ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」11/4 巨 1-5 広島 → サカオカマルがノーヒットじゃな・・・(涙)


対 広島 12勝8敗3分 マツダスタジアム

勝利投手:遠 藤 19試合 5勝 6敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 5試合 1勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→ディプラン→田中豊→大竹→横川 捕手:岸田→炭谷
広島:遠藤 捕手:會澤
本塁打
巨人:
広島:長野9号(七回ソロ)
TBSチャンネル1 にて観戦 解説:川口和久 実況:戸崎貴広(TBS)
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの23回戦。巨人先発の高橋は五回に先制点を献上してしまうものの、5回を投げ1失点と試合を作る。しかし、2番手のディプラン、4番手の大竹がそれぞれ2失点と広島打線に打ち込まれた。対する打線は九回に1点を奪ったが、広島先発・遠藤を前に凡打を重ね、3安打1得点と抑え込まれ1対5で敗れた
(https://www.giants.jp/G/result/202011041index.html)
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巨人が連勝していた時は、相手投手が良くて、なかなか点が取れないまでも、ワンチャンをモノにして少ない点を取り、それを鉄壁の守備と中継ぎ陣が守って勝利してきたのだが、最近はそれがなかなか出来てない。
ま、今日はビハインドってこともあって、勝ちパを出したというよりも上がってきた投手をお試しで出したという形なので、勝敗に関しては仕方ないところもあるが、9回まで遠藤を打ちあぐねた打線に関しては反省が必要。


この時期の屋外ナイターってことで、寒さとの戦いでもあったとは思うけれど、それは相手も同じなので言い訳はできない。
作戦参謀である吉村コーチと元木ヘッド、石井琢朗コーチは相手投手を打ちあぐねた時にどうするべきなのか、今一度、考える必要があるかもしれない。
日シリでは序盤からどっちが先に1点を取るか?というシビアな争いになり、試合開始からまるで終盤のような緊張感になると思うので、ゲーム終盤に増田を代走に出し、相手が警戒する中で粘っこく点を取る、というような形をスタートからやるような形をシミュレーションしてもらいたいなと思う。


そこでキーマンになるのが、サカオカマルなわけだが、今日に関しては9回にギリギリで若大将がセカンドゴロで1点という形を作っただけで、基本的にはノーヒットだったわけだから点が取れないのは明白。
特に坂本は捉えているけど、打ったというより合わせたという当たりが多く、明らかにヒットになってくれ!という力無い打球が多かったこともあり、寒さで体が動かなかったのか、少しでも早く2,000本を達成したいのか、手打ちになってしまっていた印象が強い
出来れば今日2本くらい打って、次の試合はお休みさせたいのだが、ちょっとそういうわけにもゆかなくなった感じ。


全体で4安打だったので、主軸のせいばかりには出来ないけれど、こういうゲームこそ、彼らが打ってチームを鼓舞しなければいけないと考えるのであれば、もう少し何とかして欲しかった・・・


岡本はあからさまに徹底的に外を攻められて、そこに手を出してしまい、しかもバットに当たらずという場面が多かった。本塁打王に可能性を残す鈴木誠也がいるので、その責めは当然で、シングルヒットならOKという配球だった。逆に岡本は何とか長打を!と狙っているがゆえに、そこにすっかりハマってしまった感じだけれど、この先も相手は同じような攻め方をしてくるはずなので、それに対しての対策は練らないと短期決戦でもハマってしまう可能性がある


ただ、守備は悪くなかった。3回裏の松原の送球は素晴らしかったし、5回裏の坂本の打球処理は、あの体勢でよくセカンドベースに触れて投げられたなと思う。
(結果的にはファーストをアウトにできず、先取点を与えることになってしまったが仕方ない)


先発の高橋優は四死球が多いのはいつものことだけど、緩急を使える投手なので、そこは岸田がもう少しうまくリードしてあげなければいけなかったと思う。
ランナーを出しても粘り強く投げるという彼の良さは出ていたけれど、もっとファーストストライクを大胆に狙ってよかった。畠、戸郷、高橋優と3人の若いピッチャーを相手に連続で先発マスクをかぶった岸田にとっては貴重な経験になったと思うし、バッテリーコーチにも色々とアドバイスをもらっただろうから、かなり勉強になったのではないかと思う。これが次回以降に生きてくるなら、とても楽しみがあるけれど、しいて言うなら優勝前の緊張感の中で、一度でいいから菅野と組ませてあげて欲しかった(これは以前のレポートでも言ったことだけど)。
エースはキャッチャーを育てるという事を言われるように、大城が今季成長したのは菅野と組んだことが大きい、まだ若く経験の足りない岸田だからこそ、菅野と組んで、会話して、考えて・・・を経験することでさらに飛躍できたのではないかと思うと、その機会が無かったのは残念だった。


大竹の失点は残念だったけど、ベテランだから身体に問題が無いのであれば、そこは調整するでしょう。ディプランは・・・ま、想定内(笑)
あとは、昇格後になかなかチャンスの無かった横川にようやく投げる機会があったのが良かった。
最終的に日シリのメンバーに入ることはないだろうし、あくまでも経験させるための昇格だったと思うので、このまま機会なく終わってしまったらどうしようと思っていたところだったから、投げられただけで満足。


あとはサンチェスだね、ピッチング機会としてはこれが最後だと思うので、結果よりも内容的にまずまずの状態を見せてくれたら、菅野とサンチェスは当確ってことで、少し安心できる。

 

管理人:みんぐ
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