ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/20 巨 2-1 阪神 → 心臓に悪いゲームだった…でも、これで対戦成績五分に持ち込んだ!

阪神 6勝6敗0分 甲子園

勝利投手:高 橋 12試合 7勝 2敗 0S
セーブ :ビエイラ 26試合 0勝 0敗 3S
敗戦投手:秋 山 10試合 6勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→畠→高梨→鍵谷→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
阪神:秋山→及川→岩崎→馬場 捕手:梅野
本塁打
巨人:松原6号(六回2ラン)
阪神:佐藤輝18号(六回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:下柳剛 実況:中井雅之
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106201index.html)
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阪神としては負けてもゲーム差的に余裕があるので、まだ良いかもしれないが、巨人サイドとしては負け越しで終わってゲーム差が広がることと、対戦成績でさらに分が悪くなるのだけは絶対に避けたいゲームであったので、とにかく勝ちたい思いが強かった中で始まった。


今シーズンは秋山との相性は決して悪くなかったので、うまくゆけば序盤からチャンスが作れるかも?なんて淡い期待を打ち砕く、3回までノーヒットピッチング、一方の高橋優は2回以外は毎回ランナーを出すという状況で、こちらが守っている時間の方が長く、結果的に投手戦という感じだが、ランナーを出すたびに冷や冷やして見ている感じで、心臓に悪い・・・
ランナーを出しても粘り強くが信条の投手だが、やはり気分の良いものではなく、生きた心地がしなかった(笑)


そんなピンチを救ったのは、キャプテンと丸の守備。
やられた!と思ったところを救ってくれたのは、本当に助かったし、何度も失点を覚悟した。結果的に、今日はキャプテンも若大将も音無しではあったが、丸も含めて守備で良いところを見せたという点で、得点以上の価値はあったのではないかと思う。


実際のところ、今日の秋山は梅野の構えたところにズバズバ決まり、梅野もこちらの狙い球を見透かしたようにタイミングを外してくる。坂本の2打席連続の三振は完全に翻弄されていた。


で、まぁ話題は6回の攻防になるわけですが・・・


北村のヒットからの高橋優への代打 香月。その香月にバントを命じた場面、ここは地上波で見てましたが、どんでんさんは、まず無失点できていた高橋優への代打を疑問視してましたね。前日は交代かと思われた戸郷を引っ張ったのと逆の采配に???な感じでしたが、今日に関しては1点勝負になりそうな雰囲気が出ていたのと、明日の移動日を考えてもブルペンは休めるので、継投がしやすかったという点、バントだったら高橋優でも良さそうなところ、送りバントに関しては2軍で鍛えられていた(はずの)香月を送ることで、相手も迷うだろうし、高橋よりも成功の確率は高いだろうという計算があったと想像します。
失敗して無失点で終われば、何故、高橋優を代えた?という批判を一身に浴びるだろうことも覚悟の上で、何とかチャンスでウィーラー以降に回して、とにかく1点を!という覚悟だったのでしょう、結果的に香月は三振に終わりましたが、その時の悔しがり様をみても、ここが勝負!と思っただろう拘りが見えます。


ただ、その香月起用の失敗を取り消しただけでなく、チームを勝利に導いた立役者はクリーンアップではなく松原でした


阪神との戦いでは、2戦目、3戦目とサトテルに痛い一発を浴びましたが、個人的に阪神打線で一番怖いのは近本で、どれだけ不調でも入団した年から、何故か近本にやられ続けている感じで、塁に出すのはもちろんですが、一発を打たれているイメージもあって、要注意バッターだと思ってます。今季はそこに中野が加わったことで、近本をおさえても、中野がいて・・・というバッテリーにプレッシャーをかける1、2番がいることが阪神のストロングポイントの一つ
本来なら巨人も松原、吉川が同じように相手バッテリーにどちらか一方でも出塁させたら面倒だというプレッシャーをかけなければいけないのに、その形が作れないことが残念なのですが、昨年の開幕戦の吉川のホームランを思い出すような、大事な試合での松原のホームランは本当にうれしくて、早く、松原、吉川が1、2番で暴れまくる姿が見たい!その形が作れることが、阪神を追いかけるにあたって絶対に必要だと感じさせてくれた一打でした。
(と同時に、原監督の計算外を救いました)


現状での最適解は梶谷が戻ってきて、1~2番を打つことなんでしょうが、この先、数年のことを考えれば、阪神は近本、中野コンビ、巨人は松原、吉川コンビが機能することが完成形だと思っているので、先に形をつくられている阪神に追いつくためにも、吉川の復帰が待たれるところです。


その裏のサトテルの一発は・・・ありゃしゃーない(涙)
畠の投じた球は決して失投ではなく、低めに制球されていたけれど、あれを逆方向へスタンドまで持って行くのは、完全にサトテルの方が上だったと思うしかない。2アウトだったから油断していたとは思わないし、サトテル一人のために左投手に代えるという継投は、新人相手にしずらかったのだろう。
6回表の得点が2点ではなく1点だったとしたら、石橋をたたいたかもしれないが・・・

