ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/21 巨 1-2 ヤク → なかなか打線が上向いてこないな…


対 ヤクルト 11勝5敗2分 神宮球場

勝利投手:石 川 13試合 2勝 7敗 0S
セーブ :石 山 38試合 3勝 2敗 17S
敗戦投手:高 橋 3試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→田口 捕手:大城
ヤクルト:石川→清水→マクガフ→石山 捕手:中村
本塁打
巨人:坂本17号(四回ソロ)
ヤクルト:村上24号(六回2ラン)
フジテレビONE にて観戦 解説:里崎智也 実況:谷岡慎一
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの18回戦。巨人先発の高橋は初回、無死満塁のピンチを3者連続三振で切り抜けると、その後も粘りの投球で五回まで無失点の好投を見せた。打線は四回、坂本の17号本塁打で1点の先制に成功する。しかし、粘りの投球を見せていた高橋が六回、村上の2点本塁打で逆転を許してしまう。1点を追いかける展開となった打線はヤクルトリリーフ陣の前に沈黙。最後まで1本が出ず、1対2で敗戦となった。高橋は6回途中2失点と試合を作ったものの、打線が援護できず今季初黒星となった。巨人は引き分けを挟み3連敗し、優勝を目前にまたも足踏みとなった
(https://www.giants.jp/G/result/202010211index.html)
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高橋優は初回こそ、どうなってしまうのか?って思ったけれど、ノーアウト満塁からの三者三振で自分を取り戻しました。
球数的にも87球だったので、6回は投げ切らせても良かったのではないかと思いましたが、あそこでスイッチすべきと判断したのでしょう、結果的には失点はあの2ランだけだったので、鍵谷、田口も踏ん張りましたが、勝利はかなわずということになってしまいました。


打たれた2ランはしょうがない、決して甘い球ではありませんでしたし、打った村上を褒めるべきですが、ここの所、大城の配球がカウントが悪くなるとアウトコース一辺倒になったり、制球の甘い投手にギリギリを要求したりと余裕が無い感じがするのが気になります
菅野と組んで結果を出し、それなりに思うところあって、成長しましたが、すべての投手が菅野のようにキレも制球も持ち球の種類も豊富なわけではありませんし、ギアの上げ下げを上手に出来るわけではありませんから、菅野基準で配球するのは難しい


特に今はチームがちょっともがいている時期なので、攻めの配球というよりも消極的な考えになってしまうのはわかります。
(だからといって、じゃあ炭谷の方がいいのか?と言われると、それもまた・・・ムズカシイ)


村上を打ち取るつもりなら、当たったらゴメン!くらいの大胆な攻めを見せて欲しかったです、逃げるなら四球でも構わないくらいにワンバンでもイイ!というアピールをして欲しかったなと。
(ま、結果論ですけどね)


それを差し引いても、高橋優は頑張りました。6回を投げ切っていれば、先発としての役割はしっかり果たしたと言える結果でしたし、次にもつながります。
戸郷、畠、高橋優、若い3人の先発投手は課題は残しつつも、着実に階段を上っているといってもいいでしょう。3人とも鉄人と言えるほど屈強な体ではありませんので、これからの選手となりますが、シーズンも終わりかけているこのタイミングで、若手の成長を目にできるのは良いことですね


結局のところ今日も敗因は打線、特に4番、5番ということになってしまうので、そこは本人たちも重々承知しているでしょうから、個々に反省してもらうしかないのですが、ちょっと気になるのは若林、立岡、田中俊といったいわゆる「阿部ンジャーズ」が頑張ってはいるものの、やはりシーズン当初からチームの輪に入っていない関係で、細かいところでの連携や全体の流れを見ながらの大局的なプレーが出来ていないなど、小さな綻びが見え隠れしています。


大城のスクイズ失敗は言うに及ばずですが、そこで若林が3塁に行けていなかったことを筆頭に、守備面でのミスも増えてきて、全体的に歯車がかみ合って無いなと・・・選手一人一人が自分のプレーに精いっぱいで視野が狭くなっていることが原因でしょうが、こういう時だからこそ、基本に立ち返り、一つ一つのプレーを大事にして欲しいですね。


キャプテンの一発で空気が変わるかと思いましたけど、やはり柱は4番なので若大将の復活というのが、キーになるのでしょう。
ホームランで抜かれ、打点も追いつかれて、完全に尻に火がついている状態。本人はポーカーフェイスですけど、心の中は焦りと何とかしたいという気持ちでいっぱいでしょうから、何とかこれを乗り越えて、さらに一回り成長して欲しいなと思います。


最後の場面は、今日ヒットを打っている若林に賭けたのでしょうが、相手が右投手だろうが、ナカジ、ウィーラーもいたわけで、ベテランの力を借りて石山にプレッシャーをかけても良かったのではないかと思います。
(若林も粘ってましたけどね、最後の最後で高めのボール球に手を出してしまった・・・)


エースの連勝が止まってから、なんとなく流れが悪くなってますが、これもまたチームが一つになるための苦難の一つと捉えて、何とか乗り切って欲しいですね

 

管理人:みんぐ
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