すっかり脳内は準決勝モード
相変わらず、各国のSNSやニュースサイトをチェックしたり、テレビでは「侍」をキーワードにケーブルテレビも含めて録画してるんで、時代劇専門チャンネルの番組が録画されたり・・・(笑)
なんてことも、ハードディスク増強してるんで問題なし
日曜はサンデーLIVEは当然のこと、アッコにおまかせまでチェックしましたよ(笑)
まぁ相変わらず、好き勝手なことを言ってる野球OBも多いですが、どの番組にも共通しているのは「キーマンは誰になりますか?」って質問
だいたいの評論家が、佐々木と、準々決勝で復調の兆しを見せた村上の名前を挙げるのですが、私の意見で言えば
キーマンは全員(チーム)
です(汗)
ここから先は、だれか一人の活躍で勝てるような楽な試合ではないですし、どこが優勝してもおかしくない球団だらけ、しかも冷静に言えば、全チーム格上とも言っていい相手ですから、簡単な試合ではないです。
そんな中、私が注目しているのは、どのテレビでも、まったく触れてませんが、
四死球の多さ
がキーマン以上にキーになると思っています。
1次ラウンドのレベルを考えれば仕方ない部分もありますが、日本チームの圧倒的なスゴさは、大谷でもダルビッシュでも、吉田でも近藤でもなくて
ここに集約されていると思ってます。
初見の投手だらけの中、冷静にボールを見極めて、大振りすることなく、四球で塁に出ることを全員が念頭に置き、そこから足のプレッシャーをかけながら、相手投手の集中力を奪うことによって、平常心にさせなくなったことが勝因の多くで、その最たるものが韓国戦の先取点を取られた後の、源田の四球でしょう。
(まぁ、この場面は3点リードしてるんだから、2点までは全然オッケーって余裕を持てなかった韓国サイドに問題がありますが)
一方で日本の投手は余計な四球で相手にチャンスを与えることが少なく、もともと守備が固いことから、仮に打たれても大量失点をさせない展開に持ち込める。
とにかく、四球は守りのリズムも悪くするし、それは打線にも影響し、投手の投球の幅を狭めることにつながる。大谷が死球をきっかけに失点したことからもわかるように、ヒット以外でランナーを出すことの怖さを知れば、ヒット以外でランナーを出してはいけないことのリスクがどれほどなのかわかるでしょう。
(これは今季の巨人にとっても大きな課題)
日本は確かにメジャーリーガーだらけのチームに比べれば、パワーでは劣っているかもしれませんが、ボールにくらいついてファールで粘る技術、ボール球を我慢できる技術は突出しているメンバーだと思っているので、パワーで打ち勝つなんて、そもそも考えていないでしょうし、如何にして塁に出るか?塁に出たら、如何にしてバッテリーにプレッシャーをかけながら味方バッターの援護ができるか、投手は四死球を出さずに、ゾーンの中で勝負する(打たれるのは一向にかまわない)
そこが侍ジャパンが世界で一番誇れるところだと思ってます
だからこそ、テレビで口当たりの良いコメントを残す人たちが、ウケのために誰が打てば、だれが抑えれば!なんて軽く口にするのに首をかしげてしまう。
大谷のバントを見れば、現場がどんな雰囲気で勝負に徹しているかは一目瞭然。
村上が打てなくて叩かれながらも、しっかり四球を選び、犠牲フライを打っているかなんてのは見るべき人が見ればわかること。
よっしゃ!ここは俺が打ってヒーローになってやるぜ!なんて思って、打席に立っている人は皆無でしょう。トップの集まりですから、場面場面で何が一番勝利に近づくか?なんてのは、やってる選手が一番わかってること。
監督としては、采配いらずでこれほど楽なことはない。これだけのメンバーを集めきったあとにやることは、如何にして選手を気持ちよくプレーさせるか、必要な情報を与えられるか、意思統一を徹底できるか、そして大事な場面で決断できるか
そこにつきるでしょうね
全ての試合、そして試合外からもそういうところが、そこかしこに見えるからこそ、このチームに勝って欲しいと心から願いますし、このチームで負けたらしゃーないと思える。
そんな状態にあると思っています
栗山監督が大谷選手に対して投げかけた「野球小僧」という言葉、今、侍ジャパンの選手全員が「野球小僧」になっていることを見れることが、ただただうれしくて仕方ありません。
明日の朝は、全力で応援しましょう
追記
今朝のモーニングショーも栗山監督の現役時代の苦労にまで踏込み、長嶋一茂との逸話を言うくらいなら、テレ朝なんだから、報道ステーション、GetSportsでどれだけ野球脳を蓄積したかまで、踏み込んで紹介してほしかったわ~
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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