ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/11 巨 5-1 ロッテ → キャプテンおかえり!からの2安打はチームに元気を与えた

対 ロッテ 1勝0敗0分 ZOZOマリンスタジアム

勝利投手:メルセデス 2試合 2勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:大 嶺 7試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス→畠→ビエイラ 捕手:大城→小林
ロッテ:本前→小野→大嶺→成田 捕手:柿沼→江村
本塁打
巨人:岡本和17号(八回2ラン)
ロッテ:
日テレG+ にて観戦 解説:川相昌弘 実況:上重聡
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106111index.html)
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坂本が合流するにしても、どういう使い方をするのかが気になっていたのだが、まさか5番ショートで起用するとは、予想外だった。試合前にすでにスローインイグが出来ることは報道されていたし、故障は指だから、むしろ下半身を中心に鍛えて体幹や体調は良いだろうとは思っていた。


それでも、トップアスリートにとっては、僅かな変化がプレーに影響するわけで、指先の感覚の違いによるバッティングの狂いを心配していたのだが・・・


そんな心配は無用でした(笑)


骨に良いサプリを積極的に取り入れるなど、骨折からの回復に努めたり、一刻も早く戻ることに専念した努力を野球の神様が見てくれてたんでしょう。復活の狼煙としては非常に良い結果になったと思います。
個人的にはベンチスタートであっても、柱がいることの空気感がベンチの雰囲気を変えてくれると期待するくらいでしたが、それ以上の貢献に「さすが!」とうなるばかり。原監督の言うように、坂本が5番に入ることで、岡本がピリっとしたというか、スイッチが入ったかもしれません


4番、5番の並びであれば必然的に亀井が打席に入っている間に会話する機会も増えるし、ベンチでもあーだこーだいう事もあるでしょう。相手からしても、岡本のあとに坂本がいれば、岡本と勝負せざるを得ないし、嫌な並びであることは確か。
唯一の難点は、岡本が先だと、坂本の足を生かせないことくらいだが、実は以外に若大将は周りが思っているほど鈍足ではないので(といっても、まぁ普通?)、後ろに続く先輩の坂本、ナカジが打てば必死に走るでしょう(笑)


先に点を取られて、序盤になかなか追いつけない展開の中で、自らのヒットと坂本の出塁からのナカジのタイムリーは、そりゃ必死に走らざるを得ませんね。
ゲーム的には追いついただけ・・・という点ではありますが、2アウトから次期キャプテンと現キャプテンからのコンビネーションでしたので、これはチームに与えた影響は大きかったと思います。
(見ている我々も、まずは追いついたことで、気持ちの中でも仕切り直しが出来ましたし)


で、そこからの言わずもがなの8回の攻撃は見事でした。
久しぶりに打線がつながる様を見れたのも、キャプテン効果かもしれませんが、左右病を封印し、松原、亀井をスタメンで起用した効果が出たという点で、前日までの流れとは変わったかもしれません。
(まぁ、本前に対しては、松原も亀井も結果は出てないんですけどね(汗))


攻撃面では湯浅に初ヒットが出たのも嬉しいですね、最後の守備も見事でしたし、坂本がショートで出れるのであれば、この試合のヒットのご褒美で、今日はスタメン起用するくらいのことをしてあげても良いのではないか?と思えるくらいです。
チームにとっては痛いものの、湯浅にとって吉川尚の離脱は、千載一遇のチャンスですから、これをモノにできれば自分の野球人生は大きく変わってゆくし、そのチャンスで結果を出せなければ、過去の1軍と2軍を行ったり来たりの選手たちと同じ道を歩むことになる。
ハードルの高い仕事ではあるけれど、そのチャンスを手にするにふさわしいアピールが出来たわけで、個人的にはその機会を手放さないように頑張って欲しいなと思います。


「ウィーラー確変終了」


なんて、心無い言葉も他で見ましたが、いやいや、今日も3度の出塁を果たしているわけで、ここまでが出来すぎだったとしても、そこまで落ちるほど集中力は切れていないというのが見れて良かったです
特にパ・リーグの球場での経験値が高いわけで、ZOZOマリンのような特殊なスタジアムでは、貴重なアドバイザーでもありますから、やはりウィーラーの存在は大きいです。
欲を言うなら、(しつこいですが)坂本が復帰したので、坂本2番、ウィーラー5番を実現してくれたら、個人的には大満足。


先発のメルセデスが、序盤こそ手投げのような感じで、キレもコントロールもイマイチでしたが、本人が言うように攻める気持ちは無くしていなかったので、投げるごとに良くなった
なんだかんだ言って、日本での経験も長くなりつつありますし、良い時も悪い時も経験しただけに、修正能力や気持ちの持ちようという引き出しが増えているんだなと感じた。
前回に続いて、この試合も勝利して、復帰いきなり2連勝。
もともとの持ち味であるテンポの良さが攻撃陣へのリズムを与えたかもしれないし、今シーズンに関しては「持っている」かもしれない期待を抱かせてくれます。
過去の経験から、故障による離脱だけはしたくないだろうし、身体のメンテナンスと日々の積み重ねに対する意識も変わっただろうから、ここからシーズン最後まで離脱なく戦力として居続けてくれたら、これからの巻き返しに期待がかかります。


結果的に7回を投げ切ってくれ、ブルペンも畠、ビエイラを投入するだけで済んだという点でも貢献度は高く、救世主としての存在に胸を膨らませたくなります


美馬相手はなかなか厳しいですが、今日の戸郷、明日の菅野に勝ちをつけて、交流戦を良い形で終わるためにも、残り2試合は大事なので、是非とも3連勝で終わらせられるよう、勝ってカブトの尾を締めて欲しいですね。

 

管理人:みんぐ
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