ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/17 巨人 3-2 広島 → 6番ナカジが最後に生きた!苦しい展開での逆転勝ち

対 広島 6勝4敗0分 宇都宮清原球場

勝利投手:畠 17試合 2勝 0敗 1S
セーブ :
敗戦投手:遠 藤 7試合 2勝 3敗 0S

・投手リレー
巨人:メルセデス→高橋→畠 捕手:大城
広島:遠藤→ターリー 捕手:磯村

本塁打
巨人:
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:石原慶幸 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202205171index.html)
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メルセデスは2回だけでしたね、以降は完璧。
最長の8回を投げ切り、被安打5の2失点、リフレッシュしたかいがありました。
出来れば早い段階で得点し、勝ち投手にしてあげたかったです


反省点はあれど、本人は内容に満足しているでしょうし、首脳陣もホッとしているに違いありません。
昼間、2軍の試合中継を見ていましたが、アンドリースがイイ。とにかく制球がしっかりしているので、四球で四苦八苦するというのが無い。まだ球数を多く投げさせる段階に来ていないので、あと2試合くらいさせてからの昇格ということになるでしょうが、シューメーカーがもがいている今、アンドリースへの期待は大きく膨らみます


枠の関係もあり、ビエイラ、ウィーラーも含めて、どうやりくりしてゆくのか、ウォーカーとポランコの攻撃力も外せない中で、今後の運用に注目です。


ゲームは、遠藤のピッチングが良くて、チャンスらしいチャンスが無く、6回、メルセデスの先頭ヒットからの丸の連打が大きなチャンスでしたが、まさかの吉川のゲッツーで無失点。
復帰の吉川は1番ではなく、3番での起用だったのはちょっと意外。まぁぶっちゃけ丸、吉川のどちらを1、3番にしても互いに機能することはわかるのですが、足という意味では吉川の方が使い勝手が良いと思っていたので、そこは吉川の三振しないという利点を3番で生かそうとしたのかな?と


そしてなんと言っても2試合連続ホームランで本人もノッているであろう中田をあえてスタメンから外し、この球場に縁のあるナカジを6番に抜擢
前3打席は結果が出ませんでしたが、最後にお立ち台にあがる活躍をするあたりはさすがだし、抜擢した結果が出ました。ベンチスタートの中田も打ち気にはやることなく落ち着いて四球を選び、ちゃんと存在感は出していました。


8回まで3安打しか打てなかったので、敗戦を覚悟の最終回でしたが、ドラマが待ってましたね


その前の9回表の佐々岡采配がネットで色々と言われていますが、なかなかに難しい場面でした。
投手出身の監督としては、遠藤の完封は彼のためにもさせてあげたい、それはわかります。ただ、それであれば満塁の場面ではあえて三振させて、体力回復に時間を使うということも選択肢の一つでしたでしょう。
これが2-1であれば、躊躇なく代打だったかもしれません、なまじ0で来ていたこと、満塁という場面で2点では厳しい?と頭をよぎったこと、様々なことが重なっての打席で、結果はゲッツーで終わり、遠藤は全力疾走の後にマウンドに行かなければいけないという、最悪の結果になってしまったということでしょう。


栗林が投げられないという事情もベンチの判断に重くのしかかったでしょうね。


個人的にはそこまで遠藤に託したのであれば、例え逆転されたとしても、最後まで投げさせて苦い思いもさせるべきだったかと思いますが、原監督だったらどうしてたでしょう?
まぁ、完封がかかっていようとも球数、ボールの勢いを考えれば、代打を出していた可能性が高いのではないかと思います。


しかしながら、サヨナラ勝ちという形で、単独2位に浮上!
まぁ、今日は山崎伊と床田なので、また落ちる可能性もありますが・・・
吉川が戻ってきていきなりマルチ、さらに守備の安定感が増したわけで、そういう良い雰囲気を保ちながら、何とかこのカードを勝ち越しで終わらせたいところです。


追記

「痛烈!一閃!」

15日の試合後に、この河村アナの名フレーズが使われたことで、ツイッターが少しザワついたのは見てました。で、しばらく後・・・実は河村アナが死去されたことを知り、その追悼の意味がこもっていたのだと知り、ショックと共に、目に涙が


日テレの巨人戦実況のアナウンサーは数多くいらっしゃいますが、私は河村アナの実況が一番好きでした
相手にも配慮し、さらに言い間違いをしない。耳障りの良い声と相まって、生放送でその瞬間のプレーをすぐに言葉に変える難しさの中、常に冷静に安定し、そこから様々なキラーワードを発する。
安心して聞いていられる名実況だったと思います。


私は箱根駅伝ファンでもあり、数年前に小涌園に往路を見に行ったりするくらいなのですが、箱根の実況でも数多くの名フレーズで我々を楽しませてくれました。

(数年前に箱根を現地で応援した時の写真、小涌園前)


実は私と数か月しか誕生日が違わない同い年。
本当に惜しい人を亡くしました。


今はただご冥福をお祈りすることしか出来ませんが、過去に録画している巨人のゲームは、この先も消せないなと思うと共に、時折見返して、彼の偉大さを噛みしめたいと思います。
そして、その背中を見て育った後輩アナウンサーたちが、これ以降、さらにスキルを上げて、球史に残る名実況をしてくれることを期待し、楽しみにしたいと思います。


河村亮アナウンサー、今まで本当にお疲れさまでした。
今はただ、ゆっくりお休みくださいませ。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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