勝利投手：菅 野 23試合 10勝 ７敗 ０S
セーブ ：大 勢 57試合 １勝 ３敗 37S
敗戦投手：浜 口 19試合 ８勝 ７敗 ０S
・投手リレー
巨人：菅野→山崎伊→デラロサ→大勢 捕手：大城→喜多
DeNA：浜口→ロメロ→石川→東→森原→エスコバー→平田→山崎 捕手：戸柱→伊藤
TBSチャンネル2 にて観戦 解説:新井貴浩 実況：土井敏之
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202210021index.html)
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相手からもらったような得点での勝利とはいえ、最終戦で意地を見せたのは良かったです。
終わってみれば、菅野は２ケタ、大勢は新人セーブ王に並ぶ３７セーブをゲットし、前日のレポートで「球場に来た巨人ファンが少しでも足取り軽く帰宅できるように」と書いた通りの結果になり、悔しいシーズンの中で、僅かながら溜飲を下げることが出来たのではないでしょうか？
ゲームセットの瞬間の大勢のガッツポーズと呼応するかのように、ガッツポーズをしたのは私だけでは無いはず（汗）
もう少しマシンガン継投で来るかと思っていましたが、山崎伊を２イニング投げさせたのは、来季へ向けての期待の表れかもしれません。シーズン当初、菅野が評価していた山崎伊が失点しながらもリードを許さなかったのは、大きかったと思いますし、デラロサも安定感をみせました。
前日のノーアウト満塁からの３者連続三振というアドレナリン出まくりの登板から、いきなりの連続ヒットでどうなるかわからなかった大勢も、ギリギリで踏ん張り、今シーズン攻守にわたってやられまくった桑原を三振に切って取ったところは、ちょっと心がふるえました。
先発の菅野は再三のピンチを迎えながらも粘りのピッチング。
ＣＳ進出、借金返済を逃してしまったのが、９連戦最後のバンテリンでの戸郷、菅野の連敗。さらには、前日にはその戸郷が勝てなかったことで、このゲームだけは！という思いは強かったと思う。かつてのような圧倒するようなピッチングは出来ないけれど、今の菅野の出来ることをやり、ピンチを迎えても動じることなく、バッターを抑えることに集中しているように見えた。
原監督は試合後のコメントで「本来、15勝、16勝という期待をしているわけですから、そこは何か今後につなげてくれるといいですね」と言ってますが、それは本人が一番感じていることでしょう。
今シーズンの終盤からはモデルチェンジした菅野を見せてくれました。それを踏まえて、そこから進化させてゆくのか、それともオフに鍛え直して、かつての姿を取り戻そうとするのか、今後に注目したいと思う一方で、そんな菅野をローテの後ろに追いやるくらい、若い投手たちの鼻息が荒くなることも期待しています。
とはいえ、結局はこの日も５安打しかできず、１２安打したDeNA打線に比べて中盤以降、見どころの少なかった打線に関しては大きな課題を残す形での終了。
ＣＳでリベンジするという夢もかなわず、消化不良のまま終わってしまった感は強い。
順位決定のあとだから、若手中心の布陣でたった１試合でも経験を積ませるのかと思いきや、いつも通りの布陣で挑むことが、最終戦を勝利で終わらせるためにはベストだと考えたのでしょう。
結果的に途中出場となりましたが、重信、増田陸、喜多に快音が出なかったわけで、勝利とは裏腹に大きな課題が残ったままの終戦となりましたし、岡本は４番復帰が無いままに終わってしまいました。
前向きに捉えるならば、ナイン全員が悔しい気持ちを抱えたまま終わることで、さらなるチームの結束力とレベルアップに繋がるかもしれないと期待できる事。
実は、ジャイアンツ球場で内海の雄姿を見たいと思って、行く予定にしていたのに、家族の事情で行けなくて見れなかったのですが、その内海の言葉の中に「努力をし続けないと、足元をすくわれる」というのがあり（昨夜の Goingでも紹介されてましたね）、もしも、借金を抱えたまま、ＣＳで出ることが可能となり、そのまま勝ち進んで、下剋上という名のもとに日本シリーズで勝つようなことがあったら・・・選手たちは勘違いしてしまうのではないか？っていう心配が頭をよぎりました。
昨日も書いた通り、戸郷にしてもあと一歩、最多勝に届かないことが、努力を怠らないために大事なことなのかもしれないなと・・・
結果は結果として受け止め、ヤクルトの連覇、そして最後の最後で優勝を決めたオリックスの連覇、それらを目にしつつ、もう、今日からの努力を始めることが、次なるステップへの大事なことなんだと。
原監督が総括をしていないので、反省はこの後にしたいところですが、出来る努力はもう始めることが出来ますから、身体を休めることが必要な人、まだまだ余力を残して終わった人、既に新たな課題に取り組んでいる人、様々でしょうが、次なるステージで今よりも１つ上にいるため、出来ることをしてもらいたいなと思いました。
ということで、もう少しレポートが出来ると良いなと思ってましたが、残念ながら巨人のＣＳレポートをすることなく、今シーズンが終わってしまいました。
毎年、同じことを書きますが、こんな駄文にお付き合いいただき、貴重な助言や質問等々コメントをいただき、本当にありがとうございます。
スポナビ時代に比べると、見ていただく機会も1/10以下に減ってしまいましたが、それでも見ていただいている方がいること、コメントを下さる方がいらっしゃることは、継続のモチベーションとなっており、ただただ感謝しかありません。
今季は例年以上にオフの話題は多そうなので、Yahooニュースのコメントに入れるくらいなら・・・と、ここでご紹介させていただきたいと思っておりますので、時々で結構ですから、覗きに来ていただき、一言でよいので、足あとを残していただけると嬉しいです。
最後に、クライマックスシリーズで戦う各球団の選手たち、応援するファンの方々、悔いの残らぬ戦いをされますよう、願っておりますし、今季の反省を踏まえつつ、拝見させていただきます。
（と言いつつ、MLBの方もきになって仕方ない状況です（笑））
管理人：みんぐ
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