ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」11/3 巨 2-2 広島 → 見事な投げ合いでした。くやしさ滲ませることで成長を期待!


対 広島 12勝7敗3分 マツダスタジアム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:戸郷→田口 捕手:岸田
広島:九里→フランスア 捕手:坂倉
本塁打
巨人:
広島:菊池涼10号(九回2ラン)
TBSチャンネル1 にて観戦 解説:仁志敏久 実況:初田啓介(TBS)
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの22回戦。巨人・戸郷と広島・九里の投げ合いとなったが四回、巨人が丸の適時二塁打で先制。六回には途中出場の陽が適時打を放ち2点のリードを奪う。戸郷は終盤まで快投を続けたが、自身初完封のかかった九回二死一塁から菊池涼に2点本塁打を浴び、同点とされた。延長十回は両チーム無得点で、2対2で引き分けた。巨人は戸郷が9回2失点の力投も土壇場の一発に泣き、あと一歩のところで白星を逃した
(https://www.giants.jp/G/result/202011031index.html)
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新人王は記者投票だから数字だけではないとはいえ、既に旗色が悪かったわけで、優勝への貢献というメリットを含めても、ワンチャンあるとしたら、今日を含めた残りの2試合で完封勝利して2ケタ。森下が炎上して防御率を悪くする…というかなり高いハードル
それは本人もわかっていただろうし、それでも可能性がゼロではない以上、「新人王を狙う」と敢えて口に出し、それに向かってゆく姿勢は評価してあげたい。
開幕前から期待をかけてくれた宮本コーチのためにも・・・という言葉もあったし、本人は強い決意で今シーズンに挑んでいることがヒシヒシと伝わってきて、あのポーカーフェイスの裏側でハートは熱く燃えているんだなと


優勝決定前なら、それでも原監督は7回で降板させて、後ろに託したであろうところを行かせたのは、原監督もそれをわかっているからだし、期待の裏返しだし、それだけ完投、完封が投手にとってどれだけ自信に繋がるかを知っているから。


だからこそ、何とか手に入れて欲しかったけど、野球の神様はそうそう簡単には手に入れさせてはくれなかった


考えてみれば、まだ高卒2年目の若武者、昔と違って今どきの高卒選手はまだまだ身体づくりがメインの段階で、だからこそ監督コーチも戸郷に関しては球数制限をしながら大事に使ってきた。ここにきて、球数を少しずつ多くさせてもらってるのは1年間投げながら体力をつけてきて、登板までの調整にも慣れてきたからだと思う。
斎藤雅樹氏も「先発のスタミナは実戦で投げることでしか身につかない」と言っているし、開幕からの積み重ねの成果が出てきているのだろう。
印象面でも大事だった10月に勝てなかったことが響いているが、勝ち負けは打線との兼ね合いもあるからしょうがない。
次に投げるとしたら来週の甲子園かな?ここからは日本シリーズの事を考えて、調整に努めて欲しい、なんだかんだ言って蓄積疲労は相当なものだと思う。

 

九里には前回もやられているので、何とか攻略してもらいたかったけれど、今日も良いピッチングをしていたので、なかなかチャンスが無かった。初回のキャプテンの当たりが菊池のところでなければ、序盤で捕まえられていたかもしれなかったので惜しかった。
鈴木誠也にチャンスがある関係で、岡本には厳しい攻めが来ることはわかっていたからしょうがなかったし、その中でも丸が存在感を出していたし、先日死球を受けて心配だった陽岱鋼が途中出場でタイムリーを含む2安打だったのは良かった。


岸田にヒットの1本でも出ていれば、さらにアピールできたのだが、そこはまだまだか・・・
でも、今日は相変わらずの強気なリードで畠に続き、戸郷もよくリードしていた。今は先発出場が嬉しくてしかたないだろうけど、その中で若い二人とうまくリードしたことで、かなり株が上がってきたと思う。
(その強気が逆にハマると炎上しそうだけど)
仁志氏の言葉にもあったけど、慎重になりすぎないのが良かったと思う、そういう面では、大城は時に弱気になることもあるし、菅野と組んだ弊害か、コースギリギリを要求することが多い。
互いの配球を見ながら、キャッチャー陣もバッテリーコーチ、データ分析班を含め、残りの試合の中でさらに詰めて行けたら相乗効果で良くなると思う。


明日以降はナイターになるので、気温は少し心配。キャプテンと吉川尚をどうするのか、オーダーには注目だけど、まずはキャプテンに1本出て残り3本になったのは喜ばしいこと。残りの2試合は代打でもいいかなぁ~って思ってるけど、あと2本くらい打つまでは先発で出して、途中で引っ込めるってパターンかな?


先日、今村が良いピッチングをしていたので、日本シリーズへ向けた左の先発投手争いという点では、明日の高橋優も大事。現状では、実績面から、よほどのピッチングをしないと左のワンポイントとしての起用になりそうな気がするけど、明日のピッチング次第ではまだまだわからないと思っている。ここにきて若い投手が頑張っているので、ぜひとも良い意味で原監督を悩ませるような、そんなピッチングを期待したい。

 

追記
いよいよこのタイミングになって戦力外通告の話が出てくるようになりました
藤岡貴裕投手、田原誠次投手、村上海斗外野手、加藤脩平外野手の4選手と育成選手で、高山竜太朗捕手、高井俊投手、笠井駿外野手、R・ラモス投手、巽大介投手、橋本篤郎投手、山上信吾内野手、荒井颯太外野手、比嘉賢伸内野手、折下光輝内野手が戦力外
それにプラスして
堀田賢慎、鍬原拓也は育成契約だとの報道が…
多分、これはまだ第1弾で、その先も続くことでしょう。戦力外通告から育成で再契約というパターンも(加藤脩平あたりはそんな気が)出てくるとは思いますが、支配下選手の枠を空けるという点で、まだまだ続報がありそうです。

悲しいことではありますが、こればかりは勝負の世界ですから仕方ない。
大学ビッグ3だった藤岡には、菅野と共に活躍して欲しかったのですが、それなりにチャンスをもらっての結果ですからねぇ。

堀田は手術を受けて、来季は1年投げられないのがわかっているから、枠を空けるために育成に。鍬原も同じく骨折で手術を受けているからでしょう。来年の7月末までに回復しないことがわかっているのであれば、その選手を支配下に入れておくことのメリットはありませんから、非情な判断ですが、理解はできます。

出てゆく選手に関しては、次なる場所で新たに頑張って欲しいとしか言いようがありませんが、出来るなら他球団のユニフォームを着て活躍が見れることを願ってます

 

管理人:みんぐ
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