ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/12 巨 5-5 DeNA → 勝ちに等しい?負けに等しい?どっちよりの引き分けなんだろう

DeNA 5勝0敗3分 横浜スタジアム

勝利投手:鍵 谷 15試合 2勝 0敗 0S
セーブ :中 川 18試合 2勝 2敗 1S
敗戦投手:三 嶋 16試合 0勝 3敗 5S
・投手リレー
巨人:高橋→野上→鍵谷→高梨→井納→中川 捕手:大城→炭谷
DeNA:濵口→石田→三嶋 捕手:嶺井→戸柱
本塁打
巨人:岡本和8号(九回2ラン)
DeNA:宮崎3号(二回2ラン)、ソト4号(八回2ラン)、牧8号(八回ソロ)
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:初田啓介
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202105121index.html)
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立ち上がりが課題の濵口を如何にして攻略するか

って試合前に見ていたら、前日はおとなしかった丸が四球でチャンスを広げると、若大将のタイムリー、さらには前日のヒーロー若林の犠牲フライに吉川のタイムリー。
3点先取で今日は楽に試合を進めることが出来ると期待したのだが・・・


宮崎の2ランよりも、ソトに打たれた瞬間


「あぁ~そうだよ、これがDeNA打線だわ、筒香が抜け、梶谷は味方になったけど、桑原、宮崎がいて佐野、ソト、オースティン、そして牧が加わった。こうしてみると、破壊力抜群なんだよ」


と見せつけられた。
また、今年もソトにやられまくるのか?と寒気がするような当たりで、土壇場での空気の変わりように、一瞬、負けを覚悟した。
9回も2アウトまで来た時、一緒に見てたカミさんが「今日は負けだね」とつぶやいた瞬間、「いや、丸が出ればわからん、昨日三嶋を攻略してるし」と言ってるうちにライト前ヒット。
ここで一発出たらドラマだよなぁ~と思っていたら


若大将、やってくれました!!


最終的には引き分けに持ち込んだ。
リードして終盤に来たわけで、負けに等しい引き分けだと思っているけれど、逆転されて9回2アウトからの引き分けは、感情的には勝ちに等しい引き分けと思いたい。


なかなか一発が出なくて、苦しんでいた若大将だが、気が付けばホームランダービーもトップを走る3人に2本差まで迫り、打点は33点で5点リードしてトップ。打率こそまだ.259だし、得点圏打率も決して高いわけではなく、ゲッツーも多いのだが、だんだん4番らしい数字になってきた。3年前は背番号どおり、2割5分で25本打てば御の字なんて思ったけど、今ではすっかりハードルは上がった。
(なので、今日の併殺は忘れる、半分は大和の守備がよかったせいもあるし)


キャプテン不在の中、やはり次期キャプテンが頑張ってくれないとチームは盛り上がらない。勝利していれば、3安打3打点、1ホームランの岡本がヒーローインタビューを受けていたはずなので、それを考えても8回の継投が残念だった。


鍵谷からの高梨までは想定内、オースティンへの四球が流れを悪くしたが、制球が定まらないというより攻めた結果というのもあるので、最後は見切ったオースティンの勝ち。佐野への高梨投入も問題なし、あとはソトと牧をどう料理するかってところで、最悪ソトは歩くことになっても仕方ないくらい、ギリギリを攻めて良かったと思う。
右のソトを迎えたところで投手を代えるべきだったという意見が多いと思うが、高梨は右もしっかり抑えていたし(去年の話だけど(汗))、その後、井納が打たれたことを考えても、じゃあ誰だったらよかったの?って話になる
現状で、リードしている展開で使えるのが、野上、鍵谷、高梨、中川なのだから最初の3人をつぎ込んだところで打たれたら、今の巨人は仕方ないと思うべき。
井納がしっかり抑えてくれれば、次以降もワンチャンあったと思うけど、カウント的に追い込みながら被弾したわけで、原監督の心象は悪いだろうな・・・終わってみれば、ここ数日当たりが止まりかけていた牧に打たれた1点と次に繋がるかもしれないことを考えると、岡本の2ランがあっただけに、この1点がキツかった


それと、この逆転劇を演出してしまったのは、廣岡と香月ということになるだろうか。
原監督は敬遠されることを承知でスモークを出した。廣岡がいるから吉川を躊躇なく代えることが出来たわけで、石田との相性も計算の内だったと思うが、せっかくのチャンスを一度もバットを振らずに見逃し三振というのは悲しすぎる。香月にしてもそう、3球目のスライダーは決して厳しいボールではなかったけれど、それを見逃してしまったことで、次のさらに低いスライダーに手を出し、最後はインコースに手が出ず二者連続の見逃し三振。


8回裏に神里が8球目だったかな?さんざん外を攻められながら、仕留めに来たインコースをバットに当ててファールにしたように、廣岡、香月も追い込まれて仕留めに来た球を打てないまでも、ファールで逃げる技術がまだ無いのが残念。
まぁ、そこまでの経験値が無いとも言えるし、2軍ではそこまでレベルの高い投手と対戦することも多くは無いという事もあるだろう。たった1打席で結果を出せというのも酷な話ではあるが、1軍と1.5軍の差がそういう厳しい球への対処の仕方なんだと思えば、結果的に凡打でも三振でもいいが、何か爪痕くらいは残して欲しかった。
せっかくのチャンスで何もできなかったことが、その後の逆転劇に繋がったといっても良いだろう。


先発の高橋優は良かったと思う。ハマスタでのホームランは想定内だし(2ランというのは余計だったが)、その後もしっかり投げてた。6回の突然の乱れは1点リードの上位打線3廻り目ということで慎重に行き過ぎたか、ヘバったのかわからないが、この回だけだったと言ってもイイ。野上に尻を拭いてもらった形にはなったが、勝利投手の権利を手にして降板したのだから頑張った
幸いにも負けがつかなかったことで、自身の貯金は減らないし、一応連勝もまだ継続できる。これを反省して次に生かしてくれればそれでいい。


あとは野上様様だった。ピンチを凌いで7回もピシャリと完璧。週末には阪神との戦いを控えているし、病み上がりの投手に3連投はさせられないから、さすがに明日の登板は無いと思うが、もしもいなかったら6回、7回でひっくり返されていた可能性もあっただけに、投手陣の中での存在感は光っていた

 

負けてないのに愚痴ってもしょうがないから、この辺にしておこう。阪神の試合が無かったので、ゲーム差は変わらず。ってかよくよく見てみれば、負け数は2個しか違わないんだよなぁ~


明日はサンチェス vs 中川
中川は今シーズン長いイニングを投げていないので、球数投げさせてスタミナを奪いたい。一方のサンチェスは前回こそそれなりに良かったけど、良い時と悪い時の差がある投手なので、悪い方のサンチェスが出てしまうと、DeNA打線に火だるまにされる恐れもある。出来れば勝ちパの3連投はさせたくないので、打線が大量リードで勝つしか無いなと思っているけれど、さてどうなる事やら・・・

 

管理人:みんぐ
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