・・・今日の試合でしたね
まず、先発のメルセデス、6回の壁はいつの間にやら克服していた感じでしたが、今日はちょっと苦しくなってしまいました。今村と同じく、何とか回の最後まで投げて欲しかったけれど、後を託せる投手がいる今のチーム状況では仕方ないか・・・・とはいえ、しっかり勝利投手にはなってるので、後続の投手に感謝しつつ、今日は今日として反省し、次の登板に生かして欲しいと思います。
今日の勝利で自身の借金が無くなったことは、本人にとってもモチベーションのアップになると思いますし
打線は今日はノーヒッターの小川相手ということで、亀様とナカジというベテランの力を借りるという布陣にしましたね。
今日のプレゲームショーで20個近く投稿して、唯一採用されたのが
「亀様とナカジのオヤGコンビに一発が出る予感」
って投稿だったのですが、ナカジに一発が飛び出したので、半分だけ予言が当たったということにしておきましょう(笑)
そもそも小川相手ですから、点が取れないのは前提のゲームだったわけで、とにかく球数を投げさせて、継投勝負に持ち込みたかったのですが、先制されたのは痛かった・・・という直後の丸の2ランですから、そこからチームい勢いが出ましたね。実は、昨日、今日と坂本に当たりが止まったので、ちょっと心配していたのですが、3試合トータルで考えれば、
坂本の決勝ホームラン、岡本の決勝ホームラン、そして丸の決勝ホームランと、サカオカマルが3試合連続でヒーローになってるんですよね。1試合で、彼らの活躍が見れるのが一番良いのですが、なんだかんだと、彼らが日替わりで3連勝の立役者になっているというのは、それはそれでスゴいことだなと
本当なら使いたくなかったかもしれない、中川、デラロサも明日が休養日、明後日が菅野ということで、惜しみなく投入してきましたね。おそらく同点、もしくは1点ビハインドなら出さなかったと思いますが、リードしているなら出さないわけにはゆかず、中川は安打こそ許しましたが、しっかり0点で凌ぎました。
先に名前をあげた鍵谷も、スライダーが決まるようになって、投球の幅が広がりました。
ストレートとフォークのほかにスライダーがあれば、やはりバッターも迷いが生じます、西浦を三振にとったボールは高めに抜けたスライダーだったと思いますが、バッターにはストレートとフォークのイメージがあるので、逆に抜けたことが幸いして、思わず振ってしまったという感じに見えましたが、逆に言えば、それだけ迷っていたということで、ひとつレベルアップしたかもしれません。
まだ信頼するには早いですが、澤村が抜けた穴を鍵谷がしっかりと埋めてくれるなら、試合状況に応じて、右は大竹と鍵谷を併用し、大江と高梨という2枚の左腕に、中川、デラロサと6人の勝ちパをやりくりできることになりますから、かなり厚みが増します。
あとは、田中豊、桜井がビハインドでもゲームを作って、ゲーム終盤に追いつくような展開に持ち込めれば、それこそ大型連敗は考えにくいチームの出来上がりですから、明後日からの9連戦の投手リレーがどうなるのか、楽しみはつきません。
それと、打順は大城、吉川尚という7、8番だと今は強いですね。結果的に今日は2アウトからだったので、点にこそ結びつきませんでしたが、大城、吉川尚の連打は相手にとって本当に嫌だと思います。吉川尚がこれだけ上向いてくると、どうしても1番で起用したくなってしまいますが、原監督、元木ヘッドも悩んでいるでしょうね
管理人:みんぐ
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