ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/24 巨 1-0 DeNA → 投打のキャプテンが揃ってお立ち台へ!

DeNA 5勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:戸郷 (5勝1敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:石田 (2勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷 捕手:大城
DeNA:石田→ウェンデルケン 捕手:戸柱

本塁打
巨人:岡本和 9号(2回裏ソロ) 
DeNA

日テレG+ にて観戦 解説:工藤公康 実況:大町怜央
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230524_8003_1/)
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ゲーム前、日テレG+の直前情報のTwitterに投稿した私のつぶやきが


「今日はエースの完封とキャプテンの花火で、また連勝スタートと行きましょう!」


でした。
紹介されることはありませんでしたが、まさにその通りの結果となって、気分は高揚しています


戸郷とはいえ、石田相手ですから、簡単にはゆかないだろうし、点も取れて2~3点、強力DeNA打線相手ですから、こちらもそれくらいの失点は覚悟しなければいけないだろうと、戦前は思わなくもなかったのですが、ヒーローインタビューで言っていたように、戸郷は石田を意識して、絶対に負けたくないという強い気持ちで臨んだのでしょうね。


127球、被安打5、四死球なしの完封劇を見せてくれました。


そこには、吉川や秋広の守備での貢献も忘れてはいけませんし、大城の三振ゲッツーも大きなプレーでした。チームが一丸となって前日の悔しさを晴らそうという意地のようなものが見えました。


7回終了時点で元木コーチが声をかけていたので、そこでお役御免かな?って一瞬思いましたが、ブルペンで準備をしている様子はありませんでしたし、そもそも負けず嫌いの戸郷のことですから、監督やコーチが無理やりにでも交代させない限りは、イケるか?って問いかければ、躊躇なく行くと言ったことでしょう


9回に149km/h を出したことを考えても、恐らく本人は最初から最後まで投げるつもりで、力配分を考えながら投げていたのかもしれません。
ダル直伝のカットボールを解禁すると事前情報にありましたが、まぁ、そこは効果的に機能したとは言えなかったかもしれません。
ただ、2種類のフォーク、スライダーも使いながら、変化球でカウントを取って追い込めたあたりは、大人のピッチングでしたし、DeNA側も的が絞りにくかったでしょう。
コントロールミスもあまり無く、理想的な球数でイニングを積み重ねられたことも大きかった。


関根、京田にはマルチを許しましたが、最も手ごわい宮崎と曲者 桑原をノーヒットで抑えたことが打線を分断させた原因でしょう
昨シーズンの奪三振王ですが、今シーズンはそこまで三振数は多くないのは、長く投げるために打たせて取るピッチングをマスターしようとしているのかもしれませんし、その辺もダルビッシュから学んだのかもしれません。


投手キャプテンということによる自覚も後押しし、チームを引っ張るという意識に芽生えたことも大きいでしょう。
自己記録よりもチームの勝利!というのがインタビューからも垣間見えます。


それがチームに浸透した結果が、あのヒーローインタビューでのブルペン総動員のベンチの盛り上がりの光景だったことが伝わってきます。

ブルペン総動員で大盛り上がり!



実際、映像に出ている限りでは、肩を作ったのは大勢くらいで、それも軽い肩慣らし程度のように見えましたし、他の投手もある程度準備はしていたでしょうけど、そこまで負担にはなっていないような気がします。


エースが最後まで投げ切って、しかもチームが勝利するということが、どれだけ雰囲気をよくするのか?投手キャプテンは戸郷ですが、それを支えるブルペンリーダーとしての高梨の喜びようを見ても、雰囲気が良いのは伝わりますね。


そして、唯一の得点であり、勝利打点をたたき出した打のキャプテンも素晴らしいバッティングでした。ゲームを跨いで2打席連続、ゲームとしては3試合連続となるホームランで、キングタイに並びました。
開幕当初こそ、率はともかく、打球が上がらなくて心配しましたが、やはり頼りになります。


