ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/21 巨人 2-1 DeNA → 互いに負けられない戦いを制し、借金あと2個!

DeNA 10勝11敗1分 横浜スタジアム

勝利投手:畠 25試合 3勝 0敗 1S
セーブ :大 勢 55試合 1勝 3敗 36S
敗戦投手:ガゼルマン 3試合 1勝 1敗 0S

・投手リレー
巨人:シューメーカー→畠→平内→高梨→鍵谷→デラロサ→大勢 捕手:大城→小林
DeNAガゼルマン田中健→森原→入江→伊勢→山崎 捕手:伊藤→嶺井

本塁打
巨人:
DeNA:宮崎12号(四回ソロ)

BS-TBS にて観戦 解説:飯田哲也 実況:初田啓介
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202209211index.html)
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昨日書いた通り、シューメーカーとガゼルマンの投げ合いなんて、どっちに転ぶか全く予想がつかない展開の中で、先に点を取ったのは巨人、中田のタイムリー。


そのまま一気に流れを持ってくるか?って思ったけれど、やはりホームのDeNAはそんな簡単には勝たせてくれず、中盤で宮崎に同点ホームランを打たれた。


先発のシューメーカーは、DeNA打線が慣れていないということもあって、制球はバラつきながらも良い立ち上がりをしていたと思う。出来るだけ長く投げて欲しかったが、僅差のゲームで追いつかれ、尚かつチャンスで打順が回ってくれば、交代は仕方のないところ、ピッチング内容的にも圧倒していたわけではないので、これもまぁ想定内のリレーだったのではないだろうか?


5回の大城の犠打はお見事、若林があっという間に2ストライクに追い込まれた時は、こりゃ三振か内野フライかな?なんてマイナスな事を考えていたけれど、DeNA守備陣形が1点は仕方ないという形だったので、ボテボテのセカンドゴロで何とか勝ち越し、結果的には、これが勝利打点となった。


互いに継投に入ることになるだろうから、ここからの追加点が大事と、6回には中田に今季2度目の送りバントを命じ(これもまた綺麗に決めてくれた)、岡本以降に託すことになったが、このイニングが無失点で終わったのは非常に残念
ネットでは、勝負強い中田に何故打たせないのか!なんて声が意外に多くてびっくりしたが、決して足の速いわけではない中田が内野ゴロでも打とうものなら、ゲッツーの可能性は高く、次が岡本だということを考えれば、ランナーを3塁に置いて犠牲フライでも良い場面を作ることが1点を取るための確率の高い作戦であることは確か
過去には4番阿部に命じたこともあるし、坂本、丸、岡本にもさせているし、中田もこれが初めてではないので、巨人ベンチとしては当たり前の光景ではあるし、中田も不満に思うようなことは無いだろう。
また、同時にベンチ内には、それだけこのゲームが大事なのだという空気が流れたろうし、結果的に、これ以降点が取れなかったけれど、選手の集中力は増したのではないかと思う


続く7回にも大城のヒットから代走増田大、代打増田陸の犠打と、チャンスは作ったけれど、ここも得点には至らず、やはり2位チームの投手力の厚さというのも感じることが出来た。


こちらの投手という点では、前日の赤星降板から今村がゲームを作り直して勝利したように、この試合でも畠が存在感を見せてくれた。強力打線と言ってもいいDeNAその上位打線にヒットを1本も許さず完璧なピッチング。今村、畠と先発経験のある投手が回跨ぎは当然とでも言いたげな内容を見せてくれたのは、この時期のブルペンにとって非常に大きな戦力となり、その畠に今村に続いて中継ぎ登板として勝利がついたのは、せめてものご褒美だったといえるのではないだろうか?


誤算という点では、高梨、鍵谷が若干バタついたようにも見えたけど、二人とも焦っているようには見えなかったし、DeNAの意地みたいなものもあったので、大きく火が付く前にデラロサがしっかり締めてくれるというブルペンのチームワークのようなものも感じることが出来、悪くなかったと思う。


最後を締めた大勢も連投はなんのその、ストレートは156km/h出ていたので安心して見ていられたし、下位打線ということで天敵佐野に回ることも無かったから(ちょっと見たい気持ちもあったけど(笑))しっかりと締めて、36セーブ目をゲット!新人最多セーブ記録、今季のセーブ1位の37個目まであと1個と迫ることが出来た。


何度も書くように、今はもう内容ではなく結果なので、過程は大事だけど関係ない。


チームが緊張感と集中力をもって挑み、ここが勝負所!というポイントでベンチの采配と一体感をもって戦えるかが大事という点では、全てのチャンスで点が取れるわけでは無いことを考えても、この日の巨人は、決して多くはないチャンスのいくつかをモノにし、相手のチャンスはその時出来る最善を尽くして食い止めた、という展開だったのではないかと思う。


目指すべきものが見えているという、具体的な目標があり、個々人が自分の役割を理解しているからこその事だと思うが、大事な9連戦の真ん中のゲームが終了した時点で、4勝1敗というのは予想を超える大健闘。


先週までは、こっちが勝てば3位の阪神も勝ち、負けたけど向こうもお付き合いしてくれるという感じで、差が広まるでもなく、縮まるでもない悶々とした日々を繰り返していたが、CS進出の対象である阪神、広島との最終戦でどちらにも勝利し、ヤクルト相手にも13日、20日と連勝して勝ち越しを決定づけたことが、巨人に流れを持ってきた原因ではないかと思う。


今シーズン苦手としていたDeNAに対しても、10勝11敗1分と借金は1つにまで減らすところまできて、残る対戦は3試合、ゲーム差は4ということで、2位浮上の夢を見るところまで来た
ま、残り試合数を考えても、難しいハードルなので今は考える必要はないと思うけど、仮に追い越すことは出来なかったとしても、1位、2位チームを相手に、どちらにも勝ち越しているという結果を残せば、自分たちにとって大きな自信になるし、CS進出できたとしたら、相手からしても嫌だろう。


中盤以降、上手く行かないことの多かった今シーズンだけど、最後の最後にきて、今シーズンの巨人がやりたかったことが形になっている感じだし、采配ともうまくマッチング出来ている気がする。
欲を言えば、その活躍の中心に投打の若手が目立っていれば最高なのだが、そこまで言ったら贅沢過ぎるか?


といいつつ・・・ぬか喜びさせておいて、あっさり3連敗とかするのも今季よく見た光景なので、喜び過ぎは良くないなと自分を戒めます(笑)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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