対 広島 10勝10敗0分 東京ドーム
勝利投手:直 江 8試合 1勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:遠 藤 14試合 3勝 6敗 0S
・投手リレー
巨人:直江→高梨→赤星→今村→大勢 捕手:大城
広島:遠藤→コルニエル→フランスア→一岡 捕手:磯村
・本塁打
巨人:ポランコ18号(四回ソロ)、大城11号(四回ソロ)
広島:坂倉9号(九回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202208131index.html)
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前日のレポートの締めで、直江 vs 遠藤だから、攻撃はともかく、長いイニングは難しいと思っていたので、良い意味で予想を裏切らせてくれるゲームだった。
この日の直江は、ストレートも変化球も、若干高いかなぁ~って感じに見えましたが、キレが良かったですね。ほとんどすべての球で押し込むことが出来ていたので、腕が振れてボールが指にかかっていたのでしょう。
事実、ゲーム後に今までとは違う指の場所にマメが出来たとコメントしていましたから、このゲームで何かを掴んだのかもしれません。
球数的にも打順的にも、7回表も投げても良い状態だったのに降板したのは、そのマメが原因みたいですし。
結果的に6イニングを投げ切り、被安打3、6奪三振、四死球1個というのは、若い先発投手ということを考えれば上出来でしょう。中でも原監督が「堀田も今日の直江のピッチングを見てね、ともに育ってくれると」というコメントを残したのは、四死球の少なさ、球数の少なさ、あとは向かってゆく姿勢でしょうか?
山崎伊、直江の勝利の間に挟まれて、反省することの多かった堀田にとっては、あれが良い経験になったと言えるように次の登板では、若武者らしいガムシャラさを見せてくれるのではないかと期待したくなります。
これで、今シーズン初勝利を手にした投手が7人。
プロ野球ニュースでは、達川氏に、「それだけコマが足りないという事」と揶揄され、他の評論家にも同じようなことを言われています。確かにローテが固定出来ていない、実績ある投手が期待通りの結果を残せていないということの裏返しではあるのですが、一方で、これだけ同時期に若い投手たちが苦悩しながら結果を残したシーズンなんて、長く巨人ファンをやっている身からしても記憶に無いわけで、単に消去法で出さざるを得ないという状況とは明らかに違うことは、わかっているかと思います。
即戦力で期待している若武者はもちろんですが、入団→手術を経験した投手がこれだけ一度に機会を与えられることなんてそうそうないわけで、彼らが結果を出すことで、難ありだけど将来性があると判断したスカウトたちにとっても面目躍如になるわけですから、裏方さんたちのためにも、今季から順調に育って欲しいなと本気で願います。
(以前にも書きましたが、これから先、本来なら競合してもおかしくない逸材が、故障持ちということで敬遠されてしまうドラフトが、一変するのではないか?って思わなくも無いです)
ただ、このゲームでの直江のピッチングを支えた攻撃として、初回の2点が大きかったのは間違いないです。
ショートのエラーでの出塁から、重信のバスターエンドランによる先制点、そして、そこで終わらずに4番中田のタイムリーはチームに勢いを与えましたし、広島バッテリーにとって大きくのしかかることになり、巨人有利な立ち上がりでゲームを進められたのは大きかったです。
前日の大瀬良に続き、遠藤にも責任回数を全うさせることなく、早期降板をさせることに成功したわけで、その点においても4回のポランコ、大城の一発は効果的でした。
っていうか、ポランコは前日のタイミングの合わなさを見ても、また下降線か?と思わせてからの一発ですからね・・・・ホントにわからん(笑)
元カープの石原氏いわく、1年目でこれだけ結果を残す外国人選手は少ないって言われましたし、ウォーカーもそうですが、今シーズン日本野球を経験し、オフに対応するための練習を重ねれば、来季はどれだけ対応力が上がるのか、確かに期待したくなります。
(ま、それはまた後の話)
欲を言えば、継投に入った広島ブルペンから、またも点が取れなかったことや、高梨に連投させてしまった事が残念ではありますが、前日の敗戦を考えれば、このゲームは負けられなかったわけで、ある程度は仕方ないところではあったかもしれません。
相変わらず岡本は空気になっちゃってますが、毎回のことになりますが、まだまだ時間がかかりそうですね。
個人的にはいっそのこと8番にして、1~3番からの4番中田、5~7番からの第2の4番として、2段構えのクリーンアップにしてもいいのかなと・・・
(とはいえ、5~7番が苦しいか?)
この日のバッティングを見てもまだまだ差し込まれてるし、その球に手を出す?ってスイングが多いので、試行錯誤の繰り返しですね。
いずれにしても、勝てた試合を落とした前日の敗戦から、投手陣が踏ん張っての勝利ですから、何とか流れは戻したかなと。
さすがに今日は高梨の出番は無いでしょうから、平内、クロール、大勢で凌ぎたいですね。
シューメーカーは投げてみないとわかりませんし、長いイニングは難しいでしょうから、やはり先に点を取って有利な状況で試合を進めるしかありません。出来れば井納、高木京を間に挟めるような展開になることが理想ですけど、どうなることか?
来週には菅野、坂本も戻ってくるようですし、若い野手たちもふるいにかけられるタイムリミットになりました。
最後のアピールのチャンスですから、出来れば今日は若い野手たちの躍動で勝利して、気持ち良い月曜日を過ごしたいものです。
追記
坂本がデビューしてから、ここまで長期に渡って不在だったことなど無かったわけで、いま、この瞬間にチャンスを貰えている選手は、本当にラッキーだと思います。これまで、どれだけ下で結果を残そうが、坂本という不動の存在がいるばかりにアピールチャンスすらなかったわけですから、この機会をどれだけ生かせるか?
これだけ恵まれたタイミングは無いですから、もっと鼻息荒くプレーして欲しいですね。
管理人:みんぐ
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