ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/15 巨人 3-9 中日 → 一度勢いがついたら、止めるのは難しい・・・

対 中日 6勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:柳 7試合 4勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 6試合 1勝 3敗 0S

・投手リレー
巨人:高橋→戸田→桜井→高梨→畠 捕手:大城→岸田
中日:柳→ロドリゲス→山本 捕手:石橋

本塁打
巨人:ポランコ7号(六回ソロ)、増田陸1号(六回ソロ)
中日:ビシエド4号(六回2ラン)、A.マルティネス3号(六回ソロ)

日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202205151index.html)
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柳投手を相手にする時、あくまでも個人的な感想ですけど、良い時の菅野を相手にする他球団の気持ちになります


球種が豊富で、どの球でもカウントが取れるし、勝負球にも出来る。しかも制球力があるから、コースで的も絞りにくいし、フィールディングうまく、ピンチになるとギアが上がる・・・


ね、まるで菅野


攻略するには、立ち上がりで、今日はどの球が使えるか?自分の調子はどうなのか?って探っているところを狙うしかない。軸になるボールを見つけられたら、そこから攻略するのはかなりしんどいし、スタミナがあるので、終盤で捉えるっていうのも期待値が低い。


っていう意味では、この試合で勝つには初回のチャンスを生かすしか方法はありませんでした


2アウトからだったので、大城には厳しい注文だったかもしれませんが、前日のボール球を3度振ったことがトラウマになっていたか、今度はきわどい球に手が出ず、見逃し三振・・・あそこに投げ切った柳が素晴らしいと言えばそれまでなんですが、最初で最後だったかもしれないチャンスを逃したという意味では、悔やまれる打席になりましたし、その後のリードにも影響したかもしれません。

初回に31球投げさせたというのが唯一のポジ要素でしたが、スタミナのある柳には余り関係ありませんでした・・・


先発の高橋優はプレゲームで情報を聞く限り、並々ならぬ覚悟で挑んだようで、初回の立ち上がりは素晴らしかった!


が、2回になるとまるで別人。大城も含めて、課題である四球を恐れたのか、今度はストライクを揃えすぎて連打の嵐
北村の送球エラーも相まって、炎上することになりました。
スクリューの精度はそれほど悪くは見えませんでしたが、それを生かすには結局、ストレートがカギ。これまた個人的な意見ですけど、高橋優の場合、ストレートの球速を150km/hに少しでも近づけるか、回転数をあげるかしないと、せっかくの変化球とのコンビネーションが生かせません。
(針の穴を通すほどの制球力があれば別ですが)


ストレートにキレが出れば、むしろ制球はアバウトでもファールでカウントが稼げますが、今の状態だと前に飛ばされてしまうので、ちょっと厳しいですね。この試合の状態からの上積みを期待するなら、もう一度再調整をするか、また中継ぎで頑張るかの2択しかなさそうな気がします。


(レフトに打球が飛んだ瞬間、ビシエドにまで躊躇なくホームへ走らせたのは、わかっていたこととはいえ、悲しかったですけど(涙))


バッテリーごと交代したのは、高橋優を立て直せなかったことと、その前の打席での内容があったからかもしれませんし、戸田を出すにあたっては岸田の方が経験値があるだけに、より引き出せると考えたのかもしれません。岸田自身、バッティングの状態が悪くなかったのもあったでしょう。
課題はありますし、火が付いた打線を鎮火するのはしんどいですけれど、まぁ2回1/3で1失点ですから、ギリギリなんとか・・・という感じでしょうか?
(緊急登板だということも加味して)
とはいえ、被安打5、四死球1は褒められるものではないので、評価は難しく、その後を受けた桜井も途中までは良かったのに、被弾したのは成長の証が見えません。


表題にもあげたように、柳相手に序盤にリードされ、火が付いた打線を相手にするというヘビーな仕事と考えれば、同情の余地はありますが、ビハインドで投げる投手の役割は、その火を消して自軍に流れをもってくることですから、その役割を全うできたのは高梨だけということになります。

(時すでに遅しですけどね)
高橋周平、ビシエドに復調の兆しを与えてしまったのは反省ですが、まだ3試合目で良かったというか、次に中日と当たるチームには申し訳ない!って気持ちが強い(笑)


連勝中のチームの勢いを信じて球場にかけつけたファンが楽しめた事と言えば、増田陸の初ホームラン&マルチと、ポランコの状態がまだ落ちていないことの確認、そして丸の1500本安打を共有できたということくらいかな?
今シーズン相性の良かった、いや柳にとって相性の悪かった相手に0封させないで、まだ東京ドームで巨人と戦うのはしんどいなと思わせる抵抗が出来たのが救いだったと思います。


ま、暗いニュースばかりではありません。
今日はファームの西武戦と時間が被っているので、2画面モードで同時視聴していましたが、


実戦復帰の吉川が4安打といきなり結果を出しました。守備もしっかりこなし、これならいつでも戻ってこれそうです。

(一方で廣岡はまたやらかしてしまいましたが・・・)
北村は3ベースヒットでエラーを帳消しにしましたが、やはり守備に不安がある選手は起用しづらい。吉川がバッティングの状態を落とさずに戻ってくれるなら、それが最もベストなので、この試合の結果はチームにとって嬉しいニュースの一つですね。


大型連敗があっただけに、それを取り返すほどの連勝で終われなかったのは残念ですが、ホームで勝ち越しは出来たので、良かったと思うことにしましょう
次カードのカープ戦で何とか勝ち越して、ターゲットを1つに絞ることが出来た上で、いや、出来れば残り2カードで首位に返り咲いた状態で交流戦へ突入したいところです

(先日も書きましたけど、同じカードが同じ曜日ばかりなので、今回の対広島も凶悪なローテになるのは・・・勘弁して欲しいですが)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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