ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/25 巨 5-4 DeNA → 田中千晴 初勝利おめでとう!いい投げっぷりでした

DeNA 6勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:田中千 (1勝2敗0S) 
セーブ :大勢 (1勝0敗9S) 
敗戦投手:東 (4勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊→大江→田中千→高梨→中川→鈴木康→大勢 捕手:大城
DeNA:東→三嶋→上茶谷 捕手:山本

本塁打
巨人:大城卓 7号(5回裏2ラン) 
DeNA:関根 2号(1回表ソロ)、ソト 4号(2回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:篠塚和典 実況:平川健太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230525_8003_1/)
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初回に取られた後、すぐに取り返したあたりは、おぉ~底力ついてきたなぁ~って思ったんですけど、やはりDeNA打線は強いですね。
個人的には関根選手が素晴らしい。
ヤクルトの塩見、中日の大島、阪神の近本・中野もそうだけど、こういうバッターがいるチームとは本当に戦いづらい。
なかなか三振しないし、ヒットゾーン広いし、塁に出れば足を警戒しないといけないし、一発もあったりする・・・本当は重信、松原あたりが巨人の中でそういうポジションにいなければいけなかったのに、自分の理想と期待値が違っていて、別な方向に行ってしまっているのが残念でならない・・・ってゲーム見ながら思ってしまった。
(今の巨人だと、そういうプレッシャーをかけられるのは好調時の吉川くらいか?)


よくよく考えれば、この打線相手ですから、むしろよく4点ですんだなと、赤星、山崎伊が長く投げられなかったのもしょうがないと思えるが、だからこそ、逆に戸郷のスゴさが際立って見える3連戦だったと思う。


この3人とも決して制球は悪くないし、ストレートだって140km/h後半、150km/h以上だって投げられるし、なんなら球種の豊富さは赤星、山崎伊は戸郷以上。表情を変えずに淡々と投げられるところも同じ。


なのにこの違いは何なのかなぁ~と・・・


経験値が違うというのはもちろんなんだけど、やはりパワプロ的に言うと「威圧感〇」なのかもしれない。


個人的にだけど、私の中で赤星と山崎伊は宮國とカブってる。


制球は悪くない、ストレートもソコソコ早い、球種も持ってる、何より共通しているのは「フォームが綺麗」ってことと「性格が優しそう」


確かに戸郷はアーム投げに近く、独特のフォームで打者から見ると、タイミングが取りにくそうなのは一目瞭然。子供たちにも、もしマネをさせるのであれば戸郷ではなく、赤星や山崎伊のフォームをマネさせたいし、実際、宮國の入団時の投球フォームは今でもビデオを見せて、マネさせている。


ただ、それだけでは通用しないのがプロのトップレベルの世界なんですね~


結局はタイミングの外しあいですから、杉内のように140km/h前後のストレートしかなくても奪三振王が取れるし、ヤクルトの石川のように工夫を重ねることで抑えられる。
もちろん、最低限、ゾーンで勝負できるというのが前提ですけど、赤星、山崎伊がここからレベルを1段、2段あげるためには、ひと工夫必要だというのを見せつけられたような戦いだったと思いますし、逆に、そういう武器を手に入れることで、タイトル争いが出来る投手になる資質は持っているということもわかりました。


前日の戸郷の完封劇により、ブルペンの準備は万端で、恐らく皆な、行く気マンマンの空気感だったでしょう。結果的に7人をつぎ込むことになったのは予想外でしたが、その誰もが何とか自分の役割はこなしてくれたかなと。


結果的に勝利投手となった田中千晴も前回の反省を生かし、投げっぷりは良かったです。

ギター侍、初勝利おめでとう!



てっきり、赤星の穴を埋めて、先発適性のテストをするのではないかと思っていましたが、先発が早期降板した場合のロングリリーフとしても使えることは見えました。
7人つぎ込めば、制球定まらなくて四死球祭りになることもありますが、5イニングで2個ですから、優秀だったと思います。


勝ち越しがかかるゲームでしたから、ベンチも躊躇なくドンドン代えてゆきましたし、恐らくブルペンもそれに備えて準備が出来ていたことが何とかギリギリで凌いだ結に繋がったことでしょう。
出来れば、8回は中川に一人で絞めて欲しかったですが、まぁ、これからですね。


東の調子から考えて、2回の2失点が重い序盤になりましたが、大城の一発で振り出しに戻してくれたのは大きかった
先発で起用すると微妙なウォーカーに代わって、このゲームではブリンソン。
彼のチャンスメークからの吉川、坂本の連続タイムリーは胸が透きました。
そんな中で、門脇の送りバントは貴重、1打席目にヒットを打ち、少しずつ成長を見せている門脇ですけど、なにげに犠打の安定感は侮れない
今は布陣のこともあって先発起用に応えてますけど、オコエとか萩尾がベンチに入ってくると、さすがに岡本を外野で使うわけにはゆかないので、恐らくですけど、よほどバッティングの調子が上がらない限りは、シーズン終盤での犠打要員からの守備固め、ってところが今の門脇の落ち着くところになると思ってますが、逆にそんな大事な役割を任せられる選手もそうそういないわけで、彼の今後の動向にも目が離せません。


中田の復帰により、打順もいじってきましたね、坂本2番はまぁありそうだなと思いましたが、3番秋広はどよめきが走りました
でも、そんな中でも一発回答を見せたのは素晴らしい。
「我慢できない原監督」なんて、アンチの方には言われますが、原監督は結構、チャンス与えてますよ、そんな中で球界を代表する選手に上り詰めることが出来るのは、そういう機会にしっかり答えを出せる人
ファンが秋広に魅了されるのは、そういうところでしっかりアピールできていることで、しかも試合をこなすごとに成長しているところが見えるところでしょうか?


とにかく、ケガをしないで、最後までしがみついて欲しいですね、その先に栄光が待ってるし、ファンもそれを期待している。
DeNAとの戦いで、背番号55の先輩が代打に立った時に、感慨深いものが走ったのは内緒です(笑))


キツイかなぁ~と思ってたビハインドゲームを制し、何とかDeNA戦を勝ち越しで終了。
次は甲子園に乗り込んで、首位の阪神との3連戦です。


初戦を任される横川には荷が重いかなぁ~という気もしますが、逆に、ここを取れば大きな自信も手に入れられることでしょう
現在、負ける気がしてないんじゃないか?ってくらい阪神は好調なので、こちらはチャレンジャーとして挑むことになります。
恐らく、阪神サイドは「1つ勝てればOK、でも普通に戦えば勝ち越せる」くらいに考えているでしょう、こちらとしては3連勝して、少しでも慌てさせたい気持ちも無いわけではありませんが、そのために無理をして後に響いても仕方ありません


来週からは交流戦も始まりますし、シーズンとしては互いに様子を見ながら、ジャブの打ち合いが続いているという段階で、時折、ギアをあげて戦っている感じ。
百戦錬磨同士の監督だから、ギアの上げ時が難しいけど、今はまだその時じゃないかなという感じはするので、馬なりに戦いながら、時折見せる采配に注目したいと思う。
とはいえ、追いかける立場ですから、余裕が無いのはコチラの方
多少の無理は承知の上で、何とか勝ち越しして良いイメージで交流戦に入ってゆきたいですね。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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