ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/5 巨 1-6 阪神 → 桜井と高橋、対照的なピッチングで、見事にやられた


阪神 14勝6敗0分 甲子園

勝利投手:高 橋 9試合 4勝 3敗 0S
セーブ :
敗戦投手:桜 井 16試合 2勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:桜井→宮國→堀岡→田中豊 捕手:大城→小林
阪神:高橋 捕手:坂本
本塁打
巨人:
阪神:大山24号(五回2ラン)
SkyA にて観戦 解説:岡田彰布 実況:中井雅之
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甲子園球場で行われた阪神タイガースとの20回戦。打線は四回に坂本の二塁打で先制点を奪う。先発の桜井は三回までを無失点に抑えたものの、四回に捕逸で同点とされると、五回には大山に勝ち越し2点本塁打を許すなど5回3失点で降板。後を託されたリリーフ陣も粘れず差を広げられ、打線も阪神先発の高橋に14三振を奪われ、プロ初完投を許し、1対6で試合終了。攻守に粘りを見せられなかった巨人は2位阪神との直接対決4連戦を2勝2敗とした
(https://www.giants.jp/G/result/202010051index.html)
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高橋のピッチングは全盛期の杉内を見ているようで、ゆったりとしたフォームから左右の低めに投げ分ける感じで、今までとはちょっと印象が違う。これはバッターから見て、タイミングが取りにくいだろうな~と思っていたら、案の定。

坂本のタイムリーで1点は取れたけど、四死球0個で14奪三振で完投されたわけで、今日の勝敗だけに関して言えば完敗です。良いピッチングをされながら、相性は決して悪くなかった相手でしたけど、まだ対戦はあると思うので、監督、コーチ、選手たちはしっかりと今日の内容を分析して、次回やり返して欲しいなと思います


戦前から、今日は負けてやむなしという雰囲気のゲームではありましたが、負け方が良くないですね。
相手の左のエースに手も足も出ず、ホームランキング争いをしている相手にホームランを打たれての敗戦ですから、後味が良くないのは明らか
先発の桜井に関して言えば、今日は何点取られてもいいから、出来るだけ長く投げる。その上で、大山にだけは打たれないように・・・というのが命題でしたが、大山にホームランを打たれた上で5回で降板ですから、印象は良くないです。
2010年の内海に対して原監督が言った「論ずるに値しない」という言葉を思い出しました


あのまま7回くらいまで投げろと言えば、投げられなくはなかったでしょうが、ボール2から大山に打たれたことで、原監督もがっかり来たのかもしれません。ビハインドで6回には打席が回ってきますから、代打もやむなしというところもありましたかね。
ま、結局、その後の宮國、堀岡も息をするようにあっさり失点、しかも宮國に関しては投手に打たれるわけですから、擁護してあげたくてもかける言葉が見当たらない


先日も書きましたが、勝ちパと負けパの差が激しいというのが、今の巨人の大きな課題ですね
6回の時点ではまだ試合を諦める点差ではありませんでしたから、あとのイニングを無失点でゆけば、まだ追いつくチャンスはあったかもしれないですし、僅差となれば高橋に対してのプレッシャーもそうだし、阪神の守備も乱れてミスから付け入るチャンスもあった可能性があります


独走しているチーム状況でなければ、ストレスMAXになるところでした


ま、想定していた形ですのでしょうがない。明日はホームに戻って相手も変わることですし、切り替えてゆきましょう。
この嫌なムードをエースに打破してもらうということで、今日はあっさり目に終わりたいと思います。


追記
珍しく岡本がイラついてましたね。今日は3打数3三振と、得意としていたはずの高橋相手に手も足も出ずでした。
シーズン前半までは40本打つんじゃないかというペースでしたが、チームが独走し始めてから、ちょっとペースダウンしてきました。当然、首位チームの4番ですから相手のマークもきつくなるし、本人も意識はしてくるので、なかなか難しいところはあるでしょうけど、そういうのを乗り越えた先にまた階段を1つ昇ることが出来ます。
これはこれで、今までにない経験ですので、むしろタイトル争いという緊張感の中での1打席を貴重な経験として糧にして欲しいなと思います。


昨日の戸郷に言ったことと同じですけど、タイトルは大事ですが、それ以上に大事なのはチームの勝利なので、変に意識しすぎて打撃を狂わせてしまっては、来たるべき大決戦を戦うにあたって一番やってはいけないことですから、今までの積み重ねの延長の中で、自分が出来ることに徹して欲しいなと思います。

(狙いに行ってタイトル取って、さらに階段を上がる・・・というのが理想ですけどね)

 

管理人:みんぐ
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