ゾーンに入れば固め打ちするけど、落ちると長い・・・というのが、これまでの岡本でしたが、今シーズンはここまで好調をキープ。暖かくなるにつれて徐々に打球も上がってきたのは嬉しいですね。まぁ、だからと言って雑になって欲しくないですし、今の状態を少しでも長くキープしてくれれば、今日から中田も戻ってくるという話ですし、チーム内でキング争いが始まり、さらに活気づくような気がします


1番に復帰の吉川もしっかり打席でも存在感を見せましたし、守備はさすがの一言


中山を育てたい気持ちは大きいですが、あの守備を見てしまうと、やっぱりレベルが違うという事を感じさせますし、中山にとっても刺激になり、勉強にもなっていることでしょう。
門脇も尚輝さんはスゴイ!とお手本にしている話を聞きますし、よく会話をしているようですから、内野守備という点に関して、現在は12球団の中でも鉄壁に近い状態が作れている感じです
それが投手を助け、好守備が相手の勢いを止め、攻撃にリズムを与えることを考えれば、やはり門脇も外せないなぁ~と・・・・
(バッティングに関しては、まだまだ粗削りですが、惜しい当たりもありましたし、これからどんどん振れてくるでしょう)


あとはオーダーですね


かつての左右病と言われたジグザグ打線や相手投手による日替わり打線はかなり減少し、今回のように左投手相手でも大きく変えないというのは昨年までとは違った部分。
中でも左投手が課題と言われている秋広をずっと使い続けているのは、単に育てるということだけではなく、実際に結果を出していることから欠かせないピースとなり、このゲームでもヒットを放ち、経験を積んでゆく中で少しずつ対応していっている姿を見れているのは、ワクワクします


規定打席には50打席弱まだ足りないですが、このままスタメンにしがみつき、規定に到達した際に10傑内に入っているようなことがあれば、新人王としての奪取点も現在2位、OPSも.901なので、そんな期待も高まります
新人王と言えば、横川も可能性ありますね、抑止点では阪神の村上に続いて2位ですし、ローテにしがみついて2ケタ近くまで勝利を積み上げることが出来たら、可能性はあります。
2軍で先発調整し、赤星に代わって上がってきた田中千晴だって、可能性が無いわけではありません。


その赤星ですけど、ファームでもう一度牙を磨いて欲しいですね。原監督も言うように持っているポテンシャルはこんなものではないはずなので、桑田コーチ、杉内コーチらと徹底的に会話し、新たな武器を手に入れるか、肉体的、身体的な強化も含め、1軍で活躍するための何かをゲットして、また1軍の舞台に戻ってきてくれることを期待してます。


1軍合流となる中田ですが、気になるのはポジションですよね


中田だってレフトが出来ないわけではありませんが、今の時点で一番可能性があるのは、やはり岡本レフト、中田ファーストって布陣になるのでしょう。
岡本が守備位置を変えることで、打撃の感覚もくるってしまわないか?って事が心配なのと、中田の負傷はもともと走塁で起きたことなので、守備、バッティングは問題なくてもしっかり走れるか?ってところが気になります。


交流戦に入れば、DHが使える試合もありますので、そこまで待っても・・・と思わなくもありませんが、DHに関してはむしろ、ウォーカーを使うことも検討しなければいけませんので、悩ましいところです。


原監督は「お楽しみ」って言っているので、先入観抜きで楽しみにしたいと思います。


エースの勝利でDeNAとの3連戦は1勝1敗


今日の東もまた強敵ですが、戸郷のピッチングに刺激をうけ、山崎伊がそれに続くような快投をしてくれれば、まずはカード勝ち越しも見えてきます。
ブルペンはある程度疲労も抜け、しっかり準備してくれるでしょうから、初回から飛ばしてイケるところまで投げ切って欲しいです。
まだまだ1位、2位の背中は遠いですが、チームの勢いは消したくないので、投打がかみ合って、勝利してくれることを信じて応援しましょう。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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