ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/6 巨人 2-13 ヤクルト → 直近6試合でついに失点が得点を上回ってしまった

対 ヤクルト 4勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:原 5試合 3勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:堀 田 4試合 1勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:堀田→平内→大江→菊地→鍬原→高梨 捕手:岸田
ヤクルト:原→コール→木澤 捕手:内山壮→古賀

本塁打
巨人:ウォーカー6号(一回ソロ)
ヤクルト:村上8号(三回満塁)、オスナ3号(五回ソロ)、長岡1号(九回2ラン)

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:山本健太
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202205061index.html)
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勝つ時は僅差で、負ける時は大差で・・・


ってのを繰り返していれば、こうなることは容易に想像がつくわけで、あぁ~そうなっちゃたかぁ~ってのが、率直な感想ですが、見てる側からすると、なかなかしんどいですね。
(無論、やってるほうはもっとしんどいでしょう)


先発が持たない、中継ぎに疲弊という形だったので、桑田コーチに批判が集まっている感じですけど、「え?じゃあ、誰だったら良かったの?」って批判しか出てこない意見には賛同しかねます。
オープン戦最下位で今季が不安視された中での出発から、シーズン開幕からの快進撃の原動力は間違いなく若い先発たちと鍬原、大勢をはじめとしたブルペン陣のおかげ
そこにサカオカマルの状態の良さが加わって、逆転勝利が増えたことによる今の貯金なわけです。


ホーム&アウェーひと回りすれば、当然疲労はたまるし、相手も研究してきます
特に今日の堀田は本来の持ち味であるストレートの球威がピークからは落ちていたので、その状況で投げれば、ある程度打たれてしまうのは仕方ない。
画面で見る限りは、それなりの回転数に見えましたが、球速は上がらないと押し込めないから、ファールになるところが前に飛ばされる・・・村上に打たれたグランドスラムも低めに決まっているけれど、球の重さではなく回転数で勝負する球故の弱点で、ミートされると派手に飛んでゆきます


もう一度抹消されるようですが、まず自分の最大の武器であるストレートがキチっと投げられるためのコンディション作りを見直すところから始めましょう。別に焦る必要はありません、今季2ケタ勝利してチームの勝ち頭になれ!って言ってるわけではありませんし、開幕前に原監督が言ってたように、今季はホップの年ですから、次に進むための課題をたくさんもらって、それを一つずつこなしてゆくのが仕事です。
キレの良いストレートを高めに、変化球を低めに・・・今はそれだけでいいと思います。あとはそのストレートをファールでカウントを稼ぐ、空振りを取る、そのためにどうするのがベストか?って普段の練習から意識出来れば十分です。


去年までの運用なら、早いイニングでの降板だから、次は少し間を詰めて中4日くらいですぐに投げさせる・・・なんてことをしたかもしれませんけど、まだ若く、そういう立場でも無いですし、2週間隔でオケ。
投げて宿題を貰い、10日~2週間かけて課題を修正し、また1軍で答え合わせをする。その繰り返しがレベルアップに繋がりますから、今回、登録を抹消して自習する時間を与えたのは良いことだと思います。


それが出来るのも、ある程度貯金があるからだし、シーズンの序盤だからです、これが優勝争いのかかる終盤であれば、話は変わるでしょうけど、今はこれでいいです。この地道な「宿題→答え合わせ」がこの先に絶対に生きてきます
原監督批判、桑田コーチ批判をするのは簡単ですけど、目先の勝利だけでなく、ちゃんと長いスパンでモノを見れているなって私は感じましたし、去年とは違っているところだと思います。


とはいえ・・・両翼の外国人選手の守備に関しては、ちょっと考えなければいけませんね。
データが揃ったところで、各チームとも、彼らのところに打球が飛んだ時は、足の遅い選手であっても躊躇なく走らせるのは、こちらとしてはさすがにキツイ。
攻撃力でカバーとはいえ、その割を食うのは投手ですから、野手と投手との間で亀裂が入らないかは心配になります。
チームが10点とって勝利しても、守備のせいで9点取られて投手の防御率が下がるのは、良い気はしないはず。
(決して口には出さないでしょうけど)


恐らく、本人たちもわかっているでしょうし、打てば文句はないでしょ?って気持ちもあるでしょうが、ここにきて、運用が難しくなってきたのも事実です。
直生を見ていても、亀井コーチが熱心に守備を教えているのはわかりますが、守備ってやればやるほど上達はしますが、一方で、ある日突然上手くなるってものでもないので、個人的には今の時点で思い切って抹消して、下で徹底的に動きと送球を短期講習した方が、急がば回れになるのでは?なんて考えたりもします。


交流戦になれば、DHが使える試合もありますから、そこまでは何とかのらりくらりと・・・という考えなのかもしれませんが、その後の大事な後半戦に向けて、弱点を抱えたままでは厳しそうな気がします。
同時に、エースとキャプテン、リードオフマンを欠いて戦力的に厳しいから置いておくという考え方もあるでしょうけど、まだ僅かながら貯金がある状況だからこそ、戦力が厳しいならいっそのこと両外人も欠いた状態にして、交流戦までは若手中心でやる!っていうのもイイんじゃないかと思ってます。


それが最終的に、後半戦の戦力、技術力の厚みに繋がり、仮に優勝を逃したとしても、来季にさらに飛躍のきっかけになるのなら・・・


このゲーム内でのチームのおかれている状況に関係なく、ゲームに集中している中山を見てると、「あぁ~今、すごい経験をしている真っ最中を自分は見てるんだな」ってのを感じます。


中継ぎが次々に打たれて、どうにもならないゲーム展開になってしまいましたが、こっちは1点もやりたくない!一人のランナーも出してはダメだ!というプレッシャーの中で、相手はリードしている状況ですから思い切ってバットを振れる。
守備連携は外野はもちろん、内野も微妙ですから、走塁も積極的になりますので、もう止めることは出来ませんでしたね。
まぁ、そんな中でも、高梨はある程度、経験のある投手ですから、ブルペンリーダーとして若い選手の背中を押し、自らもお手本を見せて欲しかったのですが・・・


今日負ければ、首位陥落となるので、何としても勝ちたいところですし、シューメーカーはしっかりゲームを作っているので期待はしていますが、高橋圭二もまた巨人からすると、対戦したくない投手の一人。
かなり厳しい戦いが予想されますが、ゴールデンウィーク最後の週末で、その時しか観に来れない子供たちも多いでしょうから、何とか勝って選手の笑顔を球場のファンに見せる戦いをして欲しいですね。


何とか今日勝てば、このカードでの首位陥落はなくなりますし(汗)

 

追記

巨人の試合も気になりますが、大野投手のパーフェクトも気になって・・・ザッピング。

10回にヒットを打たれましたが、まさか西口と同じ誕生日だったとは!!!!何という運命!ってのを感じました。

両投手とも素晴らしいピッチングでした、野球ファンとして感動です。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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