ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/13 巨 4-5 ロッテ → 色々残念な敗戦で、交流戦勝ち越しならず・・・

対 ロッテ 2勝1敗0分 ZOZOマリンスタジアム

勝利投手:小 島 10試合 3勝 2敗 0S
セーブ :益 田 30試合 0勝 4敗 17S
敗戦投手:菅 野 8試合 2勝 4敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野→大江→高梨→畠→中川 捕手:小林→大城
ロッテ:小島→小野→佐々千→益田 捕手:柿沼
本塁打
巨人:
ロッテ:荻野5号(三回ソロ)、レアード16号(六回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:梅澤廉
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106131index.html)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ん~~~ツッコミどころ満載なゲームになってしまった。


まずは菅野、前回の日ハム戦は調整登板ってことで、内容は悪くないながらも敗戦投手。そこから中6日で満を持しての登板だと期待していたのだが、球速は上がらない、全体的に高くボールの抑えがきかない、変化球のキレも悪いで内容的には今季最悪の出来だった。そもそも四球からのワイルドピッチとか、今までの菅野では考えられないくらいバラバラで、一体彼に何が起きているのか、自分で自分の状態を把握できているのか、非常に気になる結果で、明日以降の動向に注目せざるを得なくなってしまった。


原監督は4点が限界点だったと言っているが、少し打線が上向きつつあるとはいえ、今のチームの限界点は3失点だと思うので、次の投手の準備状況は分からなかったが、荻野に一発が出たところが限界だったのではないかと思う。
マーティンシフトを敷くってことは、それなりに相手の分析をしてのことだと思うけど、結果論になるが、さすがにあそこまで極端なのは結果的にやりすぎだったかな?と、むしろ警戒すべきはレアードで、終わてみればレアードに3打点だから注意すべき打者の選定を誤ってしまったかと思う。
(これも結果論)


まさか菅野が3回持たず降板になるとはベンチも予想していなかっただろうから、以降の継投が後手後手になってしまうのは仕方ない。
今日のゲームは勝ちパを思いっきりつぎ込めるゲームではあったし、そうしたからこそ最後は1点差まで詰め寄ることが出来たと言えるけれど、余りにも先発を降ろすのが早すぎて、大江と高梨を予定以上に引っ張らざるを得なかったのは誤算だった。
結果的には高梨が打たれた一発が致命傷になった形だけど、高梨を2イニング引っ張るのであれば、むしろ先発経験あってスタミナがある畠を回跨ぎすべきだったと、これまた結果論。9回までもつれれば、最後はビエイラを出すことになるから、現状考えられる良い投手をつぎ込んだという点では、これがベストなのかもしれないけれど、レアードのところで鍵谷か畠を持ってこれなかったか?という点は悔やまれる。


結局、好調な状態で上げたにも関わらず戸田を使う場面もなく、ヘタをしたら来週末にはメンバーから外れているかもしれないという、過去よく見た光景を見ることになりそうなのも残念。
2軍では大竹が復帰を果たしているので、入れ替えも充分考えられる。


打線も小島に苦戦したのもマズかった。確かにキレもあって制球もされていて、打てるボールが少なかったが、四隅をしっかり狙って投げる分、四球も多かったので、さらに粘り強く打席に立って、もう少し早く消耗させていれば、結果も違ったかもしれないし、少なくとも3回までに1点くらい返せていればやりようもあったろう。
7回の攻撃は見事だったけど、あぁいう場面を作るのが遅かったというのは攻撃面での反省材料だろう。


3回の亀井の当たりは風の具合によっては、入るかフェンス直撃くらいの当たりだったので、あれが押し戻された時点で、今日はツキが無いと思ったのは私だけでは無いはず。


岡本に当たりが無かったのは残念だが、さすがに2戦で3発打っている打者だから、マークが厳しくなるのは当然で、ロッテが先に点を取っているから序盤は大胆に攻められてしまったし、終盤は一発よりはマシだと半ばまともに勝負してもらえないのも仕方ない。


最近の傾向から4打席目くらいには結果を出すのではないか?と思われた松原に代打の若林が2度のチャンスで2度とも三振は評価を下げることになってしまったし、若林を残さなかったツケが最終回、岡本に代走を出せないという苦しさにもつながった。


後藤コーチの暴走は・・・今に始まったことではないが、さすがにあの距離では、ちょっと送球がそれたくらいでは無理で、マーティンが暴投でもしない限りは難しかったろうから、一か八かにしても判断が雑過ぎる

(止めたとして、次にタイムリーが出る確率も確かに低いけれど)


亀井のライトフライでのツキの無さから、こちらに流れを持ってくることが出来かけたにも関わらず、継投の微妙なミスやホームへ突っ込ませるという判断ミスが、最後の坂本の当たりがヒットにならなかったというツキの無さに繋がったとしたら、勝てないまでも負けないくらいの戦い方は出来ていたかもしれないので、そういう意味で表題の「色々残念な」という言葉になる。

 

ま、先発が3回持たなかったゲームで勝てというのが、そもそも無理がある話なので、ポジティブに考えればよく1点差まで追い上げたなと言えるとは思うが、完敗だった・・・というゲームでも無かったので、交流戦の総評として「もう少し何とか出来たんじゃないの?」というゲームが多かったという点で、最後に象徴的な敗戦をしたように思う。特に日ハム戦とオリックス戦の戦い方次第では、勝ち越しどころか交流戦優勝に絡むことも出来たかもしれなかったので、色々とタラレバを言いたくなる交流戦だった

 

終わったことをこれ以上グダグダ言ってもしょうがないので、この辺にしておくが、ここから4日間の休みを挟んで、いよいよ甲子園で阪神との3連戦が待っている。
首位攻防戦と言えば聞こえはいいけれど、首位とは7ゲームの差が開き、ヤクルトとはゲーム差が無くなった。
阪神との戦いでは、2勝1敗でも相手にとっては痛くもなく、3連勝したとしてもまだ余裕がある状態で、負け越した時点で一旦、上を見るのでは無く、後ろを気にしつつ、足元を固める作業に終始することになる。
時期的にペナントを諦める必要は無いし、オリンピック、オールスターが終わってから巻き返しだって十分可能だと思うが、そのためには選手の状態をあげ、戦える状況を作り出すことが先決


明日なき戦いをして良い時期はまだまだ先なので、この先、負け越さないチーム作りを改めてやることが必要になるだろう。今日のゲームで菅野が快投していれば、次の週末にメルセデス、戸郷、菅野の3人でスイープなんて夢も見れたが、現時点ではそれはポジティブすぎるかな?という感覚になってしまった

 

私自身も含めて、この4日間は冷静さを回復する期間に当てるとしよう。出来うるなら、丸の調子が上向きになり、2軍の投手陣の状態があがって、全体の戦力の底上げが期待できる情報が入ってくることを願って、今日のレポートを終わりにしたいと思います。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/