ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」いよいよ始まる日本シリーズ!去年との違いは?


明日から待ちに待った日本シリーズが始まります。
下馬評では圧倒的にソフトバンク有利と言われ、我々ファンも厳しい戦いになることは予想してますが、だからと言って負けるとはコレっぽちも思ってません。
セ・リーグの代表として、良い戦いをして欲しいと願ってますが、ただ願うだけでは寂しいので、自分なりに軽く分析。


まずは昨年の日本シリーズ第1戦のスタメンとベンチ入りメンバーを見てみます


1.亀 井
2.坂 本
3.丸
4.岡 本
5.阿 部
6.大 城
7.ゲレーロ
8.田中俊
9.小 林

ベンチ入り
陽、中 島、炭 谷、石 川、重 信、山 本、若 林、増田大

 

主軸は今回も変わらないと思いますが、並びは変わるでしょう。
昨季は亀井の1番に頼りっぱなしだった打線も、吉川尚、松原という若手に切り替わり、亀井は左の代打の切り札としてベンチにいてくれることになるかと思います。
前回は不調だった坂本、丸がどれだけその悔しさを晴らしてくれるかと同時に、原監督がコメントしているように、吉川尚、松原がどれだけ出塁出来るか、攻撃面に関しては、その1点のみがキーになるでしょう。


去年と違うのは、ナカジ、重信、若林、田中俊らが選手として去年よりはレベルアップしていること。
特にナカジは別人になっていますので、大舞台でベテランとしての頼もしさを亀井と共に発揮してくれると、若手を思い切って起用できます。


足を使える選手が一気に増えたのも去年と違うところ。
昨年は増田大しか盗塁を命じられなかった不足分を補える選手が多くいます。甲斐キャノンをかいくぐれるかどうかわかりませんが、是非とも盗塁を決めて慌てさせて欲しいところです。

同時に盗塁だけでなく、塁上でのプレッシャーをかけることでバッターを援護できますし、シングルヒットが2塁打に、2塁打が3塁打になる場面を作れれば、得点の幅は一気に広がりますから、彼らの役割はとても大きいです。


前回4連敗したと言っても、無失点だったゲームは無いので、強力ソフトバンク投手陣といえど、ある程度点は取れるのではないかと期待しています。


一方で、さらに変わったのは投手陣


先発:山 口

ブルペン
澤 村、大 竹、マシソン、田 口、中 川、高 木、デラロサ、鍵 谷、桜 井、戸 郷

第2戦以降の先発
山口→メルセデス→高橋→菅野


まず、一番大きかったのは腰の不調で菅野が本調子ではなく、初戦を任せられなかったこと
昨季の成績だけで言えば、山口俊がエース格なのは間違いないですが、やはり精神的支柱である菅野が万全では無かったというのは、チームとして大きかった。


万全ではないという意味では、マシソンもこの時点では戦力としては厳しかったし、メルセデスも健康だったとは言えず、1年目の高橋に3戦目を託すという布陣で挑まざるを得なかった。
中継ぎも大竹、中川以外は投げて見なければわからないという状態で、デラロサに繋ぐ流れをそもそも作れなかったのは痛かった。


現状でも高木京がいないというのは不安だが、中川が戻ってきたのは大きくて、大江、高梨、中川は心強い。田口と大竹、デラロサの状態が最後は良くなかったのが心配で、この1週間の間にどれだけ調整出来ているのかがキーになりそうだし、戸郷、畠を中継ぎ待機というか第2先発に回すという話もある。高橋優もロングリリーフできる左腕として控える算段もあるようだし、ブルペンはかなり分厚くなったと思う


日本シリーズに負けパは必要ないので、全員がフル回転のつもりで終盤には一人一殺の継投も出てきそうな感じ。最低でも菅野は2試合に先発し、以降は場合によってはブルペン待機ということも辞さないだろうから、このシリーズはソフトバンク打線 vs 巨人投手陣という図式になると、原監督は考えているのだと思う


一方で、昨年は守備のミスからの綻びで負けたといってもよいゲームもあり、その点でも去年とは違っているところは大きい。特にセカンドは吉川尚固定で行くと思うので、昨年よりは守備力は上がっている(岡本もさらに上手くなった)。ただし、初体験のプレッシャーと連携・送球に問題がある点が懸念されるだけに、凡ミスだけは避けて欲しい。


ま、当たり前のことだけど
エースが勝ち、4番とキャプテンが躍動し、ブルペンがしっかり機能する
その普通の勝ち方が出来るかどうかがキーになるのは間違いない。ラッキーボーイの出現に期待したいところだが、個人的には岸田がそうなってくれるとチームが波に乗る。
単に円陣番長だからということではなく、足を使ってくるソフトバンクに対して、大城、炭谷では心もとなく、小林がいない現状では岸田の肩には期待したい
原監督も先発起用は十分あり得ると言っているし、データ分析には長けているソフトバンクも岸田の配球面でのデータはそれほど多くは無いだろうことからも、リズムを狂わせるという点においてもハマれば大化けする可能性は高い

(鼻息ぷんぷん過ぎて、空回りする可能性も高い(笑))

 


昨年優勝を逃して出場したソフトバンクも今年は圧倒的な数字を残してきているわけで、戦力がアップしているのは間違いないが、離脱者もいるし、CSを見る限りは隙が無いわけではなさそう。
昨年の圧勝からくる期待感にプレッシャーだってあるだろうし、東京ドームが使えない巨人はむしろ開き直って戦える分、チャレンジャーとして攻めの体制で挑めると思う。


とまぁ、ポジっては見たが、強い相手には間違いないし、昨年歯が立たなかったのは事実なので、しっかりと心と身体の準備をして、見ている我々が熱くなるような戦いをしてもらいたいなと心から思います。


斜め上からの考察を期待していた方、ごめんなさい
 ここまでくると、当たり前のことしか言えません(笑)

 


管理人:みんぐ
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