ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/22 巨 8-3 阪神 → ホームで勝ち越して対戦5分へ!まだまだこれから!

阪神 3勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 4試合 4勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:秋 山 4試合 2勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→中川→高木 捕手:大城→炭谷
阪神:秋山→小野→馬場→エドワーズ→桑原 捕手:梅野→坂本
本塁打
巨人:吉川2号(ソロ)、坂本3号(2ラン)、香月3号(ソロ)、梶谷3号(ソロ)
阪神:北條1号(六回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:川相昌弘 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104221index.html)
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このカードの前は、勢いあるチームだし、こっちは裏ローテだし、3タテされなきゃオッケーって言い訳を作っておいて、初戦の敗戦を見て、こりゃヤバい?って思ったわけですが、結果的には2勝1敗。
負け越していれば、去年までの相性の悪さを払拭出来た阪神だったと思うけど、こちらが2勝してカードを終了したことで、「今年も・・・か?」と多少なりとも思わせることができたとしたら、戦前の予想を覆す最高のカードになったのではないかと思う。


勝負に節目があるとするなら、2戦目の3回、ノーアウト3塁のピンチを畠が凌ぎ、4番の連発から逆転勝ちしたところ。それが今日の初回の満塁を切り抜けてからの1回裏の3得点に繋がった。
今日に関しては、初戦でホームランをバカスカ打たれて敗戦したお返しとばかりに、こちらも空中戦で圧倒したわけで、互いの負けたくないという思いが交錯した印象的な3試合


今日に関して言えば、プロ野球ニュースで「Play Of The Day」に選ばれた初回の香月のサードで近本を刺したアウトは、流れをつかむだけでなく、お立ち台にあがるきっかけとなったホームランを呼び起こすナイスプレーで、何としても先制点を!という阪神打線の出鼻をくじく素晴らしい場面だったと思う。
昨年の岸田のお立ち台デビューに続いて、香月も上がったことで、岡本とトリオでのお立ち台という夢が垣間見れた瞬間で、近い将来、この3人がチームを引っ張る姿を想像してちょっと熱くなった。
(え~っと、決してイケメントリオではないのであしからず(笑))


それと、序盤の得点においては、昨年もだったが、近本の肩を想定し、センター方向へ飛んだ時の走塁というのも大きかったように思う。相手の弱点をついて嫌らしい点の取り方をすれば、チームは盛り上がるし、相手は「しまった!」と感じるもの。隙を見せたらやられる!というプレッシャーを少しずつ相手に与えることで、精神的にも優位に立てるので、連日になるが梶谷の走塁はヒット+ホームランという結果以上にダメージを与えたのではないかと思う。


走塁という点では、昨日批判した重信も今日は梅ちゃんバズーカをかいくぐって走ったのは良かった


先発の高橋優は今日はストレートの球速自体は悪くなかったものの、全体的に制球に苦しんでいた感じ。守備に救われて初回を凌いだことで何とかゲームは作れたが、緩急をうまく使えず、四死球4個と厳しい投球になってしまった。とはいえ、味方の援護に救われながらも6回3失点でQS出来たわけで、初回で神経をすり減らしたか最後は息切れしていたけれど、4勝目を手に入れたのだから大したもの
これまで5回を投げたところで半ば強制的に降板させられる場面が多かったことを考えれば、今シーズンは明らかに成長したところが見られるし、桑田コーチ効果で長めに投げさせてもらえているのは大きい。
今日は3失点してしまったことで、防御率は3位に落ちてしまい、勝利数でガンケルと同じ、防御率でちょっと下回ってしまったため、今月の月間MVPの行方が難しくなったけれど、互いに今月はあと1試合ずつ投げるだろうから、来週の神宮でのヤクルト戦で勝利すれば、4月の月間MVPを取ることだってできる
あの弱々しかった投手が、今でも優しい顔をしながらここまで堂々とした成績を残せるようになったのは、ファンとしても感慨深いものがあるし、勝利を積み重ねることで得られる自信や風格、相手からのイメージも変わってくるから、実績が選手を作り上げるかのごとく、今日の試合の反省はしながらも次に繋げていってくれれば、いずれメルセデスが戻ってきたときには、今村、高橋、メルセデスの3左腕がチームの新たな顔になっているかもしれない。


打線に関して言えば、13安打8得点、ホームラン4本ですから、初戦の被弾祭りをやり返したと言っていいでしょう。矢野監督に球場の狭さをチクリと言われたけれど、初戦にあれだけホームランを打ってたわけだから、ちょっと苦しい言い訳になってしまったかな?逆に言えば、そういう球場をホームとしながら中日、阪神に続いてチーム防御率3位だということをむしろこちらは誇りたい


そういえば、香月の守備について褒めたけど、今日に関して言えば3回の岡本や増田大の守備も素晴らしかった。東京ドームを本拠地としながらチーム防御率が悪くないのは、投手陣の頑張りだけではなく前日の吉川の守備も含めた守りの堅さが影響しているし、相手からすればヒット1本損した気分になるので、単なるアウト1個以上の効果があるという点で大きなプレー。守備で好プレーをした選手がバッティングに影響し、バットが好調な選手が守備で積極的に攻められるという好循環を生んだことを考えても、少しずつ去年のような守備力の高さが出ているのは今後に大きく影響してくるはず。


昨日99本目のホームランを打った若大将が、リーチ一発で今日100本目を打ってくれると期待していたけれど、今日はちょっとお預けになってしまった。その代わり先制となる2点タイムリーで打点はゲット!
開幕からもがいている4番だけど、なんだかんだ言って打点ランキングでは首位の牧に2点差まで詰め寄ってるんだから大したものです。ホームランも村上が7本で先頭を走ってますが、まだまだ十分追いつける距離ですし、離脱組が戻ってきて自分へのマークが少し分散すれば、いくらでも巻き返せる。
今日の勝利も1回表のピンチを凌ぎ、すぐさま4番が先制したことでチームに勇気を与えたのだとしたら、香月と共にお立ち台に上がっても誰も文句を言わないくらい、貴重な打点だったと思います。


なんにせよ、かなり厳しい戦いになると思われた阪神との3連戦を勝ち越せたのはチームとして大きいし、今後の戦いにも影響してくるでしょう。
発表によれば丸、若林、ナカジ、ウィーラーが戻ってくるようですし、いよいよさらに戦力に厚みが増してくる。石川、立岡、湯浅、戸根が抜けると言われているが、彼らも出番があればそれなりに結果を出していたと思うので、特に石川と湯浅は個人的にはもったいない気がしている、というか残念。一方で抜けた穴を松原、香月、吉川、重信がしっかり埋めるだけでなく、先発出場を回避させるのがもったいないと思わせているという点で、非常に頑張っているしこの連勝にも大きく貢献しているから、ヘタにいじりたくないのも事実
復帰組とのかみ合わせが大事になってくるが、相手投手の左右に合わせたり、これまでのデータからの相性などでうまく振り分けるとか、ゲームを前半と後半に分けて、入れ替えるなどの工夫をしながらうまくやりくりして欲しい。
少なくとも、松原、香月、吉川、重信は今ゾーンに入りつつあり、飛躍するきっかけを手にしかけているところだと思うから、主力が戻ったから「はい、ありがとうね、じゃあ!」でスタメンから外すのは将来のためにならないと思う。


バッティングに関して言えば、松原、吉川、重信の3選手は揃ってバットが内側からしっかり出ていて、コンパクトながらスイングスピードが速く、ヘッドもたっているのでファールでも粘れるし、たとえゴロになっても強い打球が飛ばせている。ボールが長く見れるから広角に打ち分けも出来ていて、キャンプから続けているバッティングピッチャーを少し前から投げさせている効果が出始めているところなので、中途半端に出番を失わせることだけは避けてもらいたいというのが私の本音。


いずれにしても、必勝の布陣で挑んできたはずの阪神との東京ドーム3連戦を勝ち越しで終えられたので、ホッとしてると同時に、だからこそ週末の戦いが大事になるから、復帰組と今上り調子の選手たちとの使い方に興味津々になりました。

 

追記
レゲームでしつこいくらい
「香月選手の「勝つ気」あるプレーでチームに勝利を!」ってツイッターを送ってるんだが
一向に採用される気配がない(涙)
(今日も10個以上送って採用1度)
ダジャレだめなんか?ってくじけそうになってますが、あきらめずに送り続けますんで、もしも見かけたらニヤって笑ってくださいね~

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/