ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/21 巨 8-4 広島 → 平内初勝利おめでとう!良い勝利でした

対 広島 4勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:平 内 4試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:遠 藤 4試合 1勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:堀田→平内→畠→鍬原 捕手:大城
広島:遠藤→黒原→菊池保→矢崎→松本 捕手:坂倉

本塁打
巨人:岡本和5号(二回ソロ)、ウォーカー2号(二回2ラン)、丸6号(四回ソロ)
広島:坂倉1号(二回2ラン)

日テレG+ にて観戦 解説:中畑清 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202204211index.html)
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この試合は、1戦目、2戦目とはまた違ったテイストのゲームになりました。


初回の裏表の両投手の内容だけ見れば、今日も僅差のゲームになりそうな予感がしていたのですが、2回からいきなりゲームが動きましたね。


いきなり2ランで先制され、「こりゃ今日は厳しいか?」って思っていたら、すぐに逆転
一拍おいて4回に2点取られて逆転されたと思ったら、その裏にまた3点取って突き放し、そこからは中押しがあってからの投手リレーで逃げ切り勝ち


無事、首位攻防戦をスイープで終わらせることができ、チームも4連勝と良い形で終わることはできました。


先発の堀田は2週間の抹消による調整を経ての東京ドームデビュー。
初回こそ、難なく立ち上がり、ストレートの球威はそれなりにあるように見えましたが、全体的にボールが高い。高めで勝負するなら、キレがもう一段無いと厳しいなぁ~と思っていたところで、やられましたね。
また、全体的に制球精度が甘かったので、1人の打者に投げる球数も多くなり、もともとファールで粘るタイプのバッターも多いこともあって、4回に逆転してもらったものの、責任回数を投げ切ることは出来ませんでした。


本人も反省するところは多いでしょうが、プロ野球ニュースでも触れられていたように、今シーズンはとにかく実戦経験を積んで投げるスタミナをつけるのが大事。そりゃもちろん、赤星、山崎伊と共にブレークして、大勢と新人王を争ってもらえればファンにとっては、これ以上ない喜びですけど、彼の完成形はまだまだ先にあるわけで、この試合の経験も大きな糧になったことでしょう。


ただ、逃げずに向かってゆくピッチングスタイルは見せれたと思いますし、次がまた楽しみになると同時に、反省点が多い中でも味方の援護によって負けがつかなかったというのは大きいと思うので、ここからまた修正された堀田が見たいなと期待されられました。


この試合は、大勢を除いて勝ちパをつぎ込めるブルペン状況だったので、堀田のあとを投げる投手に注目が集まりましたが、桑田コーチは平内を出してきましたね。


前回の登板では「四球が出なくて良かった」って、妙な褒め方をされていた平内ですが(笑)いきなりボールが続いたので、心配になるところ、先頭打者を打ち取ってからは安定。
と言っても、何となく球は暴れていたので不安ではありましたが、逆にそれが功を奏してか広島打線を翻弄する形となり、2イニングを被安打で凌いでプロ初勝利を手にしました
これまで何度となく「期待している」と書き続けたものの、ボールの見やすさからか痛打されることが多くて、変化が必要だと思っていたのですが、この試合では微妙な荒れ具合は良い方向に行きましたね。


本人のインタビューや、その後の表情からもドラ1のプレッシャーとの戦いの中で、苦しい時を過ごしたことが伺えて、ちょっとウルっと来てしまいましたが、今の若武者と同じく、平内もまた、「今が完成形ではない」投手の一人ですから、今日はゆっくりと勝利を噛みしめて、気持ちも新たにスタートしてもらいたいなと思います。


ゲーム後の監督インタビューでも、今季、プロ初勝利が5人目だということと、原監督からも「スカウトさんありがとう」という言葉が飛び出しましたが、投手陣においては若武者の活躍が突出する年となってます。他球団のファンからは「絶対に最後まで持たない」、「言うほど脅威を感じない」と言われることもありますが、そんなのは桑田コーチは織り込み済みでしょう。
実績のある投手という点では、他に控えている投手もいますし、夏にはデラロサ、ビエイラもあがってくるでしょうから、現時点においては計算できない若武者の活躍を加味して、12球団でも上位の分厚さを誇っていると言いたくなってしまいます。


この試合で一番の懸念は、3点差以内で最終回を迎え、我慢できずに大勢を3連投させることでしたが、4点差になったこともあって、それも回避。平内の勢いを継いで畠も2イニングを無失点、ここまで出番をつくることなく温存できていた鍬原が大勢に負けることないエゲつない球でゲームを締めるなど、完璧に近い投手リレーで勝利を手にしました。


僅差のゲームを勝利しながら、かといって勝ちパを酷使することなく、さらに課題だったビハインド時の投手たちが頑張っていることで、10度目の逆転勝利と、ここまで出来すぎなくらい良い勝ち方が出来ていると思います。
いずれ、采配や継投が裏目に出ることもあるでしょうが、それに備えて貯金を積み重ねていれているのは大きなことだと思います。


攻撃面では吉川のバットが止まりませんね、今日も2安打に打点を加え、さらに四球もあっての3出塁。特に4回のタイムリーは綺麗な当たりでした。
ず~っと言い続けてきた、亀井の後継者たるインローのさばきに加え、今日は坂本を彷彿とさせる内側からバットが出るうまさ、亀井と坂本の良いとこ取りのバッティングが出来ているので、体調さえ問題なければ、しばらくは相手にとって脅威になりそうです。
中日の大島の打率が異次元に近いので、まだちょっと及びませんが、今の状態を維持さえできれば、きっと捕まえることが出来るでしょう。6回の坂本の彼ならではのインコースの変態打ち」も健在で、1-2番が元気なことで、前夜のヒーローであるポランコがノーヒットだったことが全く目立たないほど、打線は機能したと思います。


若大将も単独打点王のしぶとさを見せ、ド派手な一発をかましましたし、丸も単独ホームランキングの6本目を含む猛打賞。
中田を押しのけて抜擢された香月もしっかり爪痕を残し東京ドームでの巨人らしい戦いが出来たのではないでしょうか?


次からはバンテリンに移動しての中日との3連戦


いきなり菅野 vs 柳とヘビーな戦いになりますが、湿っていた打線が少し回復傾向にあるので、何とか先に点をとりたいですね。菅野にも並々ならぬ思いはあるでしょうから、期待したいですが、若武者たちの頑張りでチームに少し余裕が出来ていますから、余り自分を追い込まず、思う通りのピッチングをしてくれればいいかなと期待してます。

 

追記

仕事の関係で近くに来ていたので、帰り際に東京ドームで写真だけパチリ

当日券買って、見ればよかった!


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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