ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/20 巨 1-1 ヤク → 動きすぎ!ってネットが荒れるだろうなと思ったら案の定…

対 ヤクルト 11勝4敗2分 神宮球場

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:戸郷→田口→高梨→鍵谷→デラロサ→大江→田中豊→ビエイラ 捕手:炭谷→大城
ヤクルト:高梨→寺島→星→梅野→石山 捕手:嶋→中村
本塁打
巨人:
ヤクルト:
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:斎藤雅樹 実況:中村光宏
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの17回戦。試合は五回まで両チームのスコアボードに0が並び、巨人先発・戸郷とヤクルト先発・高梨の投手戦の様相を見せる。均衡が破れたのは六回。先頭の松原の左中間三塁打、坂本の中前適時打で巨人が先制。戸郷は6四球と走者を背負いながらも得点は与えず、六回まで3安打9奪三振の好投。しかし、土壇場の九回、リリーフ陣が踏ん張り切れず、二死満塁から押し出し四球で同点とされると、延長十回も、両者得点はなく1対1で引き分けとなった。優勝マジックは「7」のまま足踏みとなった
(https://www.giants.jp/G/result/202010201index.html)
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こりゃ、動きすぎだ!ってネットが荒れるだろうなぁ~と思って見てたら、やっぱり批判の嵐でしたね…


ま、賛否があって、結果的に戸郷の勝ちを消してしまったわけだから、否が多いのはしょうがないか
チームとして考えれば、負けてはいないわけで、それでヨシってところだけど、快進撃の9月から10月に変わって7勝8敗2分で負け越している分、ファンにもストレスがあるのも理解はできる


大竹、中川、高木京が離脱していることと、デラロサを安心して送り出せないところが、バタバタしている一因なのは明らかで、明らかに継投に苦労しているというのが表面化したゲームだったと思う


ほとんどの人が言っているように、中継ぎとストッパーでは役目が大きく違う。
ストッパーを送り出したのであれば、故障などが無い限り、勝敗に関係なく最後まで託すべきって言うのは私も賛成。後半に投げる投手は、おさえて当たり前、打たれれば非難を浴びるという想像もつかないプレッシャーの中でマウンドに立つわけで、肉体的なこと以上に精神的な疲労度は相当なものだと思う


今日に関して言えば、デラロサを送り出した時点で、万が一を想定して大江、田中豊、ビエイラを準備させていたのかどうかがわからないけれど、少なくとも彼らの心の準備は万全では無かったと思う


度重なるピンチをことごとく抑えてきた大江に託すのは、何となくわからなくはないが、実質1年目といってもいい投手なので、プレッシャーはハンパなかったろう。そのストレスに負けて四球を出してしまったのは、イイ勉強になったかなと・・・残る投手は桜井、田中、ビエイラなので、そこから先は消去法で田中になったのかな?


デラロサへストッパー降格の烙印をつけるなら、今日の場合は最後まで投げさせて、結果が伴わなかった場合に限ると思うけど、途中で降板させたとなると、ゲーム後の宮本コーチが彼とどれだけ会話をかわせるかが重要な仕事になるなと、その辺は気になる。


あえて擁護するなら、来たるべき日本シリーズでは、役割関係なくいつ誰が指名されるかわからない目まぐるしい変化の中で戦うことになるので、そこへの準備も含めての炎の継投だったのだと思いたい

 

先発の戸郷は鼻息荒く登板したと思うが、今日はちょっと空回り。
珍しく四死球が多く、結果的に守りのリズムが悪くなり打線へも影響を与えてしまった感じ。結果的に6回終了時点で134球は明らかに球数が多いけれど、逆に考えればそれだけのスタミナが少しはついてきたと前向きに考えたい。新人王をとるには、勝利数以外すべての指標で森下を下回っているわけで、最低でも2勝くらい上回っていないとキツいと思うので、出来れば今日は勝利したかったろうし、チームもそのために今日は何としても勝利したいと思っていただろう。


そういう意味では、投手だけでなく野手も今日は悔いの残るゲームだったと思う。
良かったのは坂本が2本打って、2,000本安打へのマジックを順調に減らしていることくらいで、岡本、丸が音無しだったことが今日の結果に繋がってしまった。
高梨が良かったので、なかなか難しかったと思うが、ソフトバンクの投手陣はとにかく協力なので、そろそろその辺を意識した攻撃スタイルも考えなければいけないと思う。
相手が良かったから・・・で終わってしまっては済まないゲームに突入するわけですから

 

ま、これ以上愚痴っても始まらないので、明日に期待しましょう
高橋優と石川という年齢差の大きな左腕投手同士の戦いになります、ベテランとの投げ合いを若武者らしく攻めた投球で戦って欲しいなと思いますし、打線にリズムをもたらせるピッチングをして欲しい。
若大将と村上の打点王争いも含めて、首位と最下位というチームの戦い以上に緊張感のあるゲームになると思うので、何が何でも勝つ!相手の4番を機能させない!という気迫のこもったゲームを見せて欲しいですね

 

追記

岩隈の引退が発表されました、知り合いが高校時代、岩隈と野球部の同僚で、岩隈のお姉さんと会ったこともある関係で、特別な思い入れで見ていました。

巨人に来た時、戦力としての期待値は当然ですが、若手への模範という点でもミッションは課されていたと思います。それがどの程度あったのか、外からではわかりませんが、彼の経験と知識は巨人にとっても大きな財産だと思っているので、今後の彼の動向に目が離せませんね。

出来れば、杉内とセットで巨人の若手の育成に携わって欲しいと願ってます

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/