「ｼﾞｬｲｱﾝﾂ愛のみんぐ」4/19 巨 5-1 DeNA→吉川復活？山崎伊、今季初登板初勝利！

対 DeNA 2勝3敗0分さがみどりの森球場

勝利投手：山﨑伊 (1勝0敗0S)
セーブ　：
敗戦投手：濵口 (0勝3敗0S)

・投手リレー
巨人：山﨑伊→田中千→大勢　捕手：大城
DeNA：濵口、ウェンデルケン　捕手：山本→伊藤

・本塁打
巨人：吉川 1号(7回裏2ラン) 、中田翔 5号(8回裏ソロ)
DeNA：

日テレG+にて観戦　解説:井端弘和　実況：町田浩徳
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230419_41011_1/)
～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

谷繁氏が「巨人らしい勝ち方」と言ってましたが、まぁそうなんでしょうね。
順位こそ最下位ながら、ホームラン数はリーグ断トツの１５本。
結局は、「ホームラン頼みかぁ～」というガッカリ感はありながら、そこに頼らざるを得ないという現実も同時に味わう勝利だったかなと思う。

解説の井端氏が言っていたが、吉川の送りバントがすんなり決まっていたら、ここで点が入っていたかどうかはわからない、野球は本当に難しい。というのはある意味、核心をついていると思う。

先発の山崎伊はファン、ベンチからの期待もむなしく、開幕前に右肘に違和感を訴え、スタートが遅れることになった、それに対して原監督も当初は厳しい言葉を投げかけたけれど、一番悔しい思いをしていたのは本人でしょう。
TJやっていることもあり、昨シーズンは大事に使われ、本人も自分の身体と会話するように投げていたことと思うが、今シーズンはフル稼働するつもりで挑んでいたはずだし、だからこそ余計に自分に対しての想いはあったと思うが、昨日のピッチング、そしてコメントを見る限り、それがあったからこそ、一歩、前に進めたのではないかと思えた。

相手が嫌がるようなキラーボールがあるわけではない、速球も最速は 151km/hだったが今のご時世、剛速球というほどではない。コントロールは悪くないが、精密機械のような制球力もない、しかし、豊富な球種とのコンビネーションでDeNA打線をうまく翻弄出来ていたと思う。

背番号１９は、上原、菅野といった次期エースを託された背番号

球団の期待は大きい投手だから、今季からはその自覚をもって、さらに良い投手に成長して欲しい。球種こそ違えど、タイプは似ている赤星にとっても、このゲームの山崎伊のピッチングは刺激になったのではないだろか？同じく、スタートに遅れた堀田も含め、昨年、初勝利をあげた投手たちに、初勝利を待ちわびている横川らが戸郷に追いつけ、追い越せという雰囲気が踏まれてこそ、この先の巨人の投手王国への道が開けることになるので、勝敗どころか、内容も読めなかったゲームで、勝利して、前日の戸郷で勝てなかった悔しさを晴らしてくれたことは、今の巨人にとって大きな勝利だったと思う。

後は横川に初勝利がつき、赤星がもう一度、輝く姿を見せてくれれば、ビーディ、グリフィンもゲームを作れるし、菅野が万全の状態で戻ってくる頃には、１年通じてローテが固まるかどうかは別にして、ほんの少し未来が見えてくるような気がする。

このゲームに関して言えば、先制点を取られた直後に逆転できたのが大きかったです。戸郷が投げていた前日のゲームが、同じように味方の援護で逆転できていたなら、戸郷ももっと攻めたピッチングが出来ていたかと思うけれど、それはもう忘れるしかないか。
（つい、タラレバを言ってしまいたくなる）

勝ち越しの犠牲フライと貴重な２ランを放った吉川は、亀井コーチと特訓していたんですね～このブログでも散々、亀井の「変態インロー打ち」については語ってきましたが、それを継承できるのは吉川だというのも言い続けていたので、このコンビの師弟関係は面白いなと思いました。
体調に問題さえなければ、守備は当然だけど、バッティングセンスも優れる吉川ですから、このゲームをきっかけにバッティングが上向くのであれば、チームとしては非常に大きい。

丸もバットの出が良くなったと思ったところで、ゲーム途中で離れてしまいましたから、状況は気になりつつも、吉川の気持ちが少しでも前向きに変わるのであれば、攻撃力という点で本当に喜ばしいことです。

中田のホームランには度肝を抜かれましたし、一気に巨人に流れが来ましたが、それによってまた大勢にセーブがつかないシチュエーションで投げてもらうことになり、歯がゆさも感じますが、先日も言ったように、今の巨人は個人成績よりもチームの勝利が何よりも必要だったので、大勢には腐らずに淡々と投げて欲しいと願ってます。