ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/7 巨人 3-11 ヤクルト → え~~っと・・・まぁ、こうなるよな(涙)

対 ヤクルト 7勝8敗0分 東京ドーム

勝利投手:石 川 10試合 5勝 3敗 0S
セーブ :
敗戦投手:シューメーカー 13試合 4勝 6敗 0S

・投手リレー
巨人:シューメーカー→戸根→桜井→高木→赤星 捕手:大城→喜多
ヤクルト:石川→木澤→今野→コール 捕手:内山壮

本塁打
巨人:ウォーカー17号(一回ソロ)、増田陸4号(五回2ラン)
ヤクルト:塩見12号(四回ソロ)

日テレG+ にて観戦 解説:荒木大輔野村謙二郎 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202207071index.html)
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中田死球、キャプテン不在、中5日のシューメーカー、今村、平内、大勢使えない


ネガティブ要素がこれだけ揃っていたわけで、前日のレポートでも苦しい戦いになると書きました。


勝てる要素があるとしたら、思いのほかシューメーカーが粘り強く投げ、打線が爆発、中盤までに5点以上取って、勝ちパじゃなくても何とか逃げ切れた・・・って感じだと思っていたけれど


終わってみれば、ヤクルトにそれ以上のことをやられたゲームになってしまいました。


まぁ、先発が初回に5点取られれば、攻撃する側は淡々と打つしかできることは無く、真っ向勝負でブンブン振り回せば石川の術中にハマります。
結果的には3回持たず、戸根、桜井、高木に少しでも長く投げてもらうしかなかったわけですが、特に桜井には中堅選手なんですから、ゲームを立て直してチームに逆転の望みを与えるようなピッチングをして欲しかったのに、ストライクが入らないんじゃどうしようもありませんでした。


初回の5点で厳しい戦いになることはわかっていたわけで、これなら何点取られてもシューメーカーに5回までは何としても投げてもらった方がマシだったかもしれません。
(結果論ですけどね)


タラレバを言えばきりがなく、そもそも今の状況で中5日でシューメーカーを登板させる意味があったのか?ってのもありますし、それなら若い投手に任せ、せっかく中山を上げたのなら、鉄が熱いうちにショートを守らせても良かった。
チームとしてはヤクルト相手に3連勝して、焦らせると共にこちらの勢いに繋げたかったのでしょうが、ヤクルトと互角に戦うにはチームが万全の状態にあることが前提条件ですから、それが崩れている状況下においては若手主体で戦うという選択肢もあったのではないかなと・・・


ま、シューメーカー、桜井がやり玉にあがってますが、ヤクルト打線がきっちり繋ぐ野球をしていた感じで、その中で制球に苦しんでいる投手たちの甘い球を強引にならずに打ち返していたということで、先発野手全員安打ですから、完全に力負けでした。


良かったのは増田大からの増田陸の増田コンビニよる2ランくらいで、結果的に3点はウォーカーのソロを含むホームランですから、あとはちょっと見るべきところも少なかったような気がします。


勝利優先ならショートに吉川、セカンドに増田陸という選択肢もあるでしょうし、育成目的ならせっかく上げた中山を使わない手はありません。
守備重視なら湯浅をショートに置きたいですし、長い目で見るなら喜多や山下にだってマスクを数多く被らせることも必要。


勝ちながら育てることは本当に難しいことで、今の巨人のように優勝するには目標が遠いけど、2位にいる状況というのは勝利優先に舵を切るのか、それとも育成重視にするのか、迷うところ
Aクラスを狙ってる他の球団も同じ状況だとは思うので、それが、この2位以下の混沌とした形を形成しているのだと思うが、どこかのタイミングで球団として決断する時は来るのだろうと思う。


個人的にはシーズン前、シーズン序盤に「今シーズンは我慢の年」だと宣言したわけですから、その方針だけはブラさずにいて欲しいなと思います。


同時に、平成以降、中4日、中5日で上手くいった記憶があまりないので、いつまでも「昔はこうだった」という幻想を捨て、もっと科学的なトレーニングや休息方法を取り入れて欲しい。
筋肉の超回復にかかる時間は解明されているし、今は各部位においてもそれが判明しています。
個人的な経験則からも、新しいことにチャレンジした場合、毎日同じことを繰り返すのではなく、1週間くらい何もしない時間を設けて、身体に覚えさせた動きを寝てる間に脳内で整理させ、筋肉と連動させる時間を作ることが必要だというのは感じてます。


具体的に言うと、私は趣味で陶芸もやっていますが、当初、土の中から空気を抜く「菊練り」を1週間ず~っと練習してましたが、なかなかうまく行かない。
さらに続けたい気持ちを抑えて、1週間何もしない時間を設けることで、1週間後に「そもそも空気を抜くって、こういうことだよな」って頭の中で整理する時間が出来、頭の中ではわかっているけど手の動きとして実現できなかったことが、いきなりできるようになり、「なんで、これが出来なかった?」って思ったことがあります。


野球や卓球、バレーボールにバトミントンなど、他の球技でも似たような経験あり


いじめた身体を休めて筋肉の超回復を促し、睡眠することにより脳と身体の連動を活性化させることができます。
中5日の話からズレましたが、そろそろ詰めりゃイイってのは通用してないんじゃないか?ってのは皆で考えるべき時期に来ているんじゃないでしょうかね?
中継ぎ投手に関しても同じことがいえますし、野手に関してもそう。
休むことで脳と身体が連携するってことをもっと科学的に取り入れて欲しいところです。


脱線しましたが、何とかヤクルトには勝ち越して、多少なりとも意地を見せることはできました
チームとしてスイープする力はまだなかったというのもわかりましたし、課題もたくさん残りました。
それは、言い換えれば伸びしろですから、ここからまた立て直してゆけばいいんです。


今日からは DeNAとの3連戦


幸いにも移動はありませんから、同じルーティンでコンディションを整え、しっかりと迎え撃ちましょう。
山崎伊にとっては今永との戦いは厳しいものになると思いますが、投げ合うことで成長も出来ることでしょう、キャプテン離脱の状況はチームにとってマイナス材料ではありますが、だからこそ、一丸になれることもあるわけで、中山、湯浅、増田陸らの若手が目の色変えてガムシャラに戦う様が見たいなと思います。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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