ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/22 巨人 5-4 DeNA → 5点取れば勝てる、ってかやっぱり5点が必要

DeNA 6勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:今 村 28試合 1勝 2敗 0S
セーブ :大 勢 27試合 1勝 1敗 22S
敗戦投手:伊 勢 32試合 1勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:メルセデス→井納→高木→鍬原→今村→平内→大勢 捕手:小林→大城
DeNA:石田→入江→クリスキー→伊勢→平田 捕手:嶺井

本塁打
巨人:岡本和19号(一回2ラン)、吉川3号(三回ソロ)、ウォーカー15号(七回ソロ)
DeNA:嶺井2号(二回ソロ)、佐野7号(三回ソロ)

日テレG+ にて観戦 解説:赤星憲広 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202206221index.html)
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前日のレポートでビエイラには厳しいことを書いたけど、じゃあ、誰ならいいんだ?ってのを書くのを忘れてて、個人的には平内はどうだろう?って書こうとしてたんですが、この試合にいきなり実現しました。


平内は今シーズン、ストレートの球速は150km/h以上出ているし、四球で苦しむ場面も少ない。
もともと実績が無いに等しい状態だから、先発が崩れた時のフォローやビハインドゲームでの使われ方から始まり、勝ちパでもあり負けパでもあるという使われ方をしていた。同じようなポジションの畠が離脱してからは余計に便利屋的な起用が多い印象だけど、役割を決めて使えば、それなりに結果を出してくれるんじゃないか?って思ってたところでの8回起用は悪くないと思う。


欲を言えば、するどく落ちる球が欲しいところだけど、現時点においても152~153km/hくらいの力のあるストレートと逃げない投げっぷりは後ろを任せて見ても面白いと思う。
少なくても投げてみるまでどこにゆくかわからないビエイラよりは、安心して見ていられる。


実際、ソトを三振に取ったアウトローのストレートは素晴らしかった


ってことで、この試合のレポートに入るけど、メルセデスは珍しくコントロールに苦しんでた。
コースを狙えば微妙に外れるし、じゃあってことでゾーンに入れると甘く入る。
最初の3イニングこそ四球は無かったけど、4回、5回は先頭を四球で出してしまう形を作ってしまったので、交代もやむなしという感じではあったけど、何とか責任回数の5回は投げ切って欲しかった


反省すべき点は本人が一番わかっているだろうから、次は調整してくれると思うけど、菅野、戸郷、メルセデス勝ち星を期待される3本柱なので、この3人で最多勝を争うくらいチームを引っ張って行って欲しい。


あとを受けた元祖「ピンチ絶対抑えるマン」の高木京が復帰後初登板となったけど、監督も2点は覚悟していたという中、最少失点の同点で終わらせたのは大きかった
ただ、次の鍬原も含めて抑えたというよりは、相手が打ち損じたように見え、特に鍬原は腕を少し縦振りに戻しつつあるのかな?ピッチングスタイル的に大勢と被るからなのか、その方が投げやすいのかわからないけど、もう一段球速アップが欲しいなと思った。
大勢のシュート回転は伸びがあるので、むしろそれが武器になっているけど、鍬原の場合は欠点になりうるので、あと少しだけ押し込めるパワーが欲しい。

 

(鍬原、平内、大勢のドラ1トリオが7,8,9を担ったら、それはそれで胸アツ)


次の今村はネットでは叩かれているけど、最多ホールド選手だし、個人的にはもっと評価されていいと思ってる
彼もまた役割を決めて場所を作れば、さらに上のレベルで投げられると思うし、先発に何か起きた時には、ある程度のイニングを投げることも出来る。何度も言うように、フォークのキレが良くなったのでそっちにシフトするのはいいが、今村の武器は落差の大きなカーブだと思っているので、それを使った緩急も上手く利用して欲しい。
(先発と違い、中継ぎだと選択しづらいとは思うけど)


両チーム合わせて5本のホームランが飛び交う空中戦になったけど、それを制したのは巨人だった


まずは初回の岡本の逆転の一発はチームに元気を与えましたね、やはり4番が打つと他の選手への背中を後押しすることになります。そこで力入っちゃったか、その後の2三振はいただけませんが、最終打席には技ありのヒットを打っているので、状態が上がってくれていると思いたいところです。村上や牧とはバッティングスタイルが違うので、一概に比較はできませんが、1打席目のホームランのように多少根っこでもスタンドまで持って行くパワーはあるわけですから、ボールをじっくり呼び込んで、極論を言うと相手が「見逃しか?」と思わせておいて、ガツンと振りぬく、そんなバッティングを期待してます。
(実際、調子が良い時の岡本はそんな感じですし)


前日は音無しだった丸と吉川も存在感を見せました、特に吉川はやはりインコースよりの低めを救い上げるのは上手いですね。この感触で大振りになってしまうのは困りますが、あのスイングが出る時は状態が良い時なので、次の試合も期待したくなります。


また、丸と吉川の打順の入れ替えに関する意見も良く目にしますし、ここのコメントでもいただきますが、1番バッターに必要なのが相手へのプレッシャーと出塁率だということを考えると、昨日の丸の2四球は価値があったかなと。
どっちにしても、打率の高い丸、ウォーカー、吉川を岡本の前において、4番の一振りにかけるというスタイルを貫くのであれば、1、2、3の順番はともかく、原監督と元木ヘッドの中では理にかなっているという事なのでしょう。
アレンジするなら、2番に坂本を置いて、一発長打率の高いウォーカーを5番に置く方が、1~3番が塁を賑わせた時に、エンドランなども含め色々と作戦が練りやすいというところかもしれませんが、どっちにしても4番次第だという図式は今後も変わらなそうです。


出来ればメルセデスに勝ちをつけて、球団の外国人左腕30勝を勢いに繋げたかったけれど、負けがつかなかったことをヨシとするのが良さそうだ。


ヤクルトも相変わらずの強さなので、どうにもならないけれど、上を見てもしょうがないし、下を気にしても仕方ない。このカードは目の前の一戦に集中して、今日が終わったらヤクルト戦を考えることにしよう。


今日は赤星と東、今シーズンの東は決して調子が良いとは言えない印象だが、赤星にしてもDeNA打線を相手にどこまで抑えられるか全く未知数。
予想を超えて投手戦になるのか、それともガチの打合いになるのか、どうなることか・・・


まぁ、形はともかく、勝たなければ週末のヤクルトとの挑戦権は手に入れられないに等しいわけで、まずはしっかり今日を勝利して、神宮に乗り込もう!

 

追記

ポランコのポロリと、ウォーカーの2バウンド送球、井納の「何しに出てきたの?」、メルセデスのホームアウトに関しては擁護する言葉が見当たりません。ポジティブ巨人ファンの私でも、「勝ったから、まだ笑いで済んでる…」としか言いようが・・・(汗)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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