ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/12 巨 2-1 広島 → 原監督は呼び水って言ってたけど、俺的には厄払い

.対 広島 10勝7敗1分 マツダスタジアム

勝利投手:菅 野 13試合 4勝 6敗 0S
セーブ :畠 36試合 3勝 3敗 1S
敗戦投手:床 田 11試合 3勝 3敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→中川→畠 捕手:小林
広島:床田→塹江→島内→バード 捕手:會澤

本塁打
巨人:小林1号(七回ソロ)
広島:鈴木誠28号(二回ソロ)

BS 朝日 にて観戦 解説:前田智徳 実況:清水俊輔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202109121index.html)
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「個人的には不安しかありませんが、それを良い意味で裏切るピッチングをして、7回くらいまで好投してくれるようなら、厄払いが出来るかもしれません。」


って書きましたが、良い意味で裏切ってくれたのは小林でした(笑)


中4日、背水の陣で登板した菅野をうまくリードしていましたし、最終的に試合を決めたのも小林でした


もし、今日菅野で負けたら、チームとしては追い込まれただけで、何も得るものがなかった一週間になるところ。チームにとっても菅野にとっても崖っぷちの状態での登板で、バッテリーだけでなく、首脳陣、選手たちにも期するものがあったと思います。
菅野は初回から腕は振ってましたね、ただ得意のスライダーは制御できてなかったので、フォーク中心だったかと思います、逆に中盤にはスライダーを混ぜ鈴木誠也を三振に取ったスライダーは完璧だった)、以降はうまく混ぜながら相手に読ませない配球をしてました。
鈴木誠也にホームランを打たれた時は、「マジか!やっぱりか!」と嫌な予感もしましたが、先にこちらが点を取っていたことで、同点で済んだのは良かったと思います。


かわすピッチングだけは避けようという小林の意思は感じて、ピンチの場面でも攻めていたのは良かったですし、序盤こそ球数も多く、5回持たないのでは?と心配していた中で、7回を投げ切ったのですから、まさに冒頭に書いた「良い意味で裏切るピッチング」をしたと思います。というか、意地のピッチングでしたね。


小林が救ったのは、リード面での菅野だけでなく、何といっても7回の勝ち越しホームラン。
原監督はバッティングの状態は上がっていると言ってましたが、なるほどジャイアンYouTubeに原監督が打撃指導する姿が上がってました。
もともとパンチ力はあるので、当たれば飛ぶ選手なんですが、とにかくまともに当たらないのがネックだったので、今日のように相手も余り警戒してない中で、バシっと当たれば、あそこまで飛ぶんですよね。
バッティングが課題と言われて久しいですが、WBCとか短期決戦では打ちまくることもあったりしますし、短期間限定で覚醒する姿は過去にも見ているので、これをきっかけにゾーンに入ってくれたら、かなり心強い。
7回の打席でヒットだったら、菅野に代打が出ていた可能性もあり、菅野の勝ちも無かった可能性があるので、勝利をつけた一打だったという点で、引分けかな?と思われた展開の中、ホームランしかない場面でそれを打った小林が今日のヒーローインタビューだったのは納得です。


(東京ドームなら、バッテリーでお立ち台だったでしょうが)


その小林は、中川が四球を出した後も強気にインコースを要求し、畠に対しても低めを意識させるゼスチャーをするなど、必死でリードしてましたね。自身が勝ち越し打を打った高揚感もあったでしょうが、絶好調とは言えない菅野を7回まで投げさせたこととイイ、攻守に光ったと言っていいと思います。


攻撃面では、床田に翻弄された形ではありましたが、初回に点を取れたのは良かった。
出来れば2点は欲しかったけど、今の巨人打線に多くを求めるのは難しい。
丸を先発から外したことで、半ばお試しでハイネマンを3番に起用しましたが、さすがにそれは厳しかった。初対戦だらけの中で、プレッシャーを与えれば、どうしても強引なバッティングになってしまうので、本当なら7番あたりでじっくりと対戦させてあげたいところではありますが、じゃ、誰を3番に?ってことになるので、「機能したらラッキー」くらいだったのかもしれません。


いずれにしても、ビエイラが戻ってくるまでの期間限定だと思うので、出来れば打撃好調で、ビエイラを戻すのをためらうくらいの活躍をして欲しいですが、さすがにそれは無いかもしれません。


こういう試合でこそ、岡本に目の覚めるような一発が欲しかったですが、サードゴロとはいえ、打点は稼いでますし、4回のレフトフライはイイ感じだったので、まだ調子は落ちていないと思います。


それと気になったのは、坂本がいつもよりも少しオープンに構えていて、足の上げ方もいつもよりさらに控えめになってない?ってところ。それまでの試合と比較はしていないのでわかりませんが、大きな当たりよりも確率を求めているよな感じに見えたのは私だけでしょうか?事実、今日は2安打+1四死球ですし、昨日も1安打+3四死球と出塁しています。
自分がゲームを決めるというより、岡本の前に塁に出ようという事に徹しているように見えて、そういう意識で打席にたって工夫しているのであれば、さすがだなって思います。


個人的には40本打った時のように、右方向に大きな当たりを飛ばす活躍をして欲しいのですが、コンディションやチームの状況を考えて、出ることに集中しているのであれば、目立った活躍こそしていませんが、守備の安定感を含めて、やはりキャプテンなんだなと感じてます。


長いトンネルを抜け出すと共に、幸いにも阪神、ヤクルトが負けたことで、何とか優勝戦線にとどまれました
次週は木曜休みの5試合なので、恐らくですが、DeNA戦は山口、戸郷が中5日、週末は高橋、メルセデス、菅野を中6で回せるのではないでしょうか?


連敗は脱出しましたが、さらなる厄払いは、連敗中のDeNAにホームで勝つことと、日曜の甲子園でエースが勝利すること
この2つを成し遂げて、ようやく9月24日からの東京ドーム、対阪神3連戦に闘志を燃やすことが出来ます。
阪神ファンの友人の言葉を借りれば、「何ゲーム差あっても、直対が残ってる状態の巨人は怖ぇ~よ」と言ってましたので、まだ何とかプレッシャーは与えられているのかと思えば、諦めちゃいけないってことですね。


追記
残念だったのは9回の廣岡、左のパワーピッチャーだったので亀井の出番がないのは仕方ありませんが、外野フライ、ボテボテの内野ゴロでもOKの場面で三振は、さすがに擁護のしようがない
バットに当てるという点では、岸田の方が確率は高かったかも?って思ってしまいました。

 

管理人:みんぐ
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