ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ 番外」人事第2弾が発表、まだ全体は見えないが、少しは前に進んでる?

まずは、以下の3選手が戦力外

井納翔一投手(36)
桜井俊貴投手(28)
勝俣翔貴内野手(25)


年齢と今季の内容を見れば、仕方ないところはあると思う。
3人とも現役続行を希望しているので、どこか新天地で活躍して、見返してくれることを期待している。
それぞれ良いところもあって、環境が変わったり指導者が変わることで、化ける可能性はあると思っているので、チャンスが無いわけでは無いと思うし、プロ球団で拾ってくれるところが無かったら、独立リーグで厳しさに揉まれて、ハングリーさを取り戻すのもいいのではないかと思っている。


まぁ、ドラフトで指名するだろう選手数を考えれば、この戦力外はまだまだホンの序の口でしょう。契約更改までに一気に公表が進むのではないかと・・・


また、組閣についても発表がありました。


ヘッドに阿部慎之助
総合部門に川相
打撃コーチにデーブ
同じく打撃コーチに亀井
元木ヘッドは内野守備コーチへ
そして
鈴木尚広が外野守備兼走塁コーチ
阿波野が投手コーチ


などなど、1軍の陣容も変化が


阿部ヘッドは将来的な監督への布石と見るのが正しい見方でしょう。
もしも、来年も成績が残せなければ、原監督は3年契約を1年残して、阿部に託す可能性はあるし、逆に手ごたえを感じて優勝した場合も、タクトを譲る可能性もあります。
今季までオーダーは元木ヘッドが考えて、原監督の許可をもらっていたと思いますが、その役割を来季からは阿部ヘッドが行うことになるでしょうし、ゲーム中の指揮も原監督は見守るだけで、実際は阿部ヘッドが行っているというゲームも多くなると思います。

(長嶋監督時代に、原さんがやっていたように)


川相さんが総合コーチに配置されたのは、実は重要な意味があって、あくまでも個人的にですが、阿部ヘッドが監督になった時、ヘッドとして川相さんにそれを支えてもらう下準備なのではないかな?と・・・かつて須藤さんが支えたように、経験豊富な年配者がいることで、若い監督が安心してタクトを揮えることもあるのではないかという配慮。
さらに、2軍、3軍をしっかり見てきた経験は、来季に今のチーム状況でどの若手を起用するのが良いのか?という、若手にチャンスを与えるための助言も与えられるという二重の意味が込められていると勝手に邪推。
(残念ながら高橋由伸監督には、そういう段取りや環境が与えられないままに、監督就任となってしまったことが、改めて悔やまれます)


デーブはなんだかんだ言って、プロ野球ニュースを見ていても、スゴイ勉強家で色んな理論を引き出しに持っているし、指導者としての経験も豊富。同時に、遠慮しないでモノを言える性格もあるので、そこを信頼しての事だと思うし、キャスターとして全球団を満遍なく見ていたから、他の球団にあって今の巨人に足りないものをしっかり把握できているという期待感を持っての事だと思う。


元木内野守備コーチはなんだかんだいって、ノックは一流ですからね(笑)視野の広さはもちろんですけど、ヘッドとして全体を見るよりは、今季の課題となったエラーを減らすために地獄の練習を与えるにはうってつけかなと(汗)
アンチの人は元木を酷評しますけど、仮にもU12を世界一に導いた野球通でもあり、若手だけでなく中堅にも容赦しない厳しさも持っています。


鈴木尚広は守備走塁コーチを一度は担いながら、ちょっとプライベートな問題もあって退いてしまいました。ま、あれから時間もたち、禊も済んだことだろうということもあるでしょうが、何よりも盗塁数が少ないことも巨人の課題であるので、そこを強化したいという点では、うってつけの人物だと思います。


さらに、阿波野投手コーチは、杉内、山口など若いコーチの指南役も含めてのことではないかなと。
他球団で結果を残した実績も踏まえて、改めて巨人の投手コーチになることで、コーチを育てる役割も担いつつ、外から見た巨人投手陣の弱点も把握しているでしょうから、その課題を克服したいという事でしょう。


そして、若いコーチが多くなった巨人の指導者たちに、ある程度経験を持ち、外から見ていた人間を抜擢したのは、原監督自身は若いコーチからの投げかけを期待していたのに、ひょっとしたら委縮してしまう空気を作ってしまったかもしれないという反省から、間にある程度、経験豊富かつモノ言える中間管理職を入れることで、直接原監督に言えないコーチたちが、デーブや阿波野を通じて意思疎通が出来る環境が必要だと考えたのではないかなと・・・


個人的には、先日の記事でも書いたように、巨人を全く通っていないコーチの招聘も期待していたのですが、今のところそれは無さそうなのが残念ではありますが、ひょっとすると、阿部ヘッドが監督になる暁には、かつて自分が対戦して嫌だった選手や個人的に認めていた他球団の元選手を抜擢する可能性も無くは無いので、将来に期待します。


あとは・・・亀井打撃コーチはどうなんでしょうかね?
あの変態的ともいえるインローをスタンドに持って行くバッティングを継承する選手が生まれるといいのですけど・・・個人的にはウォーカーとのコンビで一気にウォーカーの守備が上達したので、来季も名コンビを期待していたのですが、そこは鈴木コーチに引き継ぐことになるのでしょう。
ただ、3塁コーチャーは継続して欲しいと願ってます。

 


この組閣も含めた人事は、まだまだ氷山の一角でしょうから、さらなる続報を楽しみにしたいですし、今季は秋季練習の一般公開もあるとのことで、仕事の都合がつければ、出来ればG球場に足を運びたいと思いますし、フェニックスリーグに派遣される若い選手たちの動向も気になります。


追記
今夜の GetSports は内海の特集だそうなので、それも今から楽しみ!

 

追記2

Get Sports 「だから内海哲也は愛された」を見終わった・・・

泣いた

やっぱり、内海には近い将来、指導者として巨人のユニフォームを着て欲しい

って思うと同時に、現役として背中を見せたからこそ伝わるものがあったので、

コーチ専業だと、伝わらないこともあるのかな?ってのも思った。

ただ・・・やっぱり、カッコいいわ

「論ずるに値しない」「ニセ侍」と指揮官に言われなければ、ここまでの男になっていなかったと思うので、どんな選手にも、きっかけとなる挫折と言うのは必要なのかなと…そして、それがあるからこそ、這い上がった時に強くなるし、ファンにも愛され、後輩にも慕われる。今、それを若手に伝えられるコーチ、選手は誰なのかな?

(今の顔ぶれの中では亀井か…な?村田修一もそうだったけど、伝えきれなかったってことか)

 

 

管理人:みんぐ
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