 

まぁ、欲を言うなら、松原の2ランでリズムの狂った秋山を攻め、岡本、坂本へチャンスで回したところで、追加点を取れていれば、もっと大胆に行けたかもしれないので、岡本、坂本の狙いも悪くなかったのだが、3点目が取れなかったのは残念だった

 

あとは7回の石川の当たりでのアウトだけど、確かに石川の当たりはバットが折れたことでセンター前に落ちる可能性があったが、近本の足なら追いつくと考えなかったのも悪いと言えば悪いが、楽に戻れる場所にとどまっていたら、結局サードでもセカンドでもどちらに投げてもアウトだったわけで、走塁の判断が悪いとは言えなかったのではないかと思う。
せっかくのチャンスではあったが、ちょっと責めるのは可哀そう。

 

ビエイラは相変わらず冷や冷やさせてくれるけど、今日に関してはスライダーでストライクが何とか取れていたのが結果的に幸いしたと思う、植田の盗塁はキャッチャーが炭谷だということを考えれば想定内。ランナーを気にし過ぎたのはマイナス点だけど、結果的に抑えたのだから、軽い宿題を貰ったと思って、次への糧にしてくれればいい。今は過程よりも結果が大事なので、点を与えないということが良かった。


それと、高橋優は右足を上げた時のタメというか、モーションがわずかにまた少し変わったかな?あの辺は、杉内コーチのアドバイスではないかと思うけど、投げるたびに試行錯誤している感じで、今日の阪神打線にはタイミングを外すという点で効果的に決まっていたと思う。まだまだ途上の選手なので、自分にあったフォームや決め球もこれから先、変わってゆくだろうから、安定を求めず変化を恐れないで、完成形を見つけて欲しい。
(球速だってまだまだ伸びしろはあると思うし)

 

いずれにしても、日曜日は連敗中だったので、土日の勝利は嬉しい
3連勝が最高だったけど、3連敗だってありえた対戦だったので、敵地での勝ちこしは大きいし、これで阪神との対戦成績も五分となり、直接対決を多く残しているだけに、まだまだわからないという空気を作れただけでなく、「やっぱ巨人はあなどれない」という意識も与えられたのではないだろうか?
戸郷、高橋優の左右の両輪が互いに7勝でトップに立ったというのも嬉しいことであるし、私を含めた巨人ファンは久しぶりにビールの美味しい日曜日を過ごしていることでしょう。
(え~~っと、私はここから朝までテレワークで仕事ですけど(涙))

 

次はDeNAとの2連戦
交流戦前のDeNAとは別のチームになっているので、実際に対戦しないとわからないことも多いけれど、わかっているのは攻撃力が格段に増しているという事。打ち合いに持ち込まれると、今はまだ不利なところもあると思うので、何とか丁寧なピッチングと守備で守り勝って欲しいなと思う。
(出来れば、DeNAとの相性の良さはキープしておきたい)

 

追記
阪神戦で強かった若大将だけど…ちょっと目立つことは出来なかった。
ロッテ戦での3打席連続ホームランから、逆に調子を落としたように見えるけど、打席内容を一つ一つ見ると、センターから逆方向を意識しているように思う。それはアウトコース攻めにあっていることとも関係しているような気がするが、狙いそのものは悪くないし逆方向への長打は岡本のストロングポイントなのだが、微妙にタイミングを狂わされてあとちょっと飛距離が出ていない感じ
かといって強引に引っ張っても内野ゴロの山を築くだけなんで、今の意識の延長の先に一歩レベルアップした岡本がいるんだろうが、ではどうしたらよいのか?その辺を明日の週刊ジャイアンツに質問を投げたので、出来れば答えてもらえるといいのだが・・・

 

追記2

SPARK の坂本のオリンピックへの思いや、マッチから引き継ぐべき代表のキャプテンシーの話など興味深かった。時代はマー君、ギータ、大野を含め、88年組が日本を引っ張る立場になってるんだなと移り変わりを感じると共に、S1の上原、新井さんのオーダー予想も滅茶苦茶面白かった。村上を7番サードに予想するにも個人的には意外だったけど、メンバーを並べてみれば、なるほどそうかな・・・と。

出来れば、次回の日本代表には、ここに岡本の名前が上がるように、ここから頑張って欲しいなと期待してます。

 

追記3

宮城と早川の投げ合いもメッチャ面白かった!ってか、そっちが気になって巨人の試合も途中、ザッピングに…

 

追記4

前日以前の話になるけど、スモークの子供との再会の動画見たら、オッサンは泣いてまう(涙)今回は様々な要素が重なって縁がなかったけれど、スモークのおかげで勝てた試合もあるし、ただただ感謝しかないです。出来ればまた会いたいので、日本でのプレーのイメージは消さないようにして欲しいなと。

でも、まずはスモーク家にとって幸多い年になるように祈ってます、ありがとう

 

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/