ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/19 巨人 2-1 広島 → エースの意地と若き戦士の活躍で3連勝!イイ感じだと思う

対 広島 8勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 8試合 5勝 3敗 0S
セーブ :大 勢 19試合 1勝 1敗 16S
敗戦投手:九 里 8試合 2勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:菅野→大勢 捕手:大城
広島:九里→ケムナ→塹江 捕手:坂倉

本塁打
巨人:
広島:

日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202205191index.html)
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ただでさえ、ここのところ更新が遅いのに、さらに遅くなってしまいました、m(__)m


勝利したナインを迎える菅野がタッチをしながら「ゴメン」といった姿・・・そこに悔しさと嬉しさが込められていました
ここ数年の菅野はホームランを打たれてもニヤってする表情が多く、本人的には動揺しないためのことなんでしょうが、見ている側としては、もっと闘争心を出して欲しかったので、9回のマウンドに立つ前、立ってからの表情、そしてこのロースコアのイニング中での菅野の決意ある表情はとても頼もしく思って見てました。


本塁打率が高いので、どれだけ抑えてもヒヤヒヤしながら見ているのですが、幸いにも今のカープ打線は、他球団に比べればホームラン数は多くない。逆に言えば、そういう相手に一発を浴びると、一気に流れが行くので、とにかくスライダーを投げそうなシチュエーションではドキドキしていたのですが、この試合ではフォークとのコンビネーションを有効に使って、とにかく丁寧に投げてました


今季最多の球数ですから、本人の意思とは別に9回の身体は悲鳴を上げていたかもしれません。体力というより、握力が持ちませんでしたね


ストレートが150km/hを越えることが無い状態なのは、重々承知していたでしょうから、今後も今日のようなピッチングでゲームを作ってゆくことになるでしょう。もっと暖かくなり、肘の状態も良くなれば、かつてのようなパワーピッチングを解禁する瞬間はあるかもしれませんが、それを長いイニングにわたって出来ることは無さそうです。


とはいえ、もともと持っている投球術を駆使すれば、相手を翻弄することは可能なので、これまで培ってきた技術をフル活用して、今後も若い投手たちに刺激を与える存在であって欲しいと思います
毎回、ハラハラしながら見ているこちらの心配をよそに、ハーラートップタイの5勝目を手に入れたのですから、このまま順調に行って欲しいなと願うばかりです。


ランナーがいるピンチのシチュエーション、しかも1点も与えられないという中で登板した大勢もお見事でした。
坂倉のインコースに投じたフォークが引っかかって死球となった後でも、フォークを封印することなく、さらにボールを置きにゆくわけでもなく、攻めたピッチングをするあたり、とても1年目の選手とは思えませんし、最後、三振をとったボールは死球を与えたインローへのフォーク。


なんて度胸のすわった投手なんだ


って、驚きの目で称賛するしかありません。


チームとしては、休ませたかったので出番はもとより、肩を作らせることさえさせたくありませんでしたが、こういうタフな場面を経験することで、大勢自身の成長に繋がるなら、今シーズンの中で、初登板、初敗戦に続いて本人の記憶にも残り、我々も成長のきっかけの1つを見れたのではないかと思ってしまいます。


(ま、そんな場面での登板が無いのが一番なんですけどね(笑))


九里相手なので、なかなか点を取るのが難しいのは十分わかってましたが、互いに味方の援護が期待できない中で投げる緊張感の中、慎重になりすぎていたのは九里の方だったかもしれません。
チャンスという点ではこちらの方が多かったですが、今日は吉川、中山がともにマルチと素晴らしい活躍をしてくれました。


特に中山は2日連続のマルチ、勝利打点となる2点目をゲットし、お立ち台にも上がりました。


守備の安定感はもとよりですが、バッティング面でもバットコントロールの柔らかさは個人的には篠塚氏を思い出させますしプロ野球ニュースでも触れてましたが、常にセンター返しを意識して、強引なバッティングにならないところは評価が高い。1軍レベルの変化球にも徐々に対応している適応力の高さもありますし、まさに坂本が2年目でデビューした時を彷彿とさせてくれています。


かつて、中畑氏のケガによりサードに定着した原監督、二岡氏の故障によりショートに抜擢された坂本、そして今回、数年に1度しかやってこないだろう坂本離脱によるチャンスで結果を出している中山
持ってる、持ってないで言えばせっかくもらったチャンスを生かせなかった廣岡は持ってなくて、ここで結果を出し続けている中山は持ってるということになるんでしょう。
ヒーローインタビューを聞く限り、フレッシュで若々しい中に、あれ?こいつ意外とヤンチャ系かも?って思わせるところが見れたのも、坂本を思い出させてくれました(笑)


こうなると、坂本復帰後の扱いが難しくなりますね


今、本人の集中力が増している状態なので、そういう時にどんどん経験させ、失敗も味合わせたい状況ですが、坂本が戻ってくれば内野に守る場所がない。
セカンドは吉川がガッチリつかんでますから、ゲーム後半の代走からの守備とかになるでしょうが、僅差のゲームでは坂本、吉川を途中で代える判断はしにくいので、どこで出すかが難しい。


交流戦に入って、DHが使える場面ではウォーカーをDHに・・・ってのが想定内でしたけど、坂本をDHにして中山をショートにという選択肢もここに来て急浮上です。
首脳陣にとってはファーストを好調なナカジと中田のどちらで行くか?と同じくらい、良い意味で悩ましい問題が出てきたのではないでしょうか?


(2回、ウォーカーのファンブルからのマクブルームが躊躇なく走っている姿を見ると、ウォーカーのレフトも危なっかしいので、DHをレフトで使いたいんですけどね)


この日も昼間はファームのデーゲーム観戦


巨人ファンとしては、かつて巨人の二遊間を支えた二岡、仁志が互いに指揮官となって戦う姿に胸アツで、それだけでご飯三杯、ビール4~5杯はいけてしまいそうなんですが(笑)交流戦番長の濱口があわやノーヒットノーランというピッチングをしているのを見て、佐野がとんでもないスイングをしているのを見ると、DeNA交流戦きっかけで急浮上してきそうな気がして2軍の結果というより、そっちに目が行ってしまいました。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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