ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/13 巨 2-1 中日 → サンチェス今季初勝利!新外国人も加わっていよいよ本気モード

対 中日 2勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:サンチェス 3試合 1勝 1敗 0S
セーブ :デラロサ 5試合 0勝 0敗 4S
敗戦投手:大野雄 3試合 0勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→中川→デラロサ 捕手:大城
中日:大野雄→R.マルティネス 捕手:木下拓
本塁打
巨人:廣岡1号(七回ソロ)
中日:
日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:町田浩徳
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廣岡の移籍後初本塁打で勝ち越し サンチェスは7回1/3を無安打投球で今季初勝利
(https://www.giants.jp/G/result/202104131index.html)
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今日の直生でスモークとテームズがついに初お目見え
フリーバッティングを見れたのは僅かでしたが、それでも身体の大きさ、パワーのスゴさは一目でわかりました。
特にスモークは高橋由伸氏が言うように、左打席でのスイングが素晴らしい、左の大砲に困っている巨人としては、かなり期待できるパワーヒッターになりそうです。
まだ実戦練習が無いので、どのタイミングで出場させるのか気になるところですが、原監督によると来週の阪神戦あたりとのことですので、今からサインを覚えたり、選手間でコミュニケーション取ったり、日本の変化球に慣れたり、守備の連係とか覚えることが山ほどありますが、いい形でデビューして欲しいですね。


さらには、ウレーニャ、メルセデスも合流。この二人は若いですし、特にメルセデスは昨年10月のクリーニング手術があけての来日ですから、まずはじっくり2軍でということになるでしょう。


となると、問題になるのは外国人枠
投手で言えば、サンチェス、ビエイラ、デラロサ、野手でウィーラー、スモーク、テームズと6人になってしまいますので、誰か一人は落とさなくてはいけない。現状ではスムーク、テームズの良い方を残して一人は2軍で調整ということになると思いますが、メルセデスが思いのほか良くて、先発左腕がもう一枚欲しいとなると、あげたくなります。
ウィーラーが調子悪ければ落とせますが、離脱前までの活躍を見ればチームには欠かせませんし、何より新外国人にとって日本野球に慣れ親しんでいるウィーラーの存在はサポート役としてもいて欲しい
これは嬉しい悩みどころ


一方で外国人の加入は現日本人選手にとって1軍にしがみ付けるかどうかの大きな課題で、上がってきたばかりの湯浅、そして香月にとっては、相当なアピールが必要になりますし、松原だってレギュラーを掴めるかどうかの大事な局面。
さらには、丸、ナカジ、若林が戻ってくればチーム内の枠争いもさらに厳しくなります


チーム全体が活気づくのは良いことですが、数年後のチームのために若手の成長を妨げることがあってもなりません。一方でリーグを制し、改めて日本一を目指すにあたってはパワーの強化も不可欠。
匙加減が難しい選択をここからは迫られてきますね。


ってことで、この試合のレポートを忘れてました(笑)


先発のサンチェスは前回の雨の甲子園からの登板ですから、今日はしっかりと結果を残したいところ。初回、2回と構えているところに投げられなくて、どうなることかと心配していましたが、低めを意識しているのは伝わってきたので、何とか粘って欲しいと思ってましたが、しり上がりに良くなって、気が付いたら 7回1/3でノーヒットでの降板
序盤のバタバタさえなければ、最後まで投げさせてノーヒットを完結させてあげたかったところですが、今回はしょうがない。打たせて取るのが信条のピッチャーですが、奪三振8個は球が走っていた証拠。
何よりも勝利を得たことで、本人もひと安心でしょうから、ここからしっかりとローテを守り、チームに貢献して欲しいですね。


7回を投げ切ってくれたところで、1点差という痺れる場面での中川、デラロサは相変わらずの安定感。
中日のエース相手ですからこういう展開になるのは予想できたので、勝利できたのは大きかったです。


一方で打線は、大野相手ですから厳しいのはわかってましたけど、とにかく初回でしたね。
立ち上がりで制球に苦しんでいた大野から先取点を取ったのはいいですが、イケイケのところでの岡本の三振と大城のゲッツーはいただけません
(本人が一番わかっているでしょうけどね)
岡本はストレートを意識している中で、ちょっと抜け気味のツーシーム(スライダー?)にタイミングが合わず、空振りの三振。せめてあそこは何としてもバットに当てて、ファールで仕切り直しして欲しかったのですが、気持ちの中でタイミングの取り方が早くなってしまっていた感じです。
大城は最悪内野ゴロでもランナーを進めて後ろに・・・という意識はあったのでしょうが、結果は最悪になってしまいました。
初球から積極的にゆくのは悪くありませんが、本当にそれを待ってたの?という球でしたので、相手が苦しんでいただけに、じっくりと行って欲しかったなというところもあって、ちょっと反省ですね。


両先発がしり上がりに良くなっていったので、中盤以降はなかなかチャンスすら作れませんでしたし、2回も今日初先発の慎吾がいきなりの2ベースでチームに元気を与えていただけに、廣岡にはサードゴロではなく、何とか逆方向へのバッティングでチャンスを広げて欲しかった。
ま、その反省もあってか、最後は一振りで決めてチームを勝利に導いてくれたので、文句は言いませんけど(汗)


それにしても、そのホームランは見事でした。バットの先っぽかな?と思えましたが、右足でしっかり押し込んで体全体でボールを運ぶスイングは坂本がライトスタンドへ打つときを彷彿させるものがありました
とにかく力強く引っ張るというイメージもあった選手なので、このホームランのようなバッティングがさらに身についてくれば、率も上がるでしょうし、全イニング出場が難しい坂本を途中でベンチに下げても、大きく攻撃力を下げることなく終盤を戦えるという点で、心強い戦力になってくれるでしょう。

 

問題は今日の畠ですね

先発枠の争いが何気に激しい巨人です、ここで前回のようなピッチングをしてしまうと、じゃあ次は誰を下から上げようか?ってことになってしまいますから、しっかり結果を残さなければいけません。
日曜の快勝から進撃の巨人をスタートさせるためには、今日の試合が重要になってきますので、畠にはゲームを作ってもらい、1軍枠争いで必死な若手たちの活躍が欠かせないという点で、注目の一戦になりそうです

 

管理人:みんぐ
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