ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/11 巨 9-0 広島 → ようやく見たい試合が見れた!久々に酒が旨い


対 広島 1勝2敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:今 村 3試合 2勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:野 村 3試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:今村 捕手:大城
広島:野村→中田→コルニエル→藤井→ケムナ 捕手:會澤
本塁打
巨人: 岡本和1号(一回2ラン)、増田大1号(五回2ラン)
広島:
TBSチャンネル1 にて観戦 解説:井端弘和 実況:土井敏之
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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの3回戦。先発今村が完封、岡本に今季1号本塁打が飛び出すなど投打がかみ合い、9-0で勝利した
(https://www.giants.jp/G/result/202104111index.html)
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4番の先制ホームランに最終打席でのタイムリー、キャプテンは猛打賞、伏兵 増田の初ホームラン、投げては先発の今村が完封と、このゲームで見たかった要素、いや今シーズン見たかった要素がすべて詰まった勝利となりました。


ケチをつけるとしたら、梶谷にヒットが出てれば先発全員安打だったのに・・・くらい
ま、そんなことはどうでもイイって感じで、今シーズン初めてスカっとした人は多いでしょう。


さすがに、今日はネガティブなことは一切書きたくないので、やめときます。


何といっても、キャプテンからの若大将の一発がチームを目覚めさせました。やはり4番が打つとチームが活気づきます。打った本人が一番ホッとしたことでしょう、何より良かったのは強引に打ちに行ったのではなく、センター方向へ叩き込んだところ。一発が飛び出るようになれば、相手バッテリーの警戒度も上がるので、四球で出ることも増えるし、前後の打者への攻め方も変わってくる。
この一発と最終打席のタイムリーは単に今日の勝利を手に入れるだけでなく、今後の戦い方にも影響してくるはず
欲を言えば、チームがイケイケ状態の4回に満塁の場面でのゲッツー・・・ここで一発とは言わないまでも、犠牲フライでも打てていれば完璧だった。でも、これまでの事を考えれば、大きな前進だし、大勝したので言わないようにしとこう(笑)


一方でキャプテンも今日のヒットは逆方向中心に塁に出ることを意識したバッティング。一昨年のような軸足に体重をしっかり残してライトスタンドへ!というスタイルとは違ってはいるけれど、少しずつそれに近づいてきたような感じがします。坂本本人は2ベースの記録に拘りがあるので、必ずしもホームランで無くても良いのですが、やはりキャプテンの一発も相手には脅威だし、チームも盛り上がる。
個人的には今だ実現していない、サカオカマルの3連発を今シーズンの間にゼヒとも見たい


キャプテンと4番に釣られるように、他の選手のバットにも活気が出た。ゲームの流れとしても先制し、リードを保てば当たり前だけど、相手の勝ちパは出てこないので追加点が取れる可能性も増え、終始優位にゲームを進めることが出来る。これまで先に点を取られて苦しい展開が続いていたので、この先もこういうゲームが作れるように良い循環を生んで欲しい。

 

そしてなんといっても今日の勝利のヒーローは今村でしょう
リキまないように投げたと本人が言っているけれど、まさにそんな投球。そして、中盤あたりでピンチになると弱気の虫が出て、甘いところにいって捕まったり、慎重に投げすぎて四球を連発するというのが昨年までの今村のイメージで、5回を投げ切るのが目標となってしまうような投手だったが、前回の登板もそうだけど、ピンチでも臆することなく冷静に投げれていたのは、かなり大きな成長
キャンプでの投げ込みが自信になっているのか、桑田コーチ、杉内コーチの指導が良いのかわからないが、同じタイプの高橋優ともども両先発左腕がチームの勝ち頭としてしっかりと結果を残している。
前回はフォークをうまく使っていたが、今日はカーブがほぼ完ぺきだった。良い具合に脱力してリリースの瞬間に力を伝えられていることが、カーブの安定感にもつながり、ゲーム中に井端氏が言っているように、カウント球にも勝負球にも使えていて、さらにボールが先行した場面でも投げるということまで出来ていたのは素晴らしかった。


カーブは投げた瞬間にバッターもわかるある種、危険なボールではあるけれど、コンタクトするのが簡単ではないため、若いカウントやバッター有利なカウントでは打ちミスを恐れて振らないケースが多い。それをストライクにできたことが、終始今村にとって有利な状況を作り出すことに成功したし、今日に関してはコントロールできる自信があったのだろう、大城もその辺を理解してうまくリードしていたと思う。


そして力を抜いて投げることが出来た副産物として、142球を投げても球威が変わらず、変化球も抜けなかったという事に繋がり、今季身につけたスタミナと相まって、9回を投げ切ることが出来た。
点差もあったので今日は中川もデラロサも肩を作る事さえしていなかったと思うので、明日の休みも含めてブルペンを休養させたという意味でも本当に価値のある完封勝利だったと思う。


あと、増田のホームランは見事だけど、それよりも守備での貢献も忘れてはいけない


阪神戦もそうだったけど、連敗した後でも最後に勝てたのは大きい。3連敗と2勝1敗では天と地ほど違う阪神の勢いが止まらないので、なかなか近づくことは出来ないが、借金を早々に返し、5割に復帰したのは大きい。上を見るのも大事だけど、まずは1試合ずつ丁寧に戦ってゆくことで、気が付いたら背中が見えていたという状態になるように頑張ろう。
幸いにも今月はこれで遠征は終了、以降は東京ドーム、横浜、神宮と遠征無しで戦うことが出来る。
体力的にも助かるし、まもなく離脱者も戻ってくるだろう、ファームで状態の良い選手がいればすぐに合流することも出来るわけで、今日の勝利が色んな意味でリセットに繋がるなら、週明け以降のカードで流れを取り戻すことは十分可能。
理想は丸、ウィーラー、若林が戻ってきても「ゴメンなぁ~今ちょっと使うところないから、ベンチで待機してて」って状況だけど、そのためには吉川、松原、香月、北村あたりは猛打賞を連発するくらいじゃないといけないから、さすがにハードルが高いか・・・


火曜、水曜は天気が悪いみたいだが、東京ドームだからサンチェスも前回のようなことは無いだろう。
そろそろ勝ち越して、貯金を増やしてゆく生活がしたいので、今日の勢いをそのままに本拠地でファンを沸かせて欲しいと思います。


いずれにしても、前述したように、高橋優、今村の両先発左腕が去年とは違うところを見せてくれているので、このまま何とかローテを守り切ってくれれば、結果はついてきそうだし、二人でそれなりの貯金も期待したくなる
夏場のキツイ時期が心配だけど、今年はオリンピック休みがある(はず)から、それをうまく利用してコンディション調整が出来たら・・・いいな


今夜はスポーツニュースのはしごが楽しい夜になりそうです。
そのまま寝たいけど、マスターズで松山の快挙も見なきゃいけないので、明日は眠い目をして仕事をすることになりそうだ。

 

追記

プロ野球ニュース見て、すっかり忘れていた記録だったけど、今日の坂本の猛打賞で、165回の歴代5位。1位の長嶋終身名誉監督まで、あと21個。

これ絶対、いつか抜くでしょ?って思わずテレビ見て唸った

ちなみに2位が立浪、3位が王さん、4位が金本

改めて、スゲー選手だなぁ~って思いました

 

あともう一つ

増田大はプロ初ホームランのボールはちゃんともらえたかな?

子供たちは大喜びだと思うので、ゼヒとも家に飾って欲しいな

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/