ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/21 巨 10-3 広島 → カード初戦は打線爆発で快勝!直江は惜しかった!


対 広島 7勝5敗1分 東京ドーム

勝利投手:鍵 谷 29試合 3勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:九 里 13試合 4勝 5敗 0S
・投手リレー
巨人:直江→大江→鍵谷→高梨→大竹→宮國→堀岡 捕手:大城→炭谷
広島:九里→中村恭→今村→菊池保→島内→ケムナ 捕手:坂倉
本塁打
巨人:松原2号(二回ソロ)、中島7号(四回ソロ)
広島:田中広5号(一回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況:安藤翔
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東京ドームで行われた広島東洋カープとの13回戦。巨人先発の直江は初回に2点本塁打を浴びるが立ち直り、打線も松原のソロ本塁打などで四回までに6点を奪う。しかし直江はプロ初勝利まであとアウト2つと迫った五回一死から連続四死球を与えて降板。その後一死満塁とされるが、3番手の鍵谷が長野、鈴木誠を連続三振に封じた。打線は終盤まで気を緩めず、19安打で10得点。観客制限が緩和されてファンの熱気が増した本拠地初戦を、快勝で飾った
(https://www.giants.jp/G/result/202009211index.html)
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先発直江は初回こそボールが高くて失点したけれどあとは持ち直しました。
前回は70球をめどと言われていましたが、今回は何球を想定していたのか?終わってみれば85球だったので、80~90球あたりかもしれません。
高卒2年目の若い投手ですから、大事に育てたい意向があると思います、その限られた球数の中で何とか勝利を手に入れて欲しいなと思いましたが、今日はあと一歩のところでした


本人のコメントも悔しいと連呼していましたが、そう思わせることもまた、原監督の狙いだったのかもしれません。
チームの置かれた状況を考えれば、たとえ5回に失点して負けたとしても、それほど大きくない痛手であることは確か、打たれることで糧になることもあるかもしれないけれど、敢えて原監督は勝利を目の前で手放させることを選択。確かに流れ的には四球、死球と来ていたところで、クリーンアップを迎える状態だったから、戦術としてはやむなしのところはあるけれど、他球団の監督だったらどっちを選択していたのだろうか?って考える場面ではありました。

(投手出身の監督なら恐らく続投させていたでしょうね)


究極の寸止め?愛のムチ?と思えるこの采配が、直江の闘志に火をつけることになるとしたら、次の登板が楽しみですね。
戸郷が7勝をあげて負けたくない気持ちもあるでしょうが、戸郷は去年、1軍を経験し、自分に足りないものを自覚してから、山口俊に弟子入りして身体づくりをしました。直江もまだまだ身体づくりの段階ですが、少しずつ球数を増やしながら成長してゆくのでしょう。高い投球位置からのストレートとフォークが売りですが、そのストレートがまだまだ高いので、高めで勝負するならさらなる球威が必要ですし、低めを意識するなら制球力が必要。もちろん、スタミナはもっと必要ですので、課題は多いですね。
今回の宿題に対して、次はどう答えるのか?楽しみがまたひとつ増えたと考えることにしましょう。


今日の打線は1番吉川尚とサカオカマルは変わらずで、大城を6番にあげてきました。
7回以外はすべてのイニングで得点しているわけですから、今日の打線に文句をいうところはありません
吉川尚が8番から1番に打順変更しても良い状態をキープしていることがまずは大きいでしょう、スクイズ失敗になりそうなところを身体能力の高さでバットにあて、仕切り直しでしっかり打つあたりも今は心身ともに良い状態であることがわかります。


そうなると、2番に松原を置きたくなりますが、今日は8番にしましたね。
8番吉川尚が機能して、上位にチャンスでつないでいたので、その代わりということなのかもしれませんが、今日は第1打席にホームラン、次には安打で、最後は四球と役割を果たしていたと思います
ホームランを打ってベンチに帰った時の「やったぁ~」という雄たけびが印象的ですが、1軍の投手の球にも少しずつ慣れてきた感じで頼もしいです。


昨日、盗塁死こそしましたが、走れる姿を見たことで、体調は戻ってきたと思っていた坂本も、今日は猛打賞で一気にサカメーターを更新しました。いずれも技ありのヒットとタイムリーですが、ちょっと引っ張りすぎなところはあるものの、今の彼の状態がこうなのでしょう。あとはどっしり構えてライトスタンドへ放り込む姿が見れれば、ちょっと安心できます。


岡本に一発が欲しいところでしたが、それを意識しないで、しっかりと打てる球をタイムリーにして打点を稼ぐあたりは良かったですね。一発を意識しすぎてバッティングを狂わすことが一番怖いので、これでイイと思います。ファンとしてはホームランと打点の両方のタイトルを取って欲しいですが、本人は打点が一番欲しい、もう一つはゴールデングラブ賞と言っていたので、それほどボールを上げることに拘ってないかもしれません。まぁ、丁寧なバッティングをし、打てるボールにだけ手を出すスタンスさえ変えなければ、ほっといてもそのうちスタンドに届くでしょうから、焦らないことですね

 

2位と3位が戦ってますので、うまく星のつぶし合いをしてくれれば、それだけでマジックは減ってゆきますが、やはり自力で減らしてゆきたいですから今日の勝利は大きいです。今年も広島との相性は決して良いと言えなかっただけに、7勝5敗と2つの対戦貯金を作れたのは良かったですし、ここからさらに増やしてゆきたいところ


明日は菅野が投げますので、当然、その期待は高まりますが、開幕からの連勝という記録が枷となり、変にリキんでしまわないかが心配。
投げてしまえば、そんなことは頭から外れるでしょうけど、周りの期待が大きいだけにヘタに気負わず普通に投げて欲しいところです。

 

管理人:みんぐ
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