ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/26 巨人 10-11 ヤクルト → 壮絶な3連戦、両チームヘトヘトだと思うが、疲労度はこちらが上か…

対 ヤクルト 5勝7敗0分 神宮球場

勝利投手:清 水 20試合 3勝 1敗 0S
セーブ :マクガフ 28試合 0勝 0敗 22S
敗戦投手:平 内 26試合 3勝 2敗 0S

・投手リレー
巨人:戸郷→今村→鍬原→高梨→赤星→平内→鍵谷 捕手:大城
ヤクルト:スアレス→小澤→今野→田口→清水→マクガフ 捕手:中村

本塁打
巨人:中田7号(六回ソロ)、丸15号(六回ソロ)
ヤクルト:長岡4号(三回3ラン)、村上26号(八回3ラン)

フジテレビONE にて観戦 解説:斎藤雅樹 実況:田淵裕章
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202206261index.html)
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今日のヤクルトの勝利の立役者は小澤かなぁ~


スアレスが炎上に近い状態で、序盤で降板、勝ちパを出せない状況の中で昇格してすぐの投手を出すのは状況的にやむなしで、高津監督的にも賭けに近い状態だったと思うけど、昨年、今年と采配が神がかってるなぁ~と思わせる一端が、この小澤の抜擢だった。
ダメならこの試合は前日と同じ事になるなと腹をくくっての送り出しだったと思うけど、その期待に見事に答えた小澤。


さすがだなと思わせたのが、巨人打線はあぁいう変則投手、しかもストライクゾーンで攻めてくる投手が苦手だとわかって送り出している事。
事実、そこからの3イニングは小澤のピッチングに翻弄されまくりで、手も足も出なかった。


ただ、そんな高津采配にも隙があったのは、二回りさせてしまったことで、ヤクルト的には逆転していたので、6回から投手をつぎ込んでも良かった。出来れば7回から勝ちパ導入で逃げ切りたいと思ったのだろうけど、その僅かな交代への躊躇の隙をついたのが中田と丸の一発。


とはいえ、小澤の3イニングがなければ流れは完全に巨人だったと思うので、それを断ち切った小澤を抜擢した高津監督の勝利だったと思う。


前日の19点の流れをそのまま持ち込んで、初回に3点、3回にも2点を取り、見てる側としたら先発は戸郷だし、このまま5回まで3失点くらいで凌いでくれれば勝てる!って思っていたのだが、中4日の影響なのか、暑さなのか、ヤクルト打線のプレッシャーなのか、ボールは高いしストライクとボールがはっきりしているで、捕まってしまった。
もともと長いイニングを投げさせるつもりはなかっただろうけど、現在のチームの勝ち頭でもあったわけで、5回は持って欲しかった・・・


まぁ、直接の逆転の一発を浴びたのは今村だったけどね(涙)


とはいえ巨人も中田、丸の一発で追いついてからの、ナカジの勝ち越し打で相手に流れを持って行かせず、勝ちパ継投に入ったヤクルト投手陣を苦しめたという点で、相手に嫌なイメージは持たせたと思うのだが・・・


8回の男に急浮上した平内が、それこそ魔の8回に失点。四球、エラーの後の村上だから嫌な予感はしてたんだけど、インハインのボールゾーンに構えていた大城のミットとは裏腹に、僅かにストライクゾーンに入り、村上へ確信歩きをさせてしまった。
まともに勝負しないで四球でもしょうがないくらいの割り切りが出来れば、結果も違ったんだろうけど、そうなるとノーアウト満塁になってしまうし、村上と勝負しないという選択肢は無かったか・・・


結局は「8回の男問題」はふりだしに戻り、今の巨人の大きな課題となった敗戦で、現セーブ王の大勢の出番を1度しか作れない週となってしまう。


DeNA、ヤクルトと攻撃力に優れる両チームを相手の1週間


週の初めには、最低でも2カード勝ち越しの4勝2敗、出来れば6連勝で一気に首位の背中に追いつく夢を見てましたが、終わってみれば2勝4敗で、おまけに大きな課題も残しての苦い1週間となりました。
菅野、メルセデス、戸郷というチーム内で勝利を期待されている3本柱にいずれも勝利がつかなかったことが原因の一つであることは間違いありませんが、仮に彼らがしっかりゲームを作ったとして、勝てたかどうかも怪しい状態なのも浮き彫りになりました。


せめてもの救いは9回だけは決まっていることと、打線が少し元気になってきたことでしょう。


来週は遠征から始まるとはいえ、木曜ゲーム無しの5試合


ローテ、ブルペンの立て直しは必須ですが、まずは桑田コーチに戻ってきてもらわないと・・・7/5から始まる東京ドーム6連戦、ヤクルト、DeNAとの2カードをどう戦うか、そのための準備期間となる今週となるでしょう。
山形、郡山、広島という移動ありゲームですので、体力的にもキツイと思いますが、何とかもう一度、立て直しをして万全の状態でホームで迎え撃ちたいですね


今のところ、他5球団に対して、極端な苦手チームが無いのが巨人が何とか3位以下と僅差の2位につけている要因だとは思いますが、それが出来ていたのも、菅野、メルセデス、戸郷がどこで投げようとも、何とか勝利してカード3連敗を少なくしていることが理由の一つですから、まずは3本柱がビシっとしてもらうことですね。彼らが勝利した上で、シューメーカー、アンドリース、若手投手の誰かが勝てれば週内の勝ち越しが見込めるわけですから、柱の復活を願うこととしましょう。


あとは岡本ですかね、前日は良かったのに、このゲームではまた強引なバッティング。村上を意識しているのかはわかりませんが、また外スラにひっかかるようになってしまった。3歩進んで2歩下がるならいいのですが、2歩進んで3歩下がる傾向が目立つので、そこの改善と、この試合でもキャプテンが目立ってませんでしたが、坂本がもう少し前面に出るくらいのリーダーシップを目に見える形で発揮してくれないと、チーム全体がシャキっとしませんね。


大敗、大勝、互角の打合い・・・近来まれにみる壮絶なカードでした。
僅差の首位攻防戦なら相当に盛り上がったのでしょうが、ヤクルトにとっては全く問題なし、こちらにとっては勝ち越せば疲労も多少は抜けるところ、負け越したので、ただただ疲れた試合ということになりました。
余計な疲労は故障に繋がりますから、暑さで消耗した身体をしっかり休めて、次なる戦いに備えて欲しいです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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