ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/30 巨 1-4 広島 → 色々言いたいことはあるけど、こういう日もある


対 広島 10勝6敗1分 マツダスタジアム

勝利投手:野 村 11試合 6勝 2敗 0S
セーブ :フランスア 36試合 2勝 3敗 10S
敗戦投手:田 口 13試合 5勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:田口→田中豊→大江→宮國→ビエイラ 捕手:大城
広島:野村→ケムナ→塹江→フランスア 捕手:會澤
本塁打
巨人:岡本24号(八回ソロ)
広島:鈴木誠19号(五回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:黒田博樹 実況:小野宏樹
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの17回戦。前回登板で9回途中3失点の好投を見せた田口が先発マウンドに上がったが、五回に集中打を浴び3失点でマウンドを降りた。巨人打線は、八回に岡本の24号本塁打で一矢報いたものの、計10残塁と好機を生かすことができず、連勝はストップした
(https://www.giants.jp/G/result/202009301index.html)
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原監督は5回の1アウト1、3塁の場面での田口の守備に苦言と、田中豊には「弁解の余地がございません」と言っていたけれど、これは選手にとってはキツイ言葉だなぁ~


増田大が甲子園のマウンドに立った時に「これ以上投げさせるのは相手に失礼」といった言葉に匹敵する、厳しいコメントだと思う


実際、四死球でランナーを出すことに関しては、百害あって一利なしを公言する監督ですから、打たれての失点よりも、最も嫌うケースですね。宮本コーチは1軍帯同を明言しているけれど。当の本人がどう思っているのか…


先発の田口も4回までは良かったものの、5回にやらかしてしまい、結果的には5回3失点で、せっかく前回良くて今日もゲームを作っていたのに、またちょっと印象が悪くなってしまった。
せめて6~7回まで行ってくれれば良かったのだけど、そこまで持たなかったのが残念でした

 

とはいえ、今日は打線の方が反省点は多いですね


今の巨人は1、2番のどちらかが出塁してサカオカマルの誰かが帰すというパターンが出来つつあるわけで、その肝心の先頭の二人が9打席で1ヒットでは、なかなか得点パターンが作れません。
そういう時は、クリーンアップが出て、ナカジ、大城で何とかするという2段構えなのですが、今日はその二人も音無しでしたので、まぁ負けるべくして敗戦したということでしょう


4回はウレーニャでなく、若林なら・・・という気もしないでもないですが、逆にあそこで打てば大きな自信と飛躍を手にするわけで、天秤にかけた結果ウレーニャに賭けたということなんでしょう。
いつも、うまくゆくわけではありませんから、こういうこともある・・・というくらいに軽く流しておきましょう

 

多分、途中で白旗を上げていたと思うので、大江、宮國、ビエイラが無失点で抑えてくれたことと、最後に岡本さんが意地の一発を見せてくれたことで、勝ちパを温存し、若大将も気分よく終われた。阪神DeNAが仲良く負けたことでマジックも何気に1つ減らしたということでヨシとするしかない敗戦でしたね

 

どちらかと言えば、今日は1軍の試合よりも2軍、3軍の方が見るところが多かったです
その中で、今日は北村、増田陸が光ってましたね。どちらも、坂本チルドレンと言ってもいい二人。自主トレに同行し、かつて坂本が阿部に受けた個人授業を伝授した若武者が光りました。
特に北村は1軍で消化不良だったこともあり、そのイメージをもってしっかりと2軍で結果を出してますね、結果を出せば呼ばれる、そこで結果を残せなければまた落とされる・・・その繰り返しになると思いますが、松原のようにしがみつく姿をみせられれば、おのずと闘志はわいてくるはずなので、もう一度這い上がってきて欲しいなと思います。
枠的には内野はどこも手一杯でスキが無い状態ですから、かなり厳しいと言わざるを得ませんけど・・・

 

それと月曜放送された週刊ジャイアンツ(日テレG+)の徳さんと原監督の対談は非常に面白かったです。
中でも、原監督のひらめきともいえるような采配について、原監督は「成功するイメージしかしていない」と言い切っていたのがスゴいなと・・・かつてノムさんに「ルンバ」と揶揄されたこともありますが、超ポジティブな原監督は自分が決断した時は、それが成功することしか考えていないという考えで、そういうこともあるということを事前に選手に意識させて普段の練習に取り組んでいることを表してました。
これは簡単なようでいて、とても難しいこと。
増田大に投げさせた時は、すでにキャンプからそれを想定し、練習をさせており、大江に至っては打者とのカウント次第でどの場面でも行くということもあらかじめ伝えていたという。


当然それは、コーチも含めて把握している共通事項だから、原監督が決断する前に宮本コーチはそれを事前に察してブルペンに電話していたといういきさつを聞いて、


それが巨人の今の強さを支えているんだと改めて感じました


元木ヘッド、宮本コーチは常に原監督が何を言ってもいい様に、それを先読みして準備させている。
スゴいのは原監督以上に、事前に動いている両コーチなんだとわかるコメントでしたね
それが噛み合っていない時は、原監督の暴走だと揶揄されることもありましたが、今は彼らが あうんの呼吸で準備しているし、選手もそれを想定して動いている。
しかも、付け焼刃ではなくキャンプの時から浸透させているということに驚愕です


そりゃ強いわけですね

 

管理人:みんぐ
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