ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/5 巨 4-0 広島 → ようやく負け越しチームが無くなった、さぁこれから!

対 広島 4勝4敗1分 マツダZoomZoom

勝利投手:サンチェス 5試合 2勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高橋昂 3試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→高梨→桜井→大江→鍵谷 捕手:炭谷→大城
広島:高橋昂→中田→コルニエル→大道→高橋樹 捕手:石原
本塁打
巨人:
広島:
JSPORTS 1 にて観戦 解説:達川光男川口和久 実況:足立清紀
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202105041index.html)
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チーム打率 .260(2位)
チーム防御率 3.15(3位)
本塁打数 38本(1位)
盗塁 25個(1位タイ)
得点 143点(2位)
失点 113点(3位)


ようやく見れる数字になってきた。勝率の割に失点数が多いのは、負ける時は派手に負けることが多いからか?
出来ることなら防御率を限りなく3点に近づけたい、目下のところそこが目指しどころだろう。


勝率 .621で貯金7
本来、この時期でこの数字ならトップを走っていておかしくないのだが、首位の阪神勝率.710なんてとんでも無い状態なので、今の勝率で3ゲーム差の2位ということになってしまっている。
思い返せば、去年の巨人は独走に近い状態だったが、2位の阪神が他所に勝っても巨人との直接試合で勝てず、結果的にそれが差となって巨人の優勝となったわけで、結局は首位チームとの直接対決に勝てなければ上には上がれないという事か・・・


現状、阪神との戦績は五分なので、勝てる試合の取りこぼしをせず、出来れば相性の良い相手を1,2つ作り、優勝争いのチームとの戦いに勝ち越さなければ、優勝は見えてこない。
シーズン序盤の山として、来週の阪神との直接対決前に、どれだけ差を詰められるか、そしてその戦いで1つでいいから勝ち越しが出来るかどうか、そこがまず大きな戦いになる。


一方で下旬から始まる交流戦でどれだけ負け越しをしないかが大事
特に今回は最初のカードが首位の楽天、そこからソフトバンク、西武と強敵との戦いが続くので、交流戦最初の1週間がとにかくキーになりそう


今にして思えばだけど、サンチェス、戸郷をコンディション不良で抹消したのは、来週の阪神戦、その後の交流戦を見越して不調のままズルズルと投げさせるのではなく、次なる戦いに向けて万全を期そうとしていたのではないかと思える。交流戦前にはデラロサも戻ってくるし、戸郷も戻ってきて、先発が6枚揃った状態が再構築できれば、大型連敗はしないだろうという体制が出来上がる


ということで、サンチェスの今日の復帰登板は今後を占う上で非常に重要な意味があったのだが・・・
(随分長い、前フリになってしまった)


7回無失点、被安打6の四死球0だから、数字的には完璧だった
ただ、正直なところサンチェスが良かったのか、広島打線が不調だったのか、判断が難しい。ストライク先行でカウントを整えて勝負出来ているし、内野ゴロが多く三振が少ないってのはサンチェスペースであることを考えれば、本来の姿なんだろうけど、ではこれが阪神打線に通用するか?打線好調なチーム相手だったらどうだろう?という球も多かったし、今回のピッチングだけで安心するのは早いかな?とも思える印象。

個人的には四死球が0個だったのは良い材料だったかな?無失点は出来すぎだけど、7回を投げ切ったというのはチームにとって大きいし、サンチェス本人にとっても復帰登板で勝利できたのはホッとしていると思う
次の登板が打線が上向きにあるDeNA相手になるのなら、そこが判断の一つになりそう。


プロ野球ニュースで、打点を奪う活躍をしたのが、ナカジ、炭谷、亀井とベテランじゃんか!みたいな取り上げられ方をしていたけれど、たまにはそういう日があってもいいのでは?
これまでの勝利のほとんどがベテラン頼みだったのなら別だけど、何試合に1つくらいはベテランの働きが光る勝利があってもイイ。若返りをしつつある他球団に比べて、巨人は若手が少ないと揶揄する他球団ファンもいるけれど、ベテラン、中堅、若手、助っ人外国人のバランスで言えば、そこまで言われるほど悪くはいないと思う
もちろん、若手中心で優勝出来ればそれが一番だけど、長いペナントレース、そこまで甘くないと思うし、確かにベテランの数は少なくはないけど、そこに頼りきりというわけではなく、さらに若い選手へのお手本という影響を考えれば今は心強いベンチメンバーではないかと・・・


吉川、松原も今はスタメンでの出番は少なくなったが、今のオーダーでシーズン最後までゆくとも思えないし、9月にはガラっと変わっている可能性もあるわけで、出場の隙を伺いながら、チャンスで頑張って欲しいと願ってます。

 

今日はスモークを休ませて、ナカジを起用。ウィーラーを3番に持ってくるという変更を加えたけれど、まぁ良かったと思う。これで若大将に1本出ていれば、これはこれで機能すると思えたけれど、高橋昂も良いピッチングだったししょうがない。今日は4番の活躍ではなく、前述のとおりベテランの頑張りで勝てたわけで、甘えておきましょう


懸念の中継ぎ以降も、一人一殺に近いくらいの小刻みな継投で、これはこれで現状を考えると仕方ないのか?井納の使い方をどうするのかが今後の注目になりそうだけど、現状では野上と合わせてロングリリーフ要員?ってことになりそうな気がする。
本来は先発ローテとして頑張って欲しい二人だが、サンチェス、戸郷が復帰すればローテの穴は無いので、中継ぎで結果を残しつつ、有事の際にお願いできればそれがいいのか?
(出来れば平内、横川あたりがローテに穴が開いた時の筆頭メンバーでいて欲しいが)

 

例年ならGWは9連戦とか休みの無い戦いになるのだが、緊急事態宣言の影響もあって割と休みのあるスケジュールなので、先発投手の組み換えというか調整がこれから行われるはず。木、土にゲームが無いので移動後に休むことも出来るし、課題をもって練習に取り組むことも出来る。
来週は6連戦となるが移動が無い分、身体の負担も軽いので、18日から始まる遠征週の前に体調を整えつつ、14日からの阪神戦に備えて、チーム力をあげて欲しいなと思います。


追記
同時進行のファームではメルセデスが登板、まだまだ本調子には時間がかかりそうだけど、焦らずゆっくり調整して、今村、高橋優に何かが起きた場合に備えて、元に戻ることを考えるのではなく、よりレベルアップして帰ってくることを目指して阿部2軍監督の下で力をつけて欲しいなと思います。

 

管理人:みんぐ
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