ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/23 巨 7-3 広島 → 3試合で1点しか取れなかった3連敗?忘れました(笑)


対 広島 9勝5敗1分 東京ドーム

勝利投手:田 口 12試合 5勝 3敗 0S
セーブ :
敗戦投手:野 村 10試合 5勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→大竹 捕手:大城
広島:野村→島内→中村恭→菊池保→中田 捕手:磯村
本塁打
巨人:坂本16号(三回ソロ)、若林1号(七回ソロ)
広島:ピレラ10号(九回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:桑田真澄 実況:山本健太
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東京ドームで行われた広島東洋カープとの15回戦。巨人打線は二回、大城の適時打などで2点の先制に成功すると、三回、四回にも2点ずつを奪い、リードを広げる。一方の巨人先発・田口は四回に1点を失うも、その後は尻上がりに調子を上げる。九回一死から本塁打を浴び3年ぶりの完投勝利は逃したが、後を受けた大竹が試合を締め、7対3で試合終了。田口は九回途中3失点の好投で5勝目。ともに本塁打を含む3安打の若林と坂本、先制打含む2打席連続適時打の大城など、11安打7得点と打線も機能した巨人は4連勝で9連戦を締めくくった
(https://www.giants.jp/G/result/202009231index.html)
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確か、先週、3試合で1点しか取れなくて、エラく落ち込んでいたようなことがあったけど、なんか忘れました(笑)いや、遠い過去のことのような・・・


この3連戦は3試合で22点、4連勝の合計で言えば28点と1試合平均にすれば7点ですから、かなり良くなってきました。4連勝のスタートは丸が、次はナカジに松原、その次は若大将、そして今日はキャプテンと日替わりで一発も出てますし、すっかり底は抜けましたね。


まぁ、次はまた音無しってこともあるのが打線ですけど、この9連戦も終わってみれば6勝3敗と3つの貯金を増やしたわけですから、文句を言うつもりはありません。
あの連敗も糧になって、チームがまた強くなったと思うことにしましょう


反省を修正し、次に生かすことが出来るのが今の巨人の強みだと言うなら、あの3連敗は決して無駄ではなかったということですね


それにしても、原監督はスゴいですね、いくら下で調子よい、見るべきところがあるからといって、パーラを落としてウレーニャを上げるということはなかなか出来ません。確かにパーラの状態が良くないのかもしれませんが、他の球団の監督ならメジャーのプライドを考えて、落とすのは勇気がいることですし、それに関しても自分が悪かったと選手のプライドを守ったわけですから。
さらには、阿部の進言を素直に聞き入れ、若林をスタメン起用し、そしてそれに100点の回答で応える選手。阿部がヘッド代行になって、一瞬、チーム内の雰囲気とリズムが狂ったように見えましたが、逆にそれを180度逆転させるなんて、なかなか出来ることではありません。


直生で阿部がフリーバッティングをしてスタンドにバンバン放り込むところを見せてくれてますが、その際に選手が集まって注目しているところは、かつてキャンプの昼休みに松井臨時コーチがバッティングして注目を集めていたところを思い出させますし、ヘッド代行が自らあれだけのバッティングを引退した翌年に見せつけられたら、阿部の言うことを素直に聞く選手が増えるのもわかります。
なんせ、現役に限りなく近い、生きた教材ですから・・・


練習中に各選手へ積極的に話しかけてますし、鬼ノックもしますし(今日はノックバットでスタンドに放り込んでましたね(笑))、笑いもとってます。田口のヒーローインタビューで阿部の一言が効いたと言ってましたが、昨年まで選手として戦い、田口のピッチングを何度となく見ている阿部だからこそ、的確で説得力のある言葉をかけたのでしょう。宮本コーチとはまた違った能力の引き出し方を持っているという点で、まだしばらくいて欲しいなと思うと同時に、その指導力を2軍でいかんなく発揮して欲しいとも思いました。

 

あ、今日の試合でしたね

2回はラッキーな当たりもあっての先取点でしたが、プロ野球ニュースで江本氏が坂本の一発が試合を決めたと言っていたように、キャプテンの一発は今日のゲームを決めるにふさわしい当たりでした。先日は技あり3本も良かったですが、去年の坂本を見ているファンとしては、やはり右方向への一発が欲しかったので、「あれが出たら大丈夫!」って言いたくなるほど、会心の当たりでした
4番の一発もチームに勢いを与えますが、それと同じくらいキャプテンの一発と会心の笑みはベンチに元気を与えます。


それが追加点の呼び水となり、相手のミスも誘い、中盤までにゲームを決めることに繋がりました

 

とはいえ、今日はやはりお立ち台にあがった下位打線の2人でしょう。
大城の2打席連続タイムリーと、若林のホームランを含む猛打賞、さらにはその前のナカジのマルチも含め、下位でもこれだけ点が取れるのは巨人の強さの一端です
阿部の期待に応えた若林も見事でした


今日は、オカマルが四死球で出塁こそあれ、バットで結果を残したとは言えない日でしたから、キャプテンと下位打線で勝利した日ということで、日替わり打線、日替わりヒーロー上等!というところでしょうか?


先発の田口は2回にちょっとヤバいところもありましたが、今日はストレートが良かったですね。
中継ぎを思い切ってつぎ込める日だったので、いけるところまで全力で行って、後を託してくれればいいと思ってましたが、まさか完投まであと少しというところまで行ってくれるとは思ってませんでした
阿部の助言はとても気になりますが、これで5勝目を手にして、自信も少し取り戻したでしょうし、課題も見つかったということで、次の登板にまた期待が高まります


いつ崩れるかわからないのが田口なので、恐らくブルペンは定期的に肩は作っていたでしょうが、結果的には大竹しか登板しなかったわけで、明日の休養日も含め、勝ちパを酷使しないで4連勝することが出来たことに大きく貢献したわけですから、今日は思いっきり胸を張って欲しいですね


(4連勝となれば、3連投する勝ちパが1~2人いてもおかしくありませんから、それだけ打線がブルペンに余裕を与えたことと、勝ちパの人数が多いということが、この結果を生み出しました。デラロサが菅野の勝ちを消したことだけが、唯一の残念な点ですが、負けてないということだけを考えても、十分だったと言えるでしょう)

 

今日は阪神も負けたことで、一気にマジックが2つ減りました。
可能性が0ではないということで、諦めたという言葉を出す他球団の指揮官は当然いませんが、2~4位の差が詰まっているので、そろそろAクラス争いに意識がシフトしてくるかもしれません
現状では5球団が巨人をつぶしに来るという雰囲気は見て取れませんし、意識がこちらからズレてくれれば、巨人にとっては好都合なので、去年のような「あわや!」という状況なく順調にゆけるかもしれません。
チーム内競争が激しいですし、タイトルを取れそうな選手がいたり、記録がかかっている選手もいますから、緊張感が途切れることはなさそうなので、とにかく故障者続出!という事態にだけならないように、コンディション管理をしっかりして、まずは明日はゆっくり休み、週末の中日との3連戦に備えましょう

 

管理人:みんぐ